HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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学習

【書評】話者30万人の言語アイスランド語を学んでみよう!『Beginner's Icelandic with 2 Audio CDs Bilingual Edition』

全世界での話者は30万人ほどのアイスランド語。この言語を学ぶためのテキストの選択肢は非常に少ない中で、本書は非常に分かりやすく、日常会話をする上では支障のない程度の内容が盛り込まれている。 特に、見開きで左側にアイスランド語で右側が英語になっ…

【書評】探偵小説で英語を学ぼう - 『シャーロック・ホームズで学ぶ英文法』

皆さんこんにちは。今日は私が最近読んだ本、「シャーロック・ホームズで学ぶ英文法」について書きたいと思います。 この本は、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの英文を徹底的に解説したもので、稀代の翻訳者と認知言語学者が執筆しています。また、…

【書評】統計学で少しでも有意義な人生を 『はじめての統計学 レジの行列が早く進むのは、どっち?』

著者は統計のおねぇさん、サトマイことサトウマイさん。 本書のタイトル「レジの行列が早く進むのは、どっち?」ですが、例えばスーパーなどでお買い物をしていて、レジが混み合っているとき、皆さんはどの列に並ぶかをどういう基準で選んでいるでしょう。 …

【書評】Googleマップってどういう仕組み?地図好き必読!『現場のプロがわかりやすく教える位置情報エンジニア養成講座』

ブラタモリのような地理が好き、地図が好きという方は一歩進んで、地図アプリを作ってみるのはどうだろうか。私はガラケーの時からGoogleマップを愛用しているが、どういう仕組みで動いているのか考えたこともなかった。しかし本書1・2章を読めばそれが理解…

【書評】まずシステムを作りたい人に!『小さな会社のAccessデータベース作成・運用ガイド』

Accessを勉強して、実践したい人はまずこれをやろう。小さいシステムならこれを真似するだけでうまくいく。 DXがブームとなっている。社内でもデータベースシステムをつくろう!となった時にまず、話題に上がるのはAccessだろう。会社のPCに入っていることも…

【書評】ポストコロナのコミュニケーション力を高める玩具箱『あてはめて使うだけ 英語の超万能フレーズ78』

ようやく、海外旅行が心置きなく出来るようになった。最近は仕事で日本に於いても英語と接する機会も増えている。ネット上で翻訳が出来るなど英語力を補うツールは多くなっているが、やはり生きた英語でのコミュニケーション力があればあるほど、大袈裟にい…

【書評】ノーコードでのデータベース入門に『Accessのデータベースのツボとコツがゼッタイにわかる本』

Microsoft Excel、Word、PowerPointなどは有名だがAccessというのはご存知だろうか。会社のPCに密かに入ってるかもしれない。これは数名程度で扱うのに向いているデータベースソフトだ。そのデータベースの入門となるのが本書だ。 本書はAccessを学ぼうとす…

【書評】ノーコードでのデータベース入門に『Accessのデータベースのツボとコツがゼッタイにわかる本』

Microsoft Excel、Word、PowerPointなどは有名だがAccessというのはご存知だろうか。会社のPCに密かに入ってるかもしれない。これは数名程度で扱うのに向いているデータベースソフトだ。そのデータベースの入門となるのが本書だ。 本書はAccessを学ぼうとす…

【書評】 情報の交通整理に『ネット情報におぼれない学び方』

ネットでの検索、ChatGPTにとりあえず聞いてみる、SNS、世の中まさにそれがなければ回らなくなったこの時代に、こう思ったことはないだろうか?「やっぱり生の講演会はいい」「やっぱり直に会って聞かないと」。 なぜそう思うのか。実はその端的な説明がこの…

【書評】これで話せる!『あてはめて使うだけ 英語の超万能フレーズ78 』

インバウンドが再び始まった今。この本を片手に海外から来た方と話してはどうだろうか?難しい単語なんか知らなくてよい、すでに知ってる単語を組み合わせてノリで話していこう! 英語教育のせいとか、聞き取りはできるけど話せないとか、どうでもいいのだ。…

