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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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▪️おすすめ本 まとめ記事 (note) 【必読】仕事の生産性を上げるおすすめビジネス書11選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note 【必読】英語を学ぶおすすめビジネス書8選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note 【必読】読書・本の読み方に関するお…

【今だけ!】amazon audibleで聞けるおすすめ本34選【1ヶ月無料】

amazon audibleとはamazonによる本を聞くことができるサービスです。 スマホなどで流しながら本を聞くことができるため、電車や車の中で本を聞くことができます。 また、倍速モードなどを使えば、読むよりも速い速度で本の内容を理解することができるサービ…

【書評】哲学入門者必見! - 『哲学書100冊から世界が見える』で開かれる思考の扉

皆さんこんにちは、今日は私が最近読んだ本、「哲学書100冊から世界が見える」について書きたいと思います。 この本は、白取春彦氏によって書かれたもので、「世界を変えた哲学書100冊」を厳選し、わかりやすく解説しています。各哲学者の代表的な思想や著作…

【書評】スナックを研究対象とした日本で初めて著書『日本の夜の公共圏 スナック研究序説』

スナックが生まれた歴史から日本のどの地域にスナックが多く分布しているか、その背景が説明されている。 水商売というと少し上から見てしまう傾向にあるが、スナックが社会で果たしている重要な役目をわかりやすく詳述。 スナックができあがってきたのは東…

【書評】探偵小説で英語を学ぼう - 『シャーロック・ホームズで学ぶ英文法』

皆さんこんにちは。今日は私が最近読んだ本、「シャーロック・ホームズで学ぶ英文法」について書きたいと思います。 この本は、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの英文を徹底的に解説したもので、稀代の翻訳者と認知言語学者が執筆しています。また、…

【書評】辻村深月の世界 - 『冷たい校舎の時は止まる』

皆さんこんにちは。今日は辻村深月の小説、『冷たい校舎の時は止まる』を紹介します。この作品には、多くの要素が詰まっており、それぞれが緻密に絡み合っていることに驚かされました。 物語の舞台は、受験を控えた高校3年生たちの日常。しかし、その日常は…

【書評】データから真実を読み解く - 『原因と結果の経済学』

皆さんこんにちは。今日は私が最近読んだ本、「原因と結果の経済学」について書きたいと思います。この本は、中室牧子と津川友介によって書かれたもので、データから真実を見抜く思考法を解説しています。世界中の経済学者がこぞって用いる最新手法「因果推…

【新着記事】 かわぐちかいじ『イーグル』 - アメリカ大統領選を駆ける青年記者の物語

皆さんこんにちは。先週はスーパーチューズデー、アメリカの政治が最も熱くなる時期でした。この機会に、政治の舞台を背景にした熱いドラマを描いたかわぐちかいじの名作「イーグル」についてご紹介します。1998年から2001年にかけて連載されたこの作品は、…

【書評】『サービス・ドミナント・ロジックの発想と応用』を読み解く - ビジネスとマーケティングの新たな理解

皆さんこんにちは。ビジネスとマーケティングの世界は、常に進化し、新たな理論やアプローチが登場しています。その中で、「サービス・ドミナント・ロジック」という理論は、従来のビジネスモデルに革新的な変化を提案しています。この理論の核心は、価値の…

【書評:】劉慈欣『白亜紀往事』 - 恐竜と蟻が紡ぐ共存の物語

皆さんこんにちは。劉慈欣は、彼の代表作「三体」により世界中のSFファンから高い評価を受けている中国の作家です。しかし、その長大な三部作(続編もあります)に取り組むことに躊躇する読者も少なくありません。そんな読者にぜひお勧めしたいのが、一冊で完…

