HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:朝倉寿雄

【書評】ホリエモン万博とは? HIUとは? 『SALON DESIGN No.8 2020 Nov.』

本誌は2020年2月1日と2日に開催されたホリエモン万博2020の内容を中心とした構成となっている。その他にもオンラインサロンのHIUについての説明が詳しく書かれている。ホリエモン万博というイベントが何だったのか気になっていた人、HIUとは何なのか気になる…

【書評】なるほど!地方議会の仕組み! 『地方議員は必要か 3万2千人の大アンケート』

2019年の統一地方選挙に合わせて、地方の政治を深堀りする取材をしたいという企画が立ち上がり、全国の3万2450人の地方議員(都道府県議会議員、市区町村議会議員)へ議員の活動に関するアンケートを実施した。各議会の事務局宛に人数分送付し、そのうちの59.6…

【書評】メイプルスには期待せざるを得ない 『メイプル戦記』

1992年、プロ野球のセントラル・リーグに女性選手だけのプロ野球球団「スイート・メイプルス」が参戦した。他球団は男性選手ばかりで勝負にならないと思われていたが、野生の勘が冴える広岡真理子監督、心は女性である甲子園優勝投手の神尾、多彩な変化球だ…

【書評】何も知らないまま相続の時を迎えると、損したり争いが起きるので、知っておこう『まんがでわかる得する相続 2020年新制度対応版』

人の死は突然やってくる。死後は種々の事務手続きなど嵐のような慌ただしさ。ひと段落ついて落ち着こうと思った時に、相続という作業が待っている。その時になって初めて相続に向き合うような状態になると揉めることが多い。すなわち誰が家などの不動産を相…

【書評】リーダーの習慣『結果を出すリーダーはみな非情である 30代から鍛える意思決定力』

非情になれず情にあふれた経営者は結果的に多くの従業員や取引先を悲劇的な状況に引きずり込む。逃げずに合理的な思考で問題と向き合う習慣の大切さを説いた一冊。 会社を立て直すためにどうしても辛い判断をしなくてはならない時がある。物の問題ではなく、…

【書評】人生の攻略本『ビジネススキル大全―――2時間で学ぶ「成果を生み出す」全技術』

働く業界や会社が変わっても通用するスキル。いわゆるポータブルスキルについてまとめられている。著者は1万冊以上のビジネス書に目を通し、3万人以上のビジネスパーソンにアドバイスしてきた経験を基に、ビジネスや人生で役立つスキルをまとめている。関連…

【書評】YouTube まずはアナリティクス機能から!『マンガでわかる YouTuber養成講座 世界一のRyan’s Worldのノウハウ公開!』

YouTubeのチャンネル登録者数が2790万人(2021年1月5日現在)のRyan’s World。小学生のライアンがおもちゃで楽しく遊ぶ動画を投稿している。このチャンネルのマネジメントをしているのがライアンの父のシオン・カジ(福島県生まれの日本人)。本書はシオン・カジ…

【書評】数年後に読んでも実感できない。今まさに読むべき! 『ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論』

本書は新型コロナウイルス感染症によるインフォデミックそれに伴う緊急事態宣言発動からの経済破壊について、特にテレビのワイドショーが強い影響を発していたという著者の主張が中心である。ただ、ワイドショーの批判に終始することはなく過去の感染症の歴…

【書評】スマホは目的達成のためのツールでしかない! 『スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル』

今や誰もが持っているスマホ。検索やSNSなどの各種アプリや強力な機能が備わっている。強力すぎるあまりスマホを使いこなすことやスマホに依存することが目的になっていないだろうか。スマホというのは、あくまでより良い人生を送るためのツールの1つにしか…

【書評】とりあえず、ちょっとやろうぜ! 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』

ビル・ゲイツの前でプレゼンを行い、Windows95を世に送り出した著者の実体験を基に時間の大切さ、スピードの大切さを説いている。”時間を制する者は、世界を制す””一度立ち止まって、時間の使い方に徹底的に向き合う” 何で仕事が終わらないんだ。期限内に終…

【書評】君の抱えている問題は技術で解決できる! 『MBA 問題解決100の基本』

本書は問題にぶち当たった時にぜひ読んでもらいたい。問題解決の技術を100個解説したものである。人生は問題解決の連続だ。日々あらゆる問題に悩まされているだろう。順調にいっている時と比較して、問題にぶち当たった時は何とまあ難攻不落な壁が自分の前に…

【書評】人口は減り続ける! ・・・ということは 『未来を見る力 人口減少に負けない思考法』

「人口減少を止める」、「少子化に歯止めをかける」などウケの良い言葉を言う人も少なくない。そんな言葉の数々に対して「待てよ!もっと現実を見ろよ!日本の人口は今ですら年間50万人減っているし、2040年代には年間90万人減る予測だ。人口に関する未来予…

【書評】契約内容はしっかり確認しよう 『正直不動産』

不動産会社で営業をしている永瀬。老夫婦のアパート建て替えの契約では言葉巧みに誘導し、素人が読み取れないレベルの条項を契約書に盛り込む。「不動産営業は嘘ついてナンボのイカレた世界」。そんな言葉も発しては勢いづいていた永瀬だったが、とある石碑…