【書評】これで話せる!『あてはめて使うだけ 英語の超万能フレーズ78 』

インバウンドが再び始まった今。この本を片手に海外から来た方と話してはどうだろうか?難しい単語なんか知らなくてよい、すでに知ってる単語を組み合わせてノリで話していこう! 英語教育のせいとか、聞き取りはできるけど話せないとか、どうでもいいのだ。…

 【書評】日本古代史のキーワードは天皇・言霊・和・怨霊・ケガレの5つである。『コミック版 逆説の日本史 古代黎明編』

『菊と刀』『空気の研究』など日本人の特徴を研究した有名な本は多数出版されておりますが、こちらは古代日本史を今でも残っている日本人の特徴も踏まえながら書かれた本になります。 例えば「会社などで明日から人の使ったコップを交換して欲しい、もちろん…

【書評】幕末維新は朱子学と長州藩を中心とした理解が必要!『コミック版 逆説の日本史 幕末維新編』

『コミック版 逆説の日本史』も戦国三英傑・江戸大改革と続き、いよいよ幕末維新編に突入します。ポイントは「なぜ日本の開国と近代化は遅れたのか?」である。この問いを理解するキーワードの1つは江戸大改革編と同じ朱子学である。 朱子学にある「祖法」と…

【書評】徳川幕府存続の仕組みを作り、そして滅ぼした朱子学を中心に考える『コミック版 逆説の日本史 江戸大改革編』

前作の『コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編』の続編である本著は、徳川家康が幕府を開いた江戸時代にスポットを当てます。この時代のキーワードは武士でもなく大名でもなく、なんと「朱子学」です。これを理解することで江戸時代を理解することができる…

【書評】歴史を俯瞰し、仮説を立てる大事さを知る!『コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編』

著者の井沢元彦氏曰く、『逆説の意味はこういう見方もあるよ!』である。今の日本の歴史研究者は専門分野のみを研究している&史料至上主義により、歴史を俯瞰的に見れず科学のように仮説を立てて検証することが難しい環境であると懸念を持ってます。その懸念…

【書評】これを読めば英語ペラペラまちがいなし『英語学習の科学』

赤ちゃんみたいに英語を聞けば話せるようになることはなく、大人特有の英語学習方法が体系的に説明されていて非常に納得感がある。どんな英語学習本をも押しのけて断トツのクオリティ。 爆速で英会話を習得したい場合は単語のチャンク学習が最も効果的。チャ…

【書評】知財部とのやりとりの仕方がわかる!『技術者・研究者のための 特許の知識と実務』

研究を行い良いものが開発できた。特許を取ろう。そんなときに特許はとれるのか、特許を取るために必要な情報は何か。知財部にどんなふうに相談したらいいのか。それがわかるのが本書だ。 タイトルの通り本書は技術者・研究者のための本だ。知財部向け、弁理…

【書評】これがすべての勉強の源泉だ!喉から手が出る『独学大全― 絶対に「学ぶこと」を諦めたくない人のための55の技法』

この本は、一言で言おう。辞書である。独学で何かを習得する人に向けた、勉強法の辞典である。なので、この本は全部読まなくてもかまわない、というのが大前提である。全部読まなくてもいいにしろ、世の中には間違った勉強法があふれかえっている。たとえば…

【書評】こうして僕は数学のとりこになりました『東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』

数学を、皆さんはどのようにとらえているのだろうか?恐らくつまずいたという人が多いだろう。何を隠そう、僕も数学につまずいた人間の一人なのだ。小学校の頃は、算数の学力テストで94点を取ったこともあったが、中学に入ってかなりつまずいた。膨大な量の…

【書評】ゼロからハンター『法改正に完全対応!クレー射撃、狩猟へのファーストステップ!猟銃等講習会(初心者講習)考査絶対合格テキスト&予想模擬試験5回分[第5版]』

クレー射撃や銃猟をはじめようと思ったとき、最難関が一番最初にやってくる。猟銃等講習会初心者講習の考査試験である。合格率は20%と正誤問題にしては厳しく、難化傾向にある。銃に興味を持っているはずなので、みっちりと対策すれば良いのだが、要点のみを…

