HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】正しく運は「方程式」で上げられる!科学的に解説されてる『運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法』

本書は、何と、科学的に運を高める方法を解説している。僕は、運と聞くと、非科学的なものと思うのだが、この本では違うらしい。多くの人も、運と聞くと、何となく占いっぽかったり、インチキ臭かったり、何だか自己啓発っぽくて怪しい、そんな感情が湧いて…

【書評】経済の見方を知る格好の入門書!『数字で話せ!「世界標準」のニュースの読み方』

まず最初に断っておくが、僕はニュースを見ない。嘘を言っていることが多く、意見の取り方は偏ってるし(そもそも意見は証拠にならないが)、更にネガティブな情報が多く、見るに値しないのだ。とはいえ、情報を得ることは大事なのだろう。情報は自分から掴み…

【書評】一途な人より多重人格がマネジメントへの道『人は、誰もが多重人格』

誰に対しても応対を変えない人が素直でいいと評価される中、相手に合わせて人格を変えることの有用性を説いている。それこそが本当の意味で相手に共感し、理解レベルも合わせて対話するということ。 多重人格をマスターすると多くの効果を得ることができる。…

【書評】お金をどう考えていけばいいのかを科学的に紹介!『収入の9割はマネースクリプトで決まる』

世の中、お金についての矛盾が多い。例えば、「お金は大事!」と言っておきながら、いざ収入について聞くと、「何でそんなこと言わなきゃいけないの!」と怒る、とか。1回は経験ないだろうか?他にも、お金ない!」とか言いながら、平気でお菓子やカップ麺な…

【書評】世界史の講師が解説する太平洋戦争での政府の実情『「戦争と平和」の世界史 日本人が学ぶべきリアリズム』

争いは、人間として避けられるものではない。そもそも人間は動物であり、本能も持っている。争いの1つの形は、お互いか相手に敵意を向けて、武力衝突が起きた形である。縄張り意識もあり、自分が正義だとそれぞれが怒っている。が、その争いに至るまでに要素…

【書評】薪をあらゆる視点から徹底解説!『薪を焚く』

本書は、薪について多くの視点から解説した本である。舞台はノルウェーで、薪が盛んらしい。実は、ノルウェーは薪大国で、一種の産業にもなっているらしい。普段、薪のことなんて全然考えたことがなかったので、かなり新鮮な気持ちで読むことができた。薪に…

【書評】「知を愛する」とは何だろうか?『エウテュプロン/ソクラテスの弁明/クリトン』

この本は、哲学書なのであるが、固い本ではない。学問の基礎となり、今の僕らでも充分に活かせる内容として書かれている。本書に登場する「ソクラテス」という哲学者は、「無知の知」というのを体現している、非常に優れた人物だ。本書では、その美しさが滲…

【書評】何故長期的な視点が大事なのかを改めて説く『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』

本書では、「長期的な見通しを持って行動するのが大切だよ!」というのを、具体例をふんだんに集めて解説している。この本の内容は、僕にとって、当たり前すぎるくらい、当たり前の内容が書かれている。僕自身筋トレや毒女、数学、物理学の勉強、瞑想を散々続…

【書評】未来を見据えて行動『不動産IQの魔法』

著者の幼少期は、風呂なし市営住宅で暮らす母子家庭で、経済的に厳しい環境だったため高校は給料をもらいながら学べる全寮制の陸上自衛隊高等工科学校。しかし、その高校も中退。その後も順風満帆とはいえない社会人のスタートだった。紆余曲折を経て不動産…

【書評】正にひとつの哲学書!底なし沼の小説『白痴』

この小説は、ロシアの作家、フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーによって書かれたものなんですね。しかし、小説とは言っても、現代の小説とは桁違いな点が1つあるんですよ。それは、人間関係に関する感情を、極限までに深くした点。今から、簡単な…