2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「上善水の如し」と聞いて、口当たりのよい日本酒を思い浮かべる人が殆どではないか。しかしこの言葉、著者が生死の境を彷徨ったときからの座右の書、と推す「老子」からきている。そんなエピソードを聞くと読まない手はない、と本書を手に取った。 水につい…
タイトルにある様に、まさにサクッとした感じで楽しく読めた。語り口もフレンドリーで読み易いし、こういうケーススタディって、”ほほう”とか“なるほど”っていう風に興味をそそられるので、どんどん読み進めちゃうのだ。著者はイギリスとオーストリアからの…
我が国の女性の健康問題による労働損失は、なんと、年間4,911億円。著者の一人でもある堀江貴文氏は学生の頃にいた真面目で、優秀な女性たちがなぜ社会であまり活躍せず、企業の取締役や議会議員など、いまだに男性優位であることを疑問に思ったそうだ。その…
本誌は、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)で行われているプロジェクトや各メンバーの活躍が紹介されている。今回は評者と共に着物リメイクプロジェクトを行うHIUメンバーが表紙となり、インタビューされ、評者のコメントも掲載されているため、この機会…
「面白い奴がいるんだよ」そう言って、タモリを世の中に押し出したのは、これでいいのだ赤塚不二夫だったということを覚えている人も、今やそう多くもいないだろう。シェー!ま、そんな”へぇ情報”は良いとして、ところで、これでいいのだ赤塚不二夫というと…
本書は、資産運用を専門とする経済評論家の山崎元氏と評者も所属する堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の主宰者でもある堀江貴文氏。二人のマネーの達人が教える「そもそもお金とはどういうものなのか?」さらには、お金の貯め方、増やし方、稼ぎ方、そし…
朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ? 「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への…
朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ? 「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への…
朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ? 「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への…
世の中はバカで溢れている。特に最近、界隈で大量発生しているようだ。この本を読んで、危うく自分もバカになるところだったのだと気づくことができたのだった。 この本の冒頭に、ある警告が記されている。それは「この門をくぐる者はいっさいの希望を捨てよ…
矢作俊彦と司城志朗共著の長編小説の第三作目であり、元は、1984年に刊行された『海から来たサムライ』という作品であったが、著者自ら大幅に手を入れ改作したらしい。どういう作業を以て共著となっているのか。凄く気にはなるのだが良く分からない。ともあ…
人の感情や能力というのは案外いい加減なものでそうしたものに頼ると大抵の場合、長続きしないし言い訳をして先延ばししてしまう。なのでやり方を決めてしまおうと言うのが37のコツだ。 何かを始める上で続けるコツだけでなく考え方や向き合い方など様々な…
『現代のように予測が難しく、めまぐるしく変化する世界を生きていくために私たちに必要なものは?それは、すぐに古くなってしまう「地図」ではなく、常に進むべき道を指し示してくれる「コンパス(方位磁石)」です。』、『多くの分野にまたがる知識を蓄え…
「教団X」で有名な中村文則さんが描く驚愕のミステリー。連続通り魔殺人事件と思われていたものは、もっと深い深い悲劇の序章に過ぎなかった。 通り魔殺人事件の犯人はコートの男。当初は、その目撃情報を誰も疑っていなかった。でも警察が必死で捜索するも…
主人公は、登山が趣味の27歳OL。タイトルに「山と食欲〜」とあるが、登山中の山ごはんに焦点をあてたグルメ漫画である。マンガにおけるジャンルの細分化が著しい。 山ごはんと言えば、登山用バーナーでお湯を沸かして食べるカップヌードルなどを思い浮かべ…