【書評】美しい自然と孤独の中に生きる「湿地の少女」 - 『ザリガニの鳴くところ』

皆さんこんにちは。ディーリア・オーエンズによる「ザリガニの鳴くところ」は、自然の美しさと厳しさ、人間の孤独と強さを繊細に描き出した作品です。1950年代から1960年代のノースカロライナの沼地を舞台に、家族に捨てられ、社会から孤立した少女、カイア…

【書評】消費者の心を読む戦略的価格設定 - 『価格の心理学』

皆さんこんにちは。本日ご紹介するのは『価格の心理学』という本です。この本は、消費者の心理を活用した価格戦略について解説しており、ビジネスを成功に導くために重要な手法を教えてくれます。 価格は相対的まず、この本が強調しているのは、価格は相対的…

【書評】安部公房『鞄』- 教科書に載る価値ある一作 (東京書籍 文学国語(文国701)より)

皆さんこんにちは。高校生の娘から「文学国語」の教科書に載っている面白い話があると聞き、安部公房の短編『鞄』を読む機会がありました。この作品は、その不思議な雰囲気と深いテーマ性で、短編ながら非常にインパクトを受けました。 『鞄』は、主人公であ…

【書評】顧客を中心に据えた未来へ - ジョン・グッドマン『顧客体験の教科書』から学ぶCXの革新

皆さんこんにちは。ジョン・グッドマンの「顧客体験の教科書」を読みました。最近よく耳にするビジネステーマの一つ、顧客体験(CX)に焦点を当てた書籍です。著者は、「グッドマンの法則」で知られるコンサルタントであり、独自の市場調査からCXの力を解き…

【書評】時空を超える冒険 - 『年表で読む荒俣宏の博物探検史』

皆さんこんにちは。今回は「年表で読む荒俣宏の博物探検史」についての感想をシェアしたいと思います。 この本は、歴史に名を刻んだ探検家たちの冒険を年表形式で追っています。タヒチやポリネシア諸島の発見、領有権の争い、珍獣の発見、世界一周航路、北極…

【書評】「あなたの命を何に使うか」『世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと』

スーダンのダルフール地方、シリア、バングラディッシュなどの人道援助の最前線の常に危険と隣り合わせの環境で、幾度となく修羅場を乗り越えてきた著者が自身の経験をもとに読者に命の使い方について問いかける。 普段の生活の中で世界の様々な情勢を目にす…

【書評】失敗と良き友達になる『金持ち父さんの起業する前に読む本』

10年前に金持ち父さんのキャッシュフローゲーム交流会に参加したところ、FXの自動売買ツールの勧誘に合った。(勿論購入はしなかった)そんなこともあり怪しげなイメージがついていた金持ち父さんシリーズだが、ビジネスに興味を持ち始めた私に役に立つとい…

【書評】スターバックス成功の秘訣 - 顧客体験を中心にしたブランド戦略の力『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』

皆さんこんにちは。ディスカバー・トゥエンティワンから出版された「スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?」は、ブランディングと価格戦略の観点から、スターバックスがいかにして業界の慣習に挑み、独自の強いブ…

【書評】ブランドの力を解き放つ - 『ブランド論』深掘りレビュー

皆さんこんにちは。最近、私の中でも重要なテーマとなっている「ブランディング」。今日は、ブランドの価値をどのように理解し、その力を最大限に発揮させるかについての一冊、デービッド・アーカーの「ブランド論」についてお話ししたいと思います。ブラン…

【書評】AIの未来を紐解く - 西垣通『AI原論 神の支配と人間の自由』

皆さんこんにちは。本日は、西垣通さんの著書「AI原論 神の支配と人間の自由」について考察します。この本は、AI(人工知能)の基本的な理論や概念を解説しており、西垣さんの深い洞察力と広範な知識が詰まっています。西垣さんはエンジニアとしての実務経験…

