本書は昨今の教養ブームに一石を投じる一冊です。あなたは「頭がよくなりたい」「頭がよかったら…」って思ったことはないでしょうか。そんなあなたに朗報です!「頭がいい」とされてきた、過去の蓄積である知識の価値が急落して、これからは未知のことを考え…
漫画の擬音のなかに「ちゅどーん」という物がある、「ドカーン」なら分かるが「ちゅどーん」である。そんな一般的な発想の壁を壊すセンスとその鍛え方について、著者の見解が纏められているのが本書だ。 本書のセンスには作業の効率化も含まれる。同じ作業を…
どうしてこの作品の書評を今まで書いていなかったのだろうか。『火の鳥』と私には、単なる読者として以上の関わりが有ったのにもかかわらず、すっかり思い付かないでいた。 漫画家 手塚治虫が自らのライフワークと認めた火の鳥は、時間と時空を超越した存在…
女性は男性脳をどれくらい理解しているのか。恋愛本を突き詰めると相互理解が重要であるという結論に行き着く。だからこそ内容が似てしまうのだが本書は少し違う。男性が行うLINEへの理解が深いのだ。 既読スルーが増えたときは…適切な文章量は?話題の数は…
或る会社経営者から、行方知らずになって一ヶ月になる妻を探す様に依頼された主人公 私立探偵フィリップ・マーロウ。彼女の最後の手がかりは、エルパソから送ってきた電報で、「メキシコデ離婚スルタメ国境ヲコエル クリスト結婚スル」という内容だった。ま…
ゴミから生まれたゴミ人間プペルと父を亡くした少年ルビッチの葛藤を描いた絵本。"大人も泣ける感動物語" "煙に覆われたえんとつ町"と言う世界観!星空を見た事がない住人達!星空?普通ならこの状況で欲しいのは太陽じゃない!?面白い。1つの太陽ではなく…
近代日本では太平洋戦争について話題に触れることはほとんどありませんし、語り継がれる機会もなくなりつつあります。戦争の悲惨さを憂い、もう二度と戦争を起こすべきではないという論調が多くを占める一方、戦争自体の分析をここまで行っていたという事実…
姦通の罪により切腹を言い渡されるも、「痛ぇからいやだ」という理由で流罪になった旗本・青山玄蕃。そんな一見自分勝手な青山と、押送人である石川乙二郎との道中が描かれている。 押送人の石川は十九歳で真面目一筋。そんな石川が道中で青山という人物に触…
本書は2017年12月に発刊されたものだ。2017年8月定例会(井上 公造 × 堀江 貴文)、ホリエモン祭 in セブなどクローズドコミュニティの過去の活動をのぞき見ることができる。 「HIU限定会員制バー」の記事では東の「ZePlus」と西の「0-HATSU」の徹底比較が行…
本誌は、堀江貴文氏が主宰するオンラインサロン堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の魅力を伝える季刊誌であり、本誌を読むことによりHIUとは何かがわかる。もちろん本書評ブログも紹介されている。 評者はHIUへ入会し3年半になる。一つのことを3年続ける…
堀江貴文イノベーション大学校(以下、 HIU)は「秘密のグループ」だ。 HIU内の具体的な情報をSNSやブログなどで公開することは禁止されている。そのため、HIUという単語は堀江さんのメルマガやblogで頻繁に耳にし、楽しそうな雰囲気は醸し出されているもの…
本誌は2020年2月1日と2日に開催されたホリエモン万博2020の内容を中心とした構成となっている。その他にもオンラインサロンのHIUについての説明が詳しく書かれている。ホリエモン万博というイベントが何だったのか気になっていた人、HIUとは何なのか気になる…
SALON DESIGN vol.8は、HIUの編集学部で作られた雑誌だ。仕事ではなく、雑誌作りに興味がある方が集まって雑誌を作っている。まさに、やりたい事を仕事に!だ。一昔前には無かった、自分の好きを仕事にするという考え方。昔と違い今後は、自分の好きや個性が…
伝説のホリエモン万博の全てがわかる本である。特にホリエモン万博の醍醐味は怒涛のトークショーであったと言っても過言ではないはずだ。今号には怒涛のトークショーを彷彿とさせる堀江貴文氏と竹中平蔵氏、佐々木俊尚氏らのインタビューが掲載されている。 …
本誌は、働き方、生き方をデザインをテーマに各スペシャルゲストをインタビューしている。一冊500円の『SALON DESIGN』を読めば、物の考え方、世の中の一歩、二歩先を行く、情報がいち早く手にすることが出来る。本と違って、インタビュー形式なので、読…
