HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】メタバースから学ぶ現代の組織作り『世界2.0〜メタバースの歩き方と創り方〜』

「そうかメタ(高次元の)とはこういう意味か!」コレが自分がこの本を読み進めていく過程において感じた感想でした。 そしてそのあとに続く感想は「これは全てのコミュニティにおける組織作りに応用出来る!」でした。 自分が初めて佐藤 航陽氏の著書に興味…

【書評】メタバースから学ぶ現代の組織作り『世界2.0〜メタバースの歩き方と創り方〜』

「そうかメタ(高次元の)とはこういう意味か!」コレが自分がこの本を読み進めていく過程において感じた感想でした。 そしてそのあとに続く感想は「これは全てのコミュニティにおける組織作りに応用出来る!」でした。 自分が初めて佐藤 航陽氏の著書に興味…

【書評】今日からこれで防災だ!『緊急事態宣言対応 最善最強の防災ガイドブック』

なぜ、私が本書を読むきっかけとなったのは、何か防災について知ってみたいなーと感じたからですと感じたか本書はどういう本かというと、忘れた頃にやってくる巨大大噴火や感染症パンデミック、どこで生じてもおかしくない大地震のような世界有数の自然災害…

【書評】読むのが寝る前の楽しみでした。『スイート・ホーム』

とあるお菓子屋さんを中心にした短編集。そのお店の名前は「スイート・ホーム」。原田マハさんが描く、甘くて温かい物語です。 舞台は兵庫県宝塚市。宝塚歌劇団が有名ですね。大阪と近くて交通の便もいい住宅地ですが、六甲山の自然がほど良く街に溶けこみ、…

【書評】グローカルビジネスでApple Parkを目指す!『地方からつくる新しい経済圏 新ローカルベンチャー経営 ーー 1軒の携帯ショップから年商52億円』

北海道十勝地方といえば何を思い出すだろう。多くはチーズや牛乳など酪農・農業のイメージを持っているのではないだろうか。そこに年商52億円のベンチャー企業があるとは思わなかった。果たして著者はいかにして企業を成長させたのか。その奮闘記がこの一冊…

【書評】偉大な人々はどう逆境を乗り越えるか。『世界を変えた31人の人生の講義』

全米ベストセラーの日本語版なのだそうだ。有名な経済メディアであるブルームバーグの対談番組の書籍化であり、登場するのはいずれも成功者と言われる面々だ。番組の進行役であり、本書の著者であるルーベンシュタイン氏は、弁護士業から始まり、カーター政…

【書評】勇気ある行動の先には、幸せが待っている『どん底作家の人生に幸あれ!』

本作はイギリスの文豪チャールズ・ディゲンズ氏による自伝的小説『デイヴィッド・コパフィールド』を映画化したものである。チャールズ・ディゲンズ氏の作品は『クリスマス・キャロル』『オリバー・ツイスト』等、いずれも世界的に人気の作品であるが、作者…

【書評】自分の身は自分で守ろう!『素人のための実戦護身術教本: 身近なもので理不尽な暴力から身を守る方法』

本書は必ずしも平和ではない日本であらゆる状況で身を守る術や、危険を避ける方法、日常的に気を付けるべき場面、役に立つアイテムなどを素人に紹介する本です。 私は本書を読んで為になったことは「敵のパターンを見分けよ」の段落です。 犯罪者といっても…

【書評】今読んでも唸らせるオチ!『ボッコちゃん』

ある程度の年代の方であれば話の内容は思い出せないけど一度は聞いたことのあるタイトル『ボッコちゃん』。ショートショートの巨匠、星 新一の代表作であり、小学校の頃には一度は読んだことのある作品ではないだろうか?大人になり改めて読んでみると『ボッ…

【書評】自分の職場をどうにか変えたい!と思ってる人に『カイゼン・ジャーニー』

数年前にエンジニア界隈でバズったこの本。内容は仕事がまわってない、残業が多く苦しいなぁと感じるそんな職場がだんだんと改善されていく。そんなストーリー。なんとか職場を改善したいと考えている人全てにおすすめ。 主人公が新しく入ったチームはヤバか…

