2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
一斉を風靡したインパクトありすぎるタイトル、映画を観た方も多そうだ。その原作本。読後先ず思ったのは、もし自分自身が「この作品で映画を作る監督になったら?」各場面をどう映像化するか。とクリエイティブ魂がモクモク湧いてきそうだ、というものだ。 …
著者は上場企業に勤務する心理カウンセラー。サラリーマンとカウンセラー、2足の草鞋を履きながら多くの書籍を出版している。そんな、スーパーサラリーマンに見える著者も2度の大学受験失敗、非モテ、就職挫折。社会人としての滑り出しは苦行難行だったよう…
アジャイル開発とは、はじめに開発品を決めてから開発に取り掛かるのではなく、2週間くらいのスパンで開発を行い、方向性を修正しながら開発を進める手法である。アジャイル開発の本はこれまで何冊も読んできたが1冊目にこれを読んでいればよかった。 アジ…
「いいひと」戦略このタイトルだけ見ると、私も含めた多くの人は、“あざとい”と思うだろう。 戦略として“いいひと”を演じるわけなので、確かにあざといかもしれない。しかし、時代に合った生き方をしなければ、逆に辛くなるだけではないだろうか。 著者は、…
ビジネス書って綺麗ごとを並べていて、リアリティがないなぁと思うことはないだろうか。本書は東レ経営研究所にて社長まで上り詰めた佐々木氏が部下に向けて書いたような本だ。 本書はまず課長になったら何をするべきか、社内政治はどうするのかよいかどうや…
本書で議論されている人には「ギバー(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(バランスをとる人)」という、人間の思考と行動のタイプを3種類の人間に分けて記されている。 現代の成功者を例に挙げ、どのような人がテイカー、ギバーやマッチ…
言わずと知れた名著。20代、30代、40代を全ての代で読んだが今が一番感銘を受けた一方で、20代の時に読んでから何も実現できていない自分への反省が浮き彫りに。そして、“夢“という言葉を完全に忘れて生きていた自分を気づかされた。 富と成功と幸せを同時に…
「武士は二君に仕えず、などというのは学者のたわ言だ」最初のこの言葉は印象的でした。戦国時代に転職という言葉があったかわかりませんが、主君を七度変えて生き残ったことで知られている武将が藤堂高虎(とうどう たかとら)です。主君を会社に言い換えると…
日本、イギリス、アメリカ、イタリアの現地組織で就労経験を持つ、著者が海外の働き方の事例やデータを元にこれからの働き方について提言する。 まじめで働き者だけど、実は仕事が嫌いで、社会人になったらほとんど勉強もしないし、転職もしないという多くの…
巷で「グローバル人材とはどんな人か」という議論を耳にするたびに、何らかの違和感を覚えてきたが、この本を読んでやっとしっくりきた気がした。ルワンダと聞くと、多くの人にとっては民族同士の対立によるジェノサイドの歴史が頭に浮かぶが、本書の舞台は…
久し振りの二村永爾シリーズ。作家デビュー間もない頃、1972年の短編に於いて神奈川県警の刑事として登場した二村永爾は、矢作俊彦としては異例で、他に類を見ないことなのだが、その後長らく登場することになった人物だ。三作の短編を経て、1978年に長編一…
アドラー心理学を書いたベストセラー『嫌われる勇気』の著者、岸見一郎が、心理学者フロムやアドラーなどの著書を用いながら「成熟した愛」「どう愛するか」を解説した本である。人によってはガツンと心が痛くなりながら読む本だろう。恋愛偏差値が高めの人…
部下のモチベーションが上がらない。部内の雰囲気が悪い。そんな人間関係の秘密を解明するのが組織心理学である。組織心理学を学べばどのようにして、人々のモチベーションを引き出し、生産性を高められるのかがわかる。 本書はそんな組織心理学を図解しなが…
人生を賭して知の探求を求め、次世代へ繋ぐ科学者達のバトン 中世のヨーロッパを舞台にした地動説を研究する科学者たちの生き様。当時、宗教の教えと矛盾した考えを主張する科学者たちは異端者として処罰され、場合によっては処刑される状況であったにもかか…
思考し、行動し続けることこそ人類の希望。 個々の事象からそれを説明する普遍的な法則を探求するというのは、古今東西あらゆる科学者が挑み続けている課題です。生命科学の研究者として、日々生命の仕組みを解明しようと向き合う中で、身の回りの出来事、人…
