HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】Amazon〜小売業界の和田アキ子〜『 amazon 世界最先端の戦略がわかる』  

とにかくAmazonの凄さを語る作品です。皆がいつも使っているAmazonの最大の収益は小売ではありません。あなたは何屋さんなの?ってくらい手広い。小売業に関わらず、事業を拡大するための秘訣と現実が全て描かれています。 面白ポイント①amazonの収益構造が…

【書評】新しいことに挑戦できる、魅力的な人はごく僅か『空調服を生み出した市ヶ谷弘司の思考実験』

地球温暖化を解決するために構想し、導き出された「空調服」本書では、それを発明するに至った著者の思考の世界や、その実験について書かれている。 空調服の始まりは、地球温暖化防止を目的とし「エネルギーをあまり使わないクーラー」という著者の思いつき…

【書評】舞台のド真ん中でハッタリをかまそう。『ハッタリの流儀』

この本が、私が初めてマトモに読んだ著者の本です、多分。それまで、著者に対しては報道で知る以上の知識が無かったのでしたが、どれか読んでみよっかな〜と思った時に、ちょうど発刊したタイミングだったのが、この本を手にした理由。そう、たまたまではあ…

【書評】時間とはすなわち生活であり、人間の生きる生活は、その人の心の中にある。『モモ』

「時間」とは、いったい何だろう?機械的にはかることのできる時間が問題ではない。そうではなくて、人間の心のうちの時間、人間が人間らしく生きることを可能にする時間、そういう時間が私たちからだんだんと失われてきた。このとらえどころのない、謎のよ…

【書評】丸と線だけで、人に響くプレゼンが出来る 『なんでも図解――絵心ゼロでもできる! 爆速アウトプット術』

会議,プレゼン等の場で伝えたい内容が相手に伝わらず、ダメ出しをされてしまった経験はありませんか?本書では、誰にでも描ける図と文章を組み合わせることで、伝えたい内容を格段に分かりやすくする方法が紹介されている。 評者は絵が下手である。しかし…

【書評】暴走した「自由」は毒となる。過度な「民主」は枷となる。『「自由」が「民主」を喰う-迷走するグローバリゼーションの深層』

近年、英国のEU離脱や米国のTPP離脱に代表されるように、国際的な枠組み,取り決めから一部離れ、グローバルな自由を国家の民主によりコントロールしようという動きが見られるようになった。本書では、様々な事例と共に、その守られるべき「自由」とそこに秩…

【書評】自由への挑戦状『自由が民主を喰う 迷走するグローバリゼーションの深層』

ネット技術の発達により、個々人の活動やつながりが国という枠組みを越えて、世界中の様々な人と繋がることが可能となった。グローバル化による多大な恩恵を受ける一方で、グローバル化がもたらした負の側面があることを忘れてはならない。 グローバル化によ…

【書評】“正義中毒者”のための薬『人はなぜ他人を許せないのか?』 

社会を変えようとする人は、ねらっていなくても炎上してしまう。空気を読む文化の日本にとって少しでも逸脱したり、同調性を乱したりするような発言は炎上する。ときには自殺にまで追い込んでしまうような言葉を使って非難する人もいる。しかし、そもそもな…

【書評】この本のポイントは“幻想”『科学的な適職』

「自分が本当にやりたいことは?」「自分にとってベストな仕事とは?」本書を読んで、この幻想をしっかり捨ててください。 『無計画のまま享楽的に生きるのではなく、かといって適職の幻想を追い続けることもなく、目の前の選択肢についてしっかり考えたら、…

【書評】誰かにとっての何者かになること。『あえて数字からおりる働き方』

転職を重ね、12個の会社を経験した著者が語る、新しい時代の働き方とは。 何者かにならなければいけない。でも、何をしたらいいのか分からない。そんな不安を抱えている人は多いのではないだろうか?まずは誰かにとっての何者かになることから始めよう。 で…