【書評】来世では泌尿器科医師になろう!『僕らは生まれ変わってもまた「泌尿器科医」になる』

以前とても可愛らしい女性の泌尿器科医に会ったことがある。なぜ泌尿器科医になったのか聞いたら、「内科もするけど手術ができるから!」と即答された。外科医としては手術ができるか否かが大切な点で、この点でも医師としてやりがいがあるらしかった。ます…

【書評】ドライのギブソンをダブルで。『舵をとり風上に向く者』

初出が1986年。まだ、著者である矢作俊彦が、概ねに於いてハードボイルド作家として扱われていた頃合いであろう。ただ、この短編集に於いては銃にも暴力にも出番は無い。有るのは、端正な文章と、小気味の良いセリフと、上品さ、それから車だ。14作の短編た…

【書評】進化心理学で人間関係の謎を解く。『いい人なのに嫌われるわけ』

人類史上最も長かった時代はいつか。実は、狩猟・採集がそうなのだと言う。なんと九割以上に当たるのだそうだ。当然、ヒトの脳の九割以上もこの時代に形成されたことになる。この時代、狩猟に適する為には、個体での生活から、互いに協力する様式へと変化す…

【書評】あのSAMによるジェントロジーの解説本 『いつまでも動ける 年をとることを科学する、ジェントロジー』

いわゆる健康本である。と言ったら元も子も無いが、若かりし頃にTRFでキレキレのダンスを披露してくれていたSAMが還暦(!!)を迎えた今、加齢と向き合いながら「ダンスも人生も、いまが一番楽しい。」と著す事が出来ている秘訣を述べている。 全体の構成と…

【書評】アンティークコインによる分散投資のススメ 『世界のお金持ちが実践する「アンティークコイン投資」』

本書は3部構成と非常に分かりやすい、タイトルにもなっている第2部のアンティークコイン投資が大半を占めていて所謂、初心者本ではなく投資とはなんぞやと詳しく教えてくれる本ではない。対象は主に富裕層で新たなポートフォリオの一つとして考えてみても良…

【書評】株式市場のウラガワがわかる? 『伝説の相場師の教え』

株の取引きで勝つ人は3パターンに分かれる。➀まぐれで勝つ人②相場を読んで勝つ人③相場を作って勝つ人 この本は③の人。伝説の相場師と言われた加藤 暠(あきら)氏がどのように相場を作って勝っていたかの本である。 このような投資について勝った人が書く本…

【書評】SAMが教える無理ない年の取り方!『いつまでも動ける』

SAMさんっておいくつか知ってますか?なんと還暦だそうです!!今でも彼のダンスのキレには驚かされませんか?そこには年を重ねる度に最高な状態をキープするSAMさんの心がけがあった! SAMさんと言うと筋肉隆々で長い髪を靡かせながらキレッキレのダンスを…

【書評】歌うとダイエット??『歌うま本』

突然ですが、歌うの好きですか?そして自分の歌い方好きですか? シンガーのように歌えたらと思ったことありませんか?そう!気持ちよく歌えるようになりましょう! 人気ボイトレYouTuberが送る歌い方の本! この歌を歌いましょうと小学校で言われたことはあ…

【書評】人と自分を比較しても意味がない『マンガでわかる正義中毒〜人は、なぜ他人を許せないのか?〜』

本書には、正義中毒がなぜ起こるのか、また人を許せなくなる脳の仕組みについて書かれているため、周りに振り回されず気持ちを楽にして生きるためのヒントが得られる。 ストーリーは、老舗文具会社に勤める主人公が、入社3年目にして突如任されたSNS担当。周…

【書評】アンラーニングにも並ぶ重要なこと、思考の柔軟性 『THINK AGAIN』

本書はGIVE&TAKEで有名なアダム・グラントの3作目である。既存の考えを新たな視点から見つめ直すことがいかに大事であるかを伝える、思考柔軟性について考察している。 本書で興味深いのは、再考するために必要な要素は日本人が苦手としていることなのである…