【書評】定年後でも遅くない『40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。』

「英語を話したいけど、40歳を超えたので習得できるか不安‥‥」そのように思う人は少なくないはず。しかし、「学ぶのに遅すぎることはない」と著者はいう。ただし、「TOEICのような資格に固執するのではなく、自分の得たい結果を考えて学習方法を工夫すること…

【書評】3つのツボで発音の苦手意識とGood bye!『サクッと使いこなせる英語フレーズ25選・飲食店編: 短い接客フレーズでお客さまに好印象!』

タイトルにある様に、まさにサクッとした感じで楽しく読めた。語り口もフレンドリーで読み易いし、こういうケーススタディって、”ほほう”とか“なるほど”っていう風に興味をそそられるので、どんどん読み進めちゃうのだ。著者はイギリスとオーストリアからの…

【書評】発音を知らない英語は聞き取ることができないという事実に納得!英語を学ぶ前に読んで頂きたい。『英語耳』

世の中には星の数ほど英語勉強法があり、仕事・留学・趣味などで学んでいる人が多いと思います。読み書きならば翻訳ソフト等で最悪なんとかなりますが、リスニングやスピーキングとなるとハードルが高いと思います。 そんな中、リスニングに対する考えが根本…

【書評】おおまかな英語の歴史と英語学習における謎『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』

本書は、英語の雑学を体系立てて説明し、読者の英語観を改めるものだ。大学生以上の英語学習者、研究者、教員に向けて書かれているが、中学生以上の一般人でも興味深く読めるだろう。 まず、雑学として面白い。そして英語史の眼鏡を通すと疑問の本質を見極め…

【書評】Simple is loved『絵で見る英語』

ほぼ英語と絵で構成された本。本書のカバーとちょろっと日本語で書かれているところを抜かせば世界共通になる。本編に至っては英語と絵だけなので正にユニバーサルデザインだ。結構斬新な作りになっている。 文章を読むのが苦手な人には特にお勧めである。視…

【書評】認めて信じる。大人の役割はこの二つだけ。『親が知っておきたい学びの本質の教科書 教科別編』

子どもに生き生きとした体験をする種を植えつけるには、大人の側だって同じようにものごとに大いに関心を持ち、好奇心に満ちた目で世の中を眺める習慣が必要になる。本書では、子どもに勉強させようとする前に、まずは親が知っておくべき学びの本質を、識者…

【書評】重要なのは「書く、話す」のアウトプットを意識した「読む、聞く」のインプット『アルゴリズム音読~英検準2級レベル~』

前作の『アルゴリズム音読』では、基本的な文法の習得を重視していたが、本作では高校中級程度である英検準2級対策に特化し、実際に英検の問題作成をしている人の協力により、本書ができたそうだ。 英検に特化した理由は、英語の習得には英検の基準である、…

【書評】国語は科学だ!そして創作とは建築学である!『ドラゴン桜2(6)』

「生まれてすみません」聞き覚えのあるフレーズとともに登場した国語の特別講師、太宰府治。そんな太宰府先生が重要視するのが、読解力だ。 本書は、皆さん知っての通り東大受験漫画である。そして本巻は、国語集中巻となっている。 全ての教科で必要なもの…

【書評】最短で凡人から天才へ!『マンガでわかりやすい やってはいけない勉強法』

『ん~、なぜか勉強しているけど、なぜか記憶に定着しない。』『仕事の合間を縫って勉強したいけど、効率的な勉強法が分からない。』皆さんも自分の努力量に対して結果が不一致なことを経験したことがあると思います。現在続けている勉強法で結果が出ていな…

【書評】自分に合った勉強法を見つけることが試験合格のコツ『税理士試験 この勉強法がすごい!』

税理士全体に占める20代の登録者数は全体の0.6%と極めて少数だ。本書にはそのような狭き門をくぐり抜けた著者の勉強法が記載されている。 税理士試験は5科目の合格が必要になる。この1科目のボリュームが膨大で、しかも試験は年1回であるため、資格取得…