色んな会社の人事評価度上位5%の社員に対して、アンケートをとったり、AI分析を行って、彼らにどのような習慣があって、どんな考え方で日々行動しているのか調査し、一冊にまとめた本。
働きがいに関するアンケートでもっとも自覚があったコメントは、「承認されたとき」「達成したとき」「自由であるとき」であるとのこと。
この「自由であるとき」が印象に残った。
そして人が幸せになるのは、「自己選択権」を持ったときであるというデータもあり、興味深かった。自己選択権を得るためにどうしたら良いかこの本を読んで考えた。
人の顔色を伺いながら、生活したり仕事をしたりすると窮屈だ。
自分の裁量で動くためには、周りの人間から信頼されることが大切だ。
周りから信頼されていないと、相手が自分のことを束縛して、不自由になってしまう。
信頼されるには、相手の立場に立ってアクションをおこしたり、相手のことをきちんと知った上で、何を求めているか考えて接することが重要だと感じた。
この本を読んで感じたことは、相手のことを考えつつ、とにかく行動をおこすことだ。点を打ちまくって、「ちょっとやってみて良かったもの」「面白そうだ」と感じたことを振り返って、深く深くどんどんトライしていくことだ。そして、週に15分だけ内省タイムを持ち、自分のアクションにどんどん磨きをかけていく。
思考停止することが良くない。とにかく動く。そして何かしたいことがあれば、「イエス」の立場だけではなく、「ノー」の立場も情報収集するべきだ。例えば、車が欲しかったら、「車の選び方」の本だけはなく、「車を買ってはいけません」の本も手に取るべきだ。
自分が専門職をしているので、知識が活動範囲が限定されているように感じて、この会に入会させてもらった。
とにかくアクションを起こして、振り返りをしてどんどん磨きをかけていく考えが自分の価値観にハマった本だった。
仕事をなんとなくこなしているだけだと思っている方がいたら、いい刺激になると思う。
印象に残った点をピックアップして、自分の行動や考えに当てはめてみるのもアリ!
色んな使い方ができる本だと感じた。