「働き方、そして生き方をデザインする」をコンセプトに堀江貴文氏のオンラインサロンHIUのメンバーが集まって制作されたのが本書です。各界で活躍されている方達のインタビュー記事やオンラインサロンで一体どんなことが日々行われているのか等もこの雑誌を…
2020年ホリエモン万博の各種コンテンツの模様に加え、6人の著名人へのスペシャルインタビュー、HIUの学部・分科会の紹介などの記事が掲載されています。その中でも私が特に気になった記事「HIUの達人インタビュー」にフォーカスしようと思います。 今号で特…
堀江貴文イノベーション大学校(HIU)が発行元となっている、HIUというオンラインサロンの活動を紹介するこの冊子も、号数を重ねて8冊目である。今回のNo.08では、残念ながらこれが最終回となってしまった2020年2月に執り行われた『ホリエモン万博』及び、当…
バックパッカーに憧れる人は多い。しかし、様々な事情で実現が難しい人もまた多いことであろう。時間がない、体力がない、優雅な旅に慣れてしまったがゆえに貧乏旅行に戻れない等など・・・そんな人に是非読んでいただきたい。 この旅行記は著者の体験をダイ…
私たちは、なぜ買い物をするのだろうか。もちろん、「生きるために生活必需品を得るため」という答えが返ってくるだろう。それでは、もしも生活必需品は自動的に手に入るとしたら、私たちは買い物をしなくなるのだろうか。 コロナによって、時代の流れは変わ…
自分は何かをようやく出来るようになったとしても、それは他の人にとっては普通の事であり、悪くするとそれ以下だと思っていた。本書は他者と比べるのではなく、自分がやりたい事,考えた事を表現するヒントについて、著者の経験からくる思いと想いをまとめ…
”天地は永遠で、始めも終わりもない。人間には生死があり、人生には限りがある”江戸後期の漢詩人である頼山陽の言葉を以って始まる本書は、日本を代表する思想家 内村鑑三の名著『後世への最大遺物』のメッセージを、現代の読者に届けたいという思いから生ま…
本書は、自称”冴えないおじさん”の著者が、会社の隅っこに追いやられて日々を生きる世のおじさんたちに向けて、地味ながらも幸せにこの世の中を生き抜く術を書いたものである。 40代半ばにしても課長になれず、窓際係長に留まっていた冴えないおじさんが、人…
この雑誌では、竹中平蔵、佐々木俊尚、西村博之、田中里奈、箕輪厚介、茂木健一郎などの錚々たる顔ぶれのトークやインタビューが満載です。メディアをよくチェックする人ならば、複数人か少なくとも一人は知っている著名人がいるはず。彼らが、時事問題や“自…
前号は電子版で読んだので、次は紙版を購入してみた。豪華著名人へのインタビュー記事や万博特設ページがあり、豊富な内容なので電子版でも十分楽しく読めるのだが、やはり紙には紙の良さがある。思えば雑誌というものを久しく買っていなかった。表紙に映る…
本誌は、固執した働き方の概念を変える一冊である。一冊500円の『SALON DESIGN』を読めば、人生を変えられる学びの方向性が定まる。一冊千円以上もする自己啓発本はいらないと分かるだろう。 『SALON DESIGN Vol8』で、最も印象的な記事は、田中里奈さん…
2019年の統一地方選挙に合わせて、地方の政治を深堀りする取材をしたいという企画が立ち上がり、全国の3万2450人の地方議員(都道府県議会議員、市区町村議会議員)へ議員の活動に関するアンケートを実施した。各議会の事務局宛に人数分送付し、そのうちの59.6…
着物は、非日常の気分を味わえる楽しいアイテムだと著者はいう。しかし現在は、夏祭りや花火大会、結婚式やパーティー会場を除けば、和服姿の人を見かけることは少ない。なぜなら、着付けのルールや複雑でわかりづらいマナーが多すぎると人々が感じるからだ…
「デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く」主人公"私"の旅、全6巻の最終巻。ロンドンまであとわずかマルセーユで旅を終えることに納得がいかない”私”はゴールとは反対のイベリア半島、ユーラシア大陸西端ポルトガルへ旅の汐時を見つけに向かう。 最終…
情報が公平に行き渡る世の中において、差をつけるのは「学習量」と「行動量」である。驚くことに、日本人は大人になってからの勉強量が先進国の中でもワースト1位なんだそうだ。理由は、「別にやらなくても何となく生きていけるから」。つまりこれを逆手に…