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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】統計学で少しでも有意義な人生を 『はじめての統計学 レジの行列が早く進むのは、どっち?』

著者は統計のおねぇさん、サトマイことサトウマイさん。

本書のタイトル「レジの行列が早く進むのは、どっち?」ですが、例えばスーパーなどでお買い物をしていて、レジが混み合っているとき、皆さんはどの列に並ぶかをどういう基準で選んでいるでしょう。

性格なども大きく関与してくるとは思いますが、人それぞれ意見が分かれるところでしょう。
そこで統計学を用いることで、この列が早く進むであろうと導くことができるのです。

統計学では少なからず計算が必要となるため、数字が苦手という人にとっては、拒否感を示してしまうかもしれないが、
そこまで難しく考えなくとも、知識として知っているだけで普段の生活に役立つようなこともたくさんある。

例えば誰もが一度はやったことのあるであろう、じゃんけん。
世界中で似たようなものがあるようですが、何故かいつも強い人っていますよね。
ここにも統計学というのが使えて、こういう出し方をすると勝率が高くなる、などというものもあります。

じゃんけんもそうであるように、統計学では確率だけでなく、人間の心理やメンタル、考え方などにも大きく関わってきます。

普段こういったことを意識している人は少ないかと思いますが、仕事でも遊びでも活かせることは意外と多いかもしれません。

本書ではこのように少し意識を持つだけ、少し知識として持っているだけで、人生がお得になるかもしれない内容が様々なパターンで紹介されています。

また著者のYouTubeチャンネルでは最近話題となった事柄などをテーマに、統計学を用いてユーモアも交えて分かりやすく解説されています。

統計学を知ることで、物事を少し違った視点で見ることができるようになり、普段の生活も変化させることができるかもしれません。

本書はこれから統計学を学びたい人にとっての入門書のような書籍となっていますので、興味のある方はぜひ手にとっていただければと思います。