【書評】会話がしんどい、から卒業したいあなたへ。『元コミュ障アナウンサーが考案した会話がしんどい人のための話し方・聞き方の教科書』

著者は、ニッポン放送のアナウンサーであるが、入社した頃はいわゆるコミュ障で、コミュニケーションを上手く取れないばかりか、ゲストからも「絡みにくいアナウンサー」と疎まわれてしまったこともあるくらいだったそうだ。よくもまぁ、それでアナウンサー…

【書評】給料が10%上がるのに比較して、仲の良いパートナーと結婚すると767%幸福になる。『科学的な適職』

適職とはなんでしょうか?。給料が10倍になること?。給料が10倍になると10倍幸せ?。適職とは幸福度が最も高い仕事のことです。 タイトルにも書きましたが、給料が10%上がっても大して幸せにはなれず、結婚すると767%それよりも幸福に、健康になると6000%…

【書評】人が会社を辞めるメカニズムについて全部書いている本『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』

会社を辞める。どんな人が辞めていくでしょうか?。労働時間が長くて身体を壊したから?、親の介護?、ヘッドハンティング?。 会社で働く人がどう言った時にやめるか。3つに分けて考える必要がある。ピラミッド型で下からから①心身コンディション、②働きや…

【書評】何かを書けることは、何かを変えること。100の言葉よりまず絵にしてみよう!『なんでも図解 絵心ゼロでもできる!爆速アウトプット術』

子供の頃は紙とペンさえあればずっと絵を描いていたのに、大人になると驚くほど絵を描く機会ってなくなる。これは非常にもったいない。絵や図には、頭の中のイメージを伝える力がある。リアルタイムで、イメージを具体的に共有するのにもってこいのツールな…

【書評】人間の脳は職業選択に向いていない!?『科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方』

「適職」とはなんだろうか?自分の才能が発揮できる仕事?好きなことができる仕事?楽して稼げる仕事?人に喜びを与えたい?人それぞれあるだろう。だが全ての人に共通して言えるのは、「幸せに暮らしたい」ということではないだろうか。 いかに憧れの会社に…

【書評】管理職必読。健康的会社経営『辞める人・ぶら下がる人・潰れる人』

「良い人材が健全に定着する組織を科学的に作る」本書の内容をコンパクトにまとめた素晴らしい一文です。 「辞める人、ぶら下がる人、潰れる人」、本書のタイトルを聞いて読者の皆様もイメージがつくと思います。離職する人、ぬるま湯に浸かる人、精神的に異…

【書評】会社の味方になるITを知ろう『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』

「この作業面倒だな…」「なんでこんな昔ながらのやり方しているのだろう…」仕事をしていて、こんな風に思ったことはないだろうか。少しでも自社業務に疑問を持っている人こそ、本書を読んでITを活用していく上で必要となる考え方やヒントを得てもらいたい。 …

【書評】雑談が無意味と感じあなたが、無限に話せるようになる!?『話し方・聞き方の教科書』

アナウンサーという仕事は本来、コミュ障とはもっとも縁遠い存在であるはずだ。原稿を読むだけでなく、番組ではトークの瞬発力は必須であろうし、進行役として俯瞰して全体を見なければならない。日々多くの人とも接することであろう。そして何より局の顔で…

【書評】浅い関係の同僚とエレベーターまで無言・・『話し方・聞き方の教科書』

君たちに武器を授ける。武器?そう。コミュニケーションに必要なのは『一歩踏み出す勇気!』では無く、5秒後に役立つ武器であり、その武器が読者に勇気を授けることになる。 この本はRPGの説明書ではない。コミュニケーションが苦手な人のための実践書である…

【書評】本を触媒にして思考プロセスを変容させる『探求型読書』

読書をしているとき、人は受身になりがちである。「読書とは著者の言い分を理解して、知識を吸収するためのもの」という思い込みがあるから、普通はそのまま著者の視点に飲み込まれてしまう。 探求型読書はその反対である。読書とはどこまでも主体的なもので…