【書評】目指したのは「脱ホテル」。『レクサスオーナーに愛されるホテルで学んだ 究極のおもてなし』

正直言って、昔はともかく、現代に於ける国産自動車メーカーのことを私はあまり高評価していない。日産自動車は、経営が危うくなってヘルプを求めておいて、いざ上手くいきだした途端にルノーを邪魔者扱いしだし、カルロス・ゴーン諸共排除しようとして墓穴…

【書評】年齢なんて関係ない。ファッションはその人の人生そのもの『PRESIDENT』

本誌では、ミドルエイジの男性が選択するファッションによって変化した人生について、特集されている。メンズファッションはレディースファッションと比べ、わりとシンプルであり、デザイン性も偏ったものが多く見られる。それは逆にちょっとしたポイントを…

【書評】オタキング岡田斗司夫氏の言う通りだったわ。『風の谷のナウシカ』

本書は、アニメ作家 宮崎駿による漫画作品である。アニメ雑誌の草分け的存在である月刊誌アニメージュに連載していたものだ。連載開始当時、宮崎駿はアニメ界からほぼ干され状態にあった。その理由は、初監督長編映画作品であった『ルパン三世 カリオストロ…

【書評】自然の中に自噴する商業施設ではない温泉『野湯ガール』

サウナ漫画、温泉漫画、銭湯漫画はこれまでもあるが、とうとう2022年に登場してしまったのが本作『野湯ガール』。本作で描かれるが確かに全ての温泉はもともと野湯だ。 タイトルにある通り野湯とは自然の中に自分する商業施設ではない温泉をいう。本作の主人…

【書評】答えはシンプルに「正直」。『コミュニケーションは正直が9割』

著者は、田原総一朗。この人と言えば、私の世代的には「朝まで生テレビ!の人」ということでキマリだろう。その印象は、歯に衣着せぬ物言いで、スッパスッパと相手に切り込む。物怖じすることもなく、また忖度お構い無し。そんなところだろう。とにかく、長…

【書評】初恋って当時は一生懸命で、今思えば恥ずかしい。『青年少女よ、春を貪れ。1巻』

恋を知らない中学生の勝之は、学校で一番人気のハルに対してもやもやした気持ちを持つようになる。卒業間近、自分の思いのたけをぶつけるだけの告白とも言えない告白でハルと付き合うことになった。ハルが亡くなったのはその3週間後のことである。 本作では…

【書評】ミステリアスな決算書からビジネスモデルを解き明かす『決算書ナゾトキトレーニング〜7つのストーリーで学ぶファイナンス入門〜』

決算書はミステリー。数字を手がかりに決算書を読み解くのは、ナゾトキだと著者はいう。簿記や会計を学んでも決算書が読めるかどうかは別問題。なぜなら、現在は財務のプロである著者自身も、学生時代には会計のゼミに所属し、さらには大学院でも経済学の修…

【書評】イマドキの学生さんは健康意識も高いってホント?『こんな会社で働きたい ニューノーマル対応の健康経営企業編』

企業経営者たる者、常に世のトレンドは掴んでおかねばならない。ましてや、今、望まれる会社とは? なんてテーマなら尚更読まねばなるまいよ。私が本書を手にしたモチーフは、まぁそんなところだ。たとえ、読んでみたら就活生を対象とした書籍だったとしても…

【書評】起業?転職?現状維持?『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』

大人になると大抵の人は何らかの仕事をしながら生きていく。多くは会社員などの従業員として働いているだろう。このままでいいのかと悩むことは少なからずあるはずだ。仕事が楽しくない、でも楽しみたい。このままこの会社にいて、将来的に食いっぱぐれるこ…

【書評】何となくそんな気がするを大切にして 行動すれば、必ず人の心は動かせる『あなたの心に聞きなさい』

著者は、当時高校生の娘と会社を立ち上げ、上場した経験から、多くの人々との付き合いがある。そんな著者が立ち上げたのが「おせっかい協会」だ。なぜなら、世の中はおせっかいで成り立っている。損得や計算ではない、心からの愛情や親切がおせっかいの本質…