【書評】目標管理の歴史は実は100年くらい『図解 目標管理入門 マネジメントの原理原則を使いこなしたい人のための「理論と実践」100のツボ』

MBO、OKR、KPIなどのワードは色々聞いたことがあるだろう。それがなぜ生まれて、どういう位置付けで、いつから始まったか、それらがすっきりとわかるのが本書だ さて、有名なシリーズ今回は『目標管理入門」だ、会社員は当たり前のように目標を立てて、それ…

【書評】紀田順一郎『東京の下層社会』- 過去からのメッセージ、そして今につながる思索

紀田順一郎の『東京の下層社会』は、近代日本が急速な発展を遂げる中で生まれた社会経済的弱者、特に極貧階層の生活に光を当てたルポタージュ作品です。この本を通じて、紀田は、明治時代の東京におけるスラムの悲惨な状況、もらい子殺し、娼婦や女工への恐…

【書評】爽やかな風に乗って、落語の世界へ - 『おあとがよろしいようで』

東京の大学に入学したばかりの主人公が、偶然の出会いをきっかけに落語研究会に足を踏み入れる――そこから始まるのは、ただの大学生活ではなく、自己発見と人間関係の構築、新たな世界への旅立ちの物語。喜多川泰さんの『おあとがよろしいようで』は、そんな…

【書評】「何を学ぶか、どう学ぶか」『正解のない教室』

今こそリベラルアーツ(自由に生きるための教養)を学び、あなたの物語を生きよう!著者は年間1000冊の読書を10年続ける中で得られたリベラルアーツを理解し、実践するために重要な古今東西、時代や国や職業もバラバラな34人の偉人、101のキーワードが凝縮し…

【書評】 無欲の「極楽殿」尊氏の道 - 『極楽征夷大将軍』

皆さんこんにちは。第169回直木賞を受賞した垣根涼介の『極楽征夷大将軍』を読みました。本作は、足利尊氏を主役に据え、彼の波乱に満ちた生涯を通じて、鎌倉時代後半から室町時代へと移り変わる日本の歴史の一端を描き出しています。 足利尊氏は、傍系に生…

【書評】 無欲の「極楽殿」尊氏の道 - 『極楽征夷大将軍』

皆さんこんにちは。第169回直木賞を受賞した垣根涼介の『極楽征夷大将軍』を読みました。本作は、足利尊氏を主役に据え、彼の波乱に満ちた生涯を通じて、鎌倉時代後半から室町時代へと移り変わる日本の歴史の一端を描き出しています。 足利尊氏は、傍系に生…

【書評】視覚で楽しむ科学の扉: - 『14歳からのニュートン超絵解本』

皆さんこんにちは。先日、手に取った一冊がニュートン編集部による「14歳からのニュートン超絵解本 超ひも理論」でした。若年層向けとされているこの本ですが、大人が読んでも十分に楽しめる内容でした。視覚的な解説が魅力この本の最大の魅力は、絵がかなり…

【書評】シリコンバレーと中国の覇権争いと日本企業の挑戦 - 『テクノロジーの地政学』

皆さんこんにちは。近年、テクノロジーの進歩は多様な産業を変革し、ビジネスの競争原理そのものを変えてきました。この現象は「ソフトウェア経済圏」と呼ばれ、これが現代の産業地図を書き換えています。その中心には、シリコンバレーと中国が位置していま…

【書評】感覚の彼方へ - 視覚障害者の世界観を探る  『目の見えない人は世界をどう見ているのか』

皆さんこんにちは、この本は視覚障害者の視点から世界を見る方法を探求しており、その中で多くの興味深い視点と洞察を提供してくれます。例えば・・・ 服の選び方視覚障害者が服を選ぶ方法は、視覚に頼ることができないため、触感や形状、素材感など他の感覚…

【書評】 富と幸福への現代ガイド - 『シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント』

皆さんこんにちは。今日は、起業家、エンジェル投資家、そして哲学者であるNaval Ravikantの知恵が詰まった本、"シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント"についてお話ししたいと思います。 この本は、Naval Ravikantのツイート、ポッドキャスト…