2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
デザインとは、あらゆるものを”より良くする”ための行為である。そして”より良い”と感じるのは私たち人である。となると、発想の真ん中には必ず「人がどう感じるか」を置くことが重要になる。 著者は本書を通して、「これからの経営にはデザインの創造性と美…
身体を使うのはスポーツや武道のような運動のときだけではない。日常のすべての活動において、私達は身体を使っている。そんな日常での身体の使い方について、本書では語られている。 スポーツの本というとどうしても専門的になりすぎて理解できないことがあ…
アドラーの言う通り、「すべての悩みは対人関係の悩みである」ならば、人間の行動原理となる人間心理について分析する心理学は、多くの問題を解決できる、最も汎用性の高い、最強のビジネススキルではないか。そう考えたのが、著者が心理学にのめり込んだ理…
著者は書評YouTuberである。難しくてなかなか手を出しづらい古典作品を、とてもわかりやすく噛み砕いて説明してくれるので、評者は日頃からとてもお世話になっている。低めの渋い声が魅力的で、ダンディーでかっこいいおじさんを想像しながら本の説明を聞く…
私たち学者は、ともすれば知識だけを積み上げて記憶した「ハードディスク」のような存在になりがち、と、著者の竹中平蔵氏は記す。大量の情報が詰まっているけれど、それだけでは何も価値を生み出さない、と。では、必要なのは? 「CPU(中央処理装置)」、…
本書では、生き方、時間の使い方、習慣、お金の使い方、学び方などの五つの分野について、常識や世間体を気にせず自分の人生を取り戻すための、一見非常識と思われるような方法が書かれている。 さらに、過去にも複数の著作で著者が主宰するオンラインサロン…
著者は、脳内科医、医学博士にして株式会社「脳の学校」代表。脳番地トレーニングの提唱者である。本書でも脳に関する知識や、ビジネスへの転用についてなど書かれているが、大事なのは「センス」で、脳の感度をいかにして上げ、その「センス」を磨くことが…
元外交官である著者が1968年チェコスロヴァキア日本国大使館在勤中に遭遇した民主化運動「プラハの春」を小説化。上巻では1967年からプラハの春改革前夜となる1968年3月までを事実とフィクションを織り交ぜながら緊迫感のあるタッチで描かれている。文庫本の…
服が濡れているという事は雨が降ったんだろう。では、なぜ雨が降り出したのか。本書ではこのように起こった事象から遡って、なぜなのか考えることをまず求めている。 この考えた結果、つまりマイ・ストーリーに正解はない。筋が通っていて、腑に落ちるならば…
最近はあまりビジネス書を読んでいないので、たまには経営感覚にも刺激を与えなくては、と思い、本書を手にした。デザイン経営という言葉は知らなかったのだが、デザイン手法を経営に持ち込むことなのかと想像して読んだのだが、そうではなかった。 「これか…
本書はコンサルタントの現場が非常によくわかる本である。IT化DX化をしたい時にまずこれを読めば、どのように頼んだらどんなことができるのかがわかるだろう。 本書では11もの事例をもとにコンサルタントがどんなふうに仕事をしているのかがよくわかる本だ。…
本書は昨今の教養ブームに一石を投じる一冊です。あなたは「頭がよくなりたい」「頭がよかったら…」って思ったことはないでしょうか。そんなあなたに朗報です!「頭がいい」とされてきた、過去の蓄積である知識の価値が急落して、これからは未知のことを考え…
漫画の擬音のなかに「ちゅどーん」という物がある、「ドカーン」なら分かるが「ちゅどーん」である。そんな一般的な発想の壁を壊すセンスとその鍛え方について、著者の見解が纏められているのが本書だ。 本書のセンスには作業の効率化も含まれる。同じ作業を…
どうしてこの作品の書評を今まで書いていなかったのだろうか。『火の鳥』と私には、単なる読者として以上の関わりが有ったのにもかかわらず、すっかり思い付かないでいた。 漫画家 手塚治虫が自らのライフワークと認めた火の鳥は、時間と時空を超越した存在…
女性は男性脳をどれくらい理解しているのか。恋愛本を突き詰めると相互理解が重要であるという結論に行き着く。だからこそ内容が似てしまうのだが本書は少し違う。男性が行うLINEへの理解が深いのだ。 既読スルーが増えたときは…適切な文章量は?話題の数は…