【書評】契約内容はしっかり確認しよう 『正直不動産』

不動産会社で営業をしている永瀬。老夫婦のアパート建て替えの契約では言葉巧みに誘導し、素人が読み取れないレベルの条項を契約書に盛り込む。「不動産営業は嘘ついてナンボのイカレた世界」。そんな言葉も発しては勢いづいていた永瀬だったが、とある石碑…

【書評】営業は断られて当たり前!『ごくフツーの営業マンが何でも売れる営業マンに変わるすごい「売り方」』

営業は断られて当たり前というマインドこそが、結果的には営業の成功率を上げていくという内容の本である。 会社で営業を担う。イベント開催時に協賛の営業に回る。作品を広めるために営業を行うなどなど挙げればキリがない。その過程で断られることが多くな…

【書評】 時短のポイントは具体的なイメージ 『時間もお金も増える習慣』

著者は現在、女性起業ビジネスプロデューサーとして活躍しているが以前は普通の会社員だった。本書は、普通の会社員から脱却して現在に至るまで大事だと思った著者なりの考え方を示している。キーワードは習慣だ。 目標のない習慣に意味はない。目標が無けれ…

【書評】ざっくりでいいから、図で書く! 『ビジネス基礎体力が身につく 決算書を読む技術』

本書は、決算書を読む技術を身につけるための方法を示している。身につけるためにはざっくりで構わないから、図解し、手を動かすことが大事だ!ざっくりと実践しよう!決算書の数字の羅列に拒絶反応を示す人に特にオススメだ。ざっくりと図解して拒絶反応を…

【書評】次回作の脚本家募集中!!『軍産複合体のアメリカ~戦争をやめられない理由』

今年に入って、イランのソレイマニ司令官が米軍によって殺害された。トランプ大統領はその正当性を主張。その後イランによる民間機の誤射などいろいろなことがあり、これを書いている1月16日時点では戦争には突入しなさそうだ。私は司令官の殺害の報を聞いて…

【書評】こんな奴は応援したくない! 『マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ)』

本書はマンガで分かる心療内科シリーズの一冊であり、依存症の中でも行為依存について紹介している。物質依存である(酒・タバコ・薬物)の巻もあるので、興味のある人はそちらも読んでもらいたい。本書も他の巻同様、マンガで面白おかしく解説されていて、読…

【書評】何度も読んでしまう推理小説『名探偵の掟』

本書を推理小説と呼んでいいのかどうかは意見の分かれるところかもしれない。とはいえ、探偵が事件を解決していくので推理小説ということでいいだろう。通常の推理小説は何度も読み返すということはない。1回読んで、その後の答え合わせのためにもう1度振り…

【書評】大昔から知られていた、失語症『失語症の源流を訪ねて 言語聴覚士のカルテから』

主に脳血管障害の後遺症として発症する失語症。スムーズに話すことができない非流暢性失語、話すことはスムーズだが意味の通らない言葉を言ってしまう流暢性失語などいろいろなタイプがある。本書は、その失語症の解説もさることながら、失語症の源流すなわ…

【書評】目の前の人を飽きさせるな!『堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン』

私は今週、とある講演を行うことになっている。そのために資料の準備やシミュレーションをしているが、イマイチ自信が無かった。そんな時にこの本に出会った。正に今の私にピッタリの本である。私のように何らかの発表を控えている人や定期的に発表の機会が…

【書評】僕はここにいてもいいんだ! 『マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編』

本書は、アドラー心理学を漫画で楽しく笑いながら会得しようというものである。真面目にアドラー心理学を学びたい人は、『嫌われる勇気』などの類書を読めばいいだろう。本書はちょっとコミカルだが、読み終えるころにはアドラー心理学の何たるかを感じ取れ…

【書評】人生の最後に何を食べたい? 『最後まで口から食べるために①』

過去には、飲み込みの機能が落ちたら胃瘻等の経管栄養を選択するというケースが多かった。対して現在は、何とか最期まで口から食べさせてあげたいという支援が流行となっており、少しでも食べられる可能性のある人には希望の持てる時代に変わってきている。…

【書評】パウル・クレーの世界観『もっと知りたい パウル・クレー 生涯と作品』

本書は、画家パウル・クレー(以下クレーという)の生涯を記している。多くの作品も掲載されており、クレーのファンだけでなく初めてクレーを知る人にも見応えのある内容だ。 クレーの作品は言葉で説明するのが難しい。独特というべきか、不思議というべきか。…

【書評】これぞ会社の博物館!『会社四季報 2020年1集 新春号』

表紙には、配当に積極的な企業を探せ!と書いてあり、株式投資向けの本であることが前面に出ている。とはいえ、よく見ていくと株式投資としての見方だけでなく会社の博物館という見方もできる。 まずは株式投資についてだ。予想配当利回り、業績予測、チャー…

【書評】あなたの会社、どうしたら潰れます?『経営のやってはいけない!』

事業を起こすということは分からないことだらけ。知らなかったら損をすることだらけ。そこで焦っていろいろな本を読んだり、セミナーを受けに行ったり、コンサルタントの話を聞きに行ったりする。成功する社長もダメだった社長も皆、間違いなく努力している…

【書評】特に第5章は組織論の教科書 『地方創生大全』

冒頭から突然だが全ての人に第5章の組織の活かし方を読んでもらいたい。ここには地方に限ったことではなくどんな組織でも陥りやすい点が解説されている。私も経験があるが、満場一致の原則があると反対意見を述べづらいことが多い。また、「これだけ時間をか…