一生のうちに接点を持つ人の数は約3万人。世界の人口約70億人中、出会える人はなんと0.000004%の確率。そもそも出会えたことは奇跡的なことであり、自然と感謝の言葉が出てくるそうだ。すると相手も自然と笑顔になり、その場の雰囲気も良くなる。著者はこの…
』 本作を知ったのは1ヶ月ほど前Twitterで。バズっていたのが流れてきたから読んでだけだったが、続きを読むとその物語は全く別の物語であることが分かった。Twitterでの見知っている人は絶対に続きも読むこと。 本作の主人公は社会人で事務職の女の子美優。…
私は、少年時代から青年時代になるまでの間、かなりの漫画野郎だった。だが、広く浅くというよりは、好き嫌いは激しいタイプであった。で、特別好きだった何人かの漫画家の一人が池上遼一であった。彼の漫画を初めて読んだのは、恐らく『日本版スパイダーマ…
風我と優我の双子の物語。2人は、誕生日の日だけに2時間毎に入れ替わる(テレポートする)能力を持つ。 幼い頃から父親に虐待されるも、2人で助け合ってきた2人。「二人で二つの人生だ。どっちも俺たちのものだ」 伊坂先生の本作品。子供への虐待、殺人など…
『装甲騎兵ボトムズ』を冠にしているが、御本家とは殆ど関係無いのが本作。同じくしているのはその舞台くらいで、共にアストラギウス銀河を活躍の場としている。一方、時代はテレビシリーズから約300年後なのだから、幾ら異能者のキリコ・キュービィーといえ…
現代は、リモートや在宅ワークなど働き方が多様化しており、どのように人を育てるか?という悩みを抱えている、上司、リーダーが多くいる。一方、部下は上司からのフィードバックがないという悩みがある。本書は、どのようにして、部下の成長を促し、組織、…
現代は、リモートや在宅ワークなど働き方が多様化しており、どのように人を育てるか?という悩みを抱えている、上司、リーダーが多くいる。一方、部下は上司からのフィードバックがないという悩みがある。本書は、どのようにして、部下の成長を促し、組織、…
2度の挫折を経験した著者は無一文から会社の年商を40億円に拡大させた人物。人生に翻弄される中でつかみ取った正しい「お金」「時間」「人間関係」の在り方が書かれている書籍。 著者は、資金が少ない人が投資で儲けるためにすべきことは「本業以外から5万円…
ガサラキおじさんという人種がいるらしい。この書評を書くに当たって、改めてWeb検索した際に知ったことだ。どうやら、SNS界隈でリアルロボット路線の話になると、「ガサラキはいいぞ」と言い出すのがその習わしらしい。その『ガサラキ』とは、1998年10月4日…
著者は評者と同じく堀江貴文イノベーション大学校(HIU)に所属するメンバーだ。イタリアで行われたイベントでは実行委員長として他のメンバーを引っ張り、またイベントのPRのためのプレゼンテーションの場で高く評価され、成功させたことは記憶に新しい。…
著者の伊坂幸太郎さん自身が、“僕の小説の中ではもっとも本格的ミステリー度が高い自信作です。“と、称する長編ミステリー。 「僕の住む国では、ばたばたといろんなことが起きた。 戦争が終わったんだ」と人間の“私“に語りかけるのは、雄猫の“トム“。このト…
「節約は守り」「投資は攻め」一般的にこのようなイメージがあるが、著者は「節約も攻めに入る」という。定価1000円の商品を900円で購入すれば100円出費が減る。支払い前にポイントカードを提示すれば0.5~1%のポイントが貯まる。クレジットカード決済すれ…
OL、社内結婚、出産、退社、子育。普通の専業主婦が一念発起。自分でデザインした洋品店を開業。その後、業態転換を図りながら40年の歳月をかけて年商10億円の企業に成長させた。著者がビジネスを拡大させることができた要因は、経験やスキルが積みあがった…
日本における半導体の栄枯盛衰、海外勢の半導体に対する姿勢。そして著者が日本の半導体復活にどの様に取り組んでいるのかが書かれている。 日本の半導体はトランジスタの小型化にはじまりインテルのDRAMを高性能で安価に供給することに成功したことで黄金時…
著者が・・・なんて書くとなんとなくそぐわない。SAMさんが、そう、TRFの、そうそう、Yeh, yeh, yeh, yeh, yeh, Wow, wow, wow, wowのSAMさんだ。そのSAMさんが、初めて加齢による変化を感じたのは47歳を超えた辺り。瞬発力やキレがガクンと落ちたと感じたの…