【書評】お客さんに商品を「欲しい!」と自然に思わせることで、セールスを不要にする。『化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則 』

あなたはマーケティングとセールスの違いを説明できるだろうか?マーケティングとは「顧客をつくり、維持する仕組み」である。つまり、「セールスを不要にすること」がマーケティングを行う究極の目的といえる。 一度商品が購入されたあとも、顧客と積極的に…

【書評】一言一言、本からドリップしていく『探求型読書』

探求型読書とは本を読むことを目的とせず、「本を手掛かりにして、考えること」を意味します。 探求とはあまり聞きなれない言葉だと思いますが、劇的に変わっていく現代において重要な考え方になり、既存の固定化された知識の枠組みを打破し、新しい問いを見…

【書評】最高の自己投資『成功したければ本を読め!』

みなさん、「いいね!」の掛け声でご存じの方もいると思いますが、本書はYouTube総再生回数は1.7億回以上、チャンネル登録は100万を超す、日本一のYouTube講演家、鴨頭 嘉人 氏の学習方法のエッセンスが書かれてます。 この本の目的は「本だけを読め」ではな…

【書評】モノゴトの真髄に至るには?『空調服を生み出した 市ヶ谷弘司の思考実験』

「納豆は、腐敗しているのか、それとも発酵しているのか?」、さらには「円周率(π)の数値の列から未来のノーベル賞対象論文を探す方法」など、普段考えたことがない内容を事例として、著者の思考方法をトレースしながら、モノゴトの神髄を理解する方法を解…

【書評】あなたの会社の成長のお手伝い!『ダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則』

本書のテーマは「ダイレクトマーケティング」これこそは売り上げをあげるための重要なポイントになります。 時代の変化に伴い様々なプラットフォームの出現し使用する媒体の変化も代わっていきます。少し先の時代すら見通せず不安になってしまうかもしれませ…

【書評】すべての欲求は、シンプルに貢献を行えば満たされる。『12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと』

人生に絶望し、「うつ」に陥り、マンションの12階から飛び降り自殺を図った本書の著者モカ。そこに至るまでの経緯、入院生活での経験、その後始めた「お悩み相談」の活動、そして悩んでいるすべての人に伝えたいモカからのメッセージが綴られている。 モカ…

【書評】ITアレルギーの方にオススメ!『バックオフィス最適化マップ』

効率化の先に増益がありますか? 本書は着金まで視野に入れており、ただの無駄削減を進めているわけではありません。 バックオフィスとは総務や経理などの社内で顧客と直接接することのない職種や業務などを指します。最適化とはその分野において人間の手間…

【書評】警官だが今日はフリー・ランスなんだ。『リンゴォ・キッドの休日』

「神奈川県警二村刑事のお宅ですね」そ奴は言った。舌先でとろりと溶かしたチョコレートみたいな女の声だった。しかし、警官には違いない。警官は揃って、どこの地図にも載っていない方言をはなすのだ。 舞台は横須賀、銃はトカレフが一丁、死体は三つ。そ…

【書評】未知に挑む、だから面白い!『空調服を生み出した市ヶ谷弘司の思考実験』

夏のうだる暑さを乗り切る上で画期的な発明に空調服があげられる。ジャケットに付いたファンが服内の空気の流れを作る。人間が出す汗の蒸発を促進し、蒸発に必要な気化熱が放出されることで人の体温が下がり、涼しく感じる。コストパフォーマンスは抜群で環…

【書評】洗練された製品は、遊び心から生まれる『その仕事、全部やめてみよう~1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」~』

今、当たり前のように行っている仕事は、本当に必要なものなのか?本書で紹介するのは「To Doリスト」ならぬ、やらないことを明確にする「To Stopリスト」だ。 例えば、定例会議や手作業での集計、資料作成等がそれにあたる。何かを新しく始めるときや、忙し…