水木しげる 生誕100周年を受けて、中公文庫から毎月1冊ずつ刊行中の全集の第2巻。この全集は、1965年から1987年にかけて『週刊少年マガジン』『別冊少年マガジン』『月刊少年マガジン』、そして『週刊少年サンデー』で連載されたものを、原則として掲載誌別…
矢沢 永吉の自伝集。彼の作品に"東京ナイト''という曲がある。メロディーもいいけど、PVもカッコいい。永ちゃんが冴えないサラリーマンの格好で出ているけれど、オーラが溢れてて、駅のプラットホームで猫背になってタバコを吸っている姿も様になっていてカ…
たった10年前の話である。ホリエモンの獄中記。刑務所内からの出版である。数々の飲食店はじめ、教育機関ゼロ高等学院、ロケット打ち上げ事業などを次々に進めるホリエモン。いま、何かやりたいことを探していたり、勇気がなくて動けなくて悩んでいる人にこ…
たった10年前の話である。ホリエモンの獄中記。刑務所内からの出版である。数々の飲食店はじめ、教育機関ゼロ高等学院、ロケット打ち上げ事業などを次々に進めるホリエモン。いま、何かやりたいことを探していたり、勇気がなくて動けなくて悩んでいる人にこ…
日々の生活を「楽しく」「無理せず」「頑張らない」で暮らす、暮らし系ユーチューバーの新しい生き方、暮らし方。 暮らし系ユーチューバーの暮らしぶりが見開き1ページで簡潔に綴られており、なるほど、こう言う生き方、働き方もあるんだなあと新鮮だった。…
桟橋に人だかりができている。夕日を見るために、人々は集まっている。夕方が一番素敵な時間、とは何故だろうなと読みながら考えていた。著者はカズオ・イシグロ氏。 もちろん朝の時間も好きだ。起きて窓をあけると、橙色の雲が空を包んで、鼻腔に澄んだ透明…
戦時中に起きた米兵解剖実験をモチーフにした小説。勝呂という無愛想で謎多き医者がいて、彼のクリニックに肺を病んだ患者が尋ねてくる。勝呂は嫁にも看護師にも逃げられた孤高のドクターで、無口だが腕は確かだ。患者は勝呂医師の経歴が気になり、新聞で調…
経済的成功が唯一の成功ではない。理想と現実を両立させる仕事のやり方が記されている。 著者:影山知明マッキンゼーからベンチャーキャピタル創業を経て、シェアハウスとコーヒーショップをオープンさせ、食べログのカフェ部門で全国No1を獲得した異色の経…
最近、僕は小説を読むことにはまっている。いや、高校生の頃からの趣味ではあるが、読書が自分は好きなんだと改めて思った小説だ。この小説に、大事なことは何だと問いただされたような感覚を持っている。狭くなってしまったこの日本で、多くの人にぜひとも…
辛いときや不遇な状況下にいる時は、とにかく本を読みまくって、感銘を受けた登場人物やその著者を自分の精神世界に住ませると案外乗り越えられるとのこと。 著者はテレビにも沢山出演されている齋藤 孝さん。 少し変わった発想だが、明日何が起こるか分から…
食に関する「正しい知識」を知りたい人必読!!人間の三大欲求の一つである食欲。なぜ人間だけが食べ過ぎるのか。その食欲の謎に迫る知的冒険。 人は誰しも食欲があります。でも、なぜ食欲が出るのかを考えたことはありますか?本能?食べないと死んでしまう…
全国各地域にあるパワースポットの「一の宮」の第二弾です。「一の宮」とはざっくりいえば、旧国名(律令諸国)内で社格(神社の格式)が最も高い神社のことです。第一弾(※1)は観光視点でしたが、今回の本書は神社のみにスポットを当てています。そのため、御祭…
色んな会社の人事評価度上位5%の社員に対して、アンケートをとったり、AI分析を行って、彼らにどのような習慣があって、どんな考え方で日々行動しているのか調査し、一冊にまとめた本。 働きがいに関するアンケートでもっとも自覚があったコメントは、「承認…
『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』は、エネルギーと人類の歴史をたどり、現代社会が直面する問題の本質と未来への道筋を描いています。火の利用から気候変動対策まで、エネルギーについて理解することでこれからの世界が見えてくるという…
『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』は、エネルギーと人類の歴史をたどり、現代社会が直面する問題の本質と未来への道筋を描いています。火の利用から気候変動対策まで、エネルギーについて理解することでこれからの世界が見えてくるという…