或る会社経営者から、行方知らずになって一ヶ月になる妻を探す様に依頼された主人公 私立探偵フィリップ・マーロウ。彼女の最後の手がかりは、エルパソから送ってきた電報で、「メキシコデ離婚スルタメ国境ヲコエル クリスト結婚スル」という内容だった。ま…
ゴミから生まれたゴミ人間プペルと父を亡くした少年ルビッチの葛藤を描いた絵本。"大人も泣ける感動物語" "煙に覆われたえんとつ町"と言う世界観!星空を見た事がない住人達!星空?普通ならこの状況で欲しいのは太陽じゃない!?面白い。1つの太陽ではなく…
近代日本では太平洋戦争について話題に触れることはほとんどありませんし、語り継がれる機会もなくなりつつあります。戦争の悲惨さを憂い、もう二度と戦争を起こすべきではないという論調が多くを占める一方、戦争自体の分析をここまで行っていたという事実…
姦通の罪により切腹を言い渡されるも、「痛ぇからいやだ」という理由で流罪になった旗本・青山玄蕃。そんな一見自分勝手な青山と、押送人である石川乙二郎との道中が描かれている。 押送人の石川は十九歳で真面目一筋。そんな石川が道中で青山という人物に触…
本書は2017年12月に発刊されたものだ。2017年8月定例会(井上 公造 × 堀江 貴文)、ホリエモン祭 in セブなどクローズドコミュニティの過去の活動をのぞき見ることができる。 「HIU限定会員制バー」の記事では東の「ZePlus」と西の「0-HATSU」の徹底比較が行…
本誌は、堀江貴文氏が主宰するオンラインサロン堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の魅力を伝える季刊誌であり、本誌を読むことによりHIUとは何かがわかる。もちろん本書評ブログも紹介されている。 評者はHIUへ入会し3年半になる。一つのことを3年続ける…
堀江貴文イノベーション大学校(以下、 HIU)は「秘密のグループ」だ。 HIU内の具体的な情報をSNSやブログなどで公開することは禁止されている。そのため、HIUという単語は堀江さんのメルマガやblogで頻繁に耳にし、楽しそうな雰囲気は醸し出されているもの…
本誌は2020年2月1日と2日に開催されたホリエモン万博2020の内容を中心とした構成となっている。その他にもオンラインサロンのHIUについての説明が詳しく書かれている。ホリエモン万博というイベントが何だったのか気になっていた人、HIUとは何なのか気になる…
SALON DESIGN vol.8は、HIUの編集学部で作られた雑誌だ。仕事ではなく、雑誌作りに興味がある方が集まって雑誌を作っている。まさに、やりたい事を仕事に!だ。一昔前には無かった、自分の好きを仕事にするという考え方。昔と違い今後は、自分の好きや個性が…
伝説のホリエモン万博の全てがわかる本である。特にホリエモン万博の醍醐味は怒涛のトークショーであったと言っても過言ではないはずだ。今号には怒涛のトークショーを彷彿とさせる堀江貴文氏と竹中平蔵氏、佐々木俊尚氏らのインタビューが掲載されている。 …
本誌は、働き方、生き方をデザインをテーマに各スペシャルゲストをインタビューしている。一冊500円の『SALON DESIGN』を読めば、物の考え方、世の中の一歩、二歩先を行く、情報がいち早く手にすることが出来る。本と違って、インタビュー形式なので、読…
「働き方、そして生き方をデザインする」をコンセプトに堀江貴文氏のオンラインサロンHIUのメンバーが集まって制作されたのが本書です。各界で活躍されている方達のインタビュー記事やオンラインサロンで一体どんなことが日々行われているのか等もこの雑誌を…
2020年ホリエモン万博の各種コンテンツの模様に加え、6人の著名人へのスペシャルインタビュー、HIUの学部・分科会の紹介などの記事が掲載されています。その中でも私が特に気になった記事「HIUの達人インタビュー」にフォーカスしようと思います。 今号で特…
堀江貴文イノベーション大学校(HIU)が発行元となっている、HIUというオンラインサロンの活動を紹介するこの冊子も、号数を重ねて8冊目である。今回のNo.08では、残念ながらこれが最終回となってしまった2020年2月に執り行われた『ホリエモン万博』及び、当…
バックパッカーに憧れる人は多い。しかし、様々な事情で実現が難しい人もまた多いことであろう。時間がない、体力がない、優雅な旅に慣れてしまったがゆえに貧乏旅行に戻れない等など・・・そんな人に是非読んでいただきたい。 この旅行記は著者の体験をダイ…