HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】人間とチンパンジーのハーフ『ダーウィン事変』

本作品は人間とチンパンジーのハーフである「ヒューマンジー」チャーリーの物語りだ。人間より賢く、チンパンジーより身体能力の高いヒューマンジーは高校生活を穏やかに過ごすはずがテロリストに目をつけられてしまう。

ヒューマンジーは動物と人間の間の生物だ。そんなチャーリーに目をつけたのは動物解放を目指しているテロリストALA。動物側の言葉をわかりやすく伝えてくれるのではないかと仲間に入れられようとしている。

分かりやすく説明すると本作の題材はビーガンや差別問題だ。動物側として、どう考えているのか?、差別問題はどうか。また、本作は中々頭を使わされる。法律上チャーリーは戸籍もないため、物扱いとなる。犯罪を犯したときはどうやって捌くのか?、誘拐されても窃盗になる。社会問題についてよく考えさせられる作品である。

また、本作は「マンガ大賞2022」大賞も取っており非常に勢いがあり、また、どんどん面白くなっていく作品だ。さらには、アニメ化もするらしい。今後どんどん有名になっていくことは間違い無いだろう。