2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
2007年から2008年に掛けて全12話のOVAが発売され、更に2009年1月には劇場版が公開されたアニメ作品のノベライズである本作は、メインで脚本を手掛けた吉川惣司氏の手による。『装甲騎兵ボトムズ』は、体長約4mのATというロボットを駆る主人公キリコ・キュー…
最近は睡眠不足が国民的に問題になっている。アメリカのシンクタンク「ランド研究所」が驚くべき事を2016年に発表した。なんと睡眠不足による、日本の経済損失は年間約15兆円に相当する。なんか命削って働いて、結果的にマイナスって切ない。そんな方たちの…
「ミネラルウォーターボルビックの年間消費量はどれくらいですか?」 えっ!?分かるわけねーよ!と、思ったあなた!安心して下さい。こちらの本を読むと正解はしなくても、そこまで行く道筋の考え方が学べる。本書を読めばロジカルシンキング、または仮説思…
千利休は自ら言葉を綴る事をほとんどしなかった。利休の茶の湯そのものが思想であり、生き方であり、メッセージだったからかもしれない。まさに日本人の心の有り様を示していたと思う。オリンピック開催前に話題になり、利休も大事にしていた「おもてなし」…
「これだけは、どうしても届けたい」 書店へ取次店を介さずに直接商品を卸す、いわゆる直取引で営業されてるミシマ社。こちらの代表三島氏が日頃お世話になっている本屋さんに、上記のようなお願いをした。1年間毎日違う本を読めるように365人の本屋に。 365…
ゲノム解析のテクノロジーが発展すれば、今後みんなが自分の体の情報をリアルタイムで知る事ができ、健康増進に繋がる。そして、不幸な死を迎える人が少なくなり、いい未来に繋がると思う。さらに面白いと思ったのは、体質や疾患発症のリスクが知れるのは当…
資格取得に関連する本の多くは、国家取得が最短で取得できるなどの取得をする手段の為の参考書が目立つ。著書は、取得する手段だけではなく「キャリアコンサルタント」の魅力について著者の実体験も交えて解説している。特に、資格者を2020年2月末時点より2…
自分というものを掘り下げてみると実はあまり深くなく、どちらかと言えば周りの事がよく見えてくる、読んだ後、私はそう感じた。一見矛盾しているように感じるが、この本を読むと「なるほどなぁ」と腑に落ちてくる。自分が生かされているんだなぁと、しみじ…
「この世の存在はすべて情報次第でいくらでも変わってしまう」 この書籍の中で特に心に残った言葉だ。例えば、今日別れたカップルがいます。前日までは彼女だった女性が今日別れた瞬間、元彼女という存在になる。他の例として中国の故事でこんな話がある。秦…
「男の浮気は副業、女の浮気は転職活動?」。帯のキャッチコピーでつい購入してしまった。著者である関口 美奈子さんは元銀座No. 1ホステスで今は結婚相談所を経営している。元銀座No. 1ということなので、元々コミュニーケーションの達人かと思いきやアルバ…
私はマッサージ師なので仕事柄、人の身体を触る機会が多い。しかし触れる事に関して感覚的には考えてきたが、科学的にはあまり考えてこなかったと痛感させられた一冊。著者であるデイヴィッド・J・リンデン氏が神経科学者であり専門的な部分も多いが、医療関…
本誌は、睡眠、代謝、食事、料理、筋肉、腸、ホルモンなど心や体の健康に関するコンテンツが盛り沢山。そんな中でも一際目につくのがお金の学び。一見、健康とは関係ないように思われるかもしれないが、精神的なストレスを解放することは健康には欠かせない…
放送終了後に制作されたOVAの三作目として、1988年3月に発売された『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』。本書も、『ザ・ラストレッドショルダー』同様、OVAの脚本を書いた著者が小説化したものである。今回は、テレビシリーズ以前の出来事を描く…
主人公は年収500万円のサラリーマン。マンションのローンは65歳まであるが奥さんのパートの収入もあるため、会社の「副業解禁」をバカバカしいと思っていたが、同期は会社の給与には頼れないとすでに副業を行なっていた。そんな時、主人公の元に現れた不思議…
本書は広島県尾道市にある開店時間23時の古本屋「弐拾db(ニジュウデシベル)」の店主、藤井くんのエッセイです。私は、藤井くんの事を3人目の弟だと思っている。下の弟と同級生で、私と同い年のお姉さんが居るらしい。藤井くんはというと、私の事を他のお…
『SALON DESIGN』とは、HIU編集学部のメンバーが発行する季刊誌である。通称:サロン本。評者はサロン本の製作メンバーでもある。先に断っておくと、今回の書評は身内贔屓でしかない。 私が担当したのは、劇団Hattari団長・岩﨑 姫無さんである(P.16-17)。…
本書の著者である吉川惣司は、アニメ監督、脚本家、演出家、アニメーター、舞台演出家と幅広い才能の持ち主である。劇場版第一作目にして決定版と名高い、『ルパン三世 ルパンVS複製人間』の監督、脚本、絵コンテ、演出をした人と言えば分かりも早いだろうか…
超一流ソフトウェアエンジニアである中島聡氏が自分の経験をもとにアウトプットの方法論を語る本書、コードの話は一切なく、文章の書き方やブログのコツ、プレゼンへの臨み方まで等身大の目線で語ります。インプット多めのあなた、そろそろ本書が必要です。 …
著者は、自衛官を務めながらニ億円以上の資産を築き上げ、四十代でアーリーリタイア。現在は、貯蓄以外に不動産投資で年間一千万円以上の収入があると言う。「上手くやりやがって」と、貴方はそう思うだろうか。しかぁし! である。それ相応の努力・・・その…
歯科医である著者は、日頃から体と歯の健康の大切さを伝えているが、なかなか実感できない人がいるようだ。また、歯科医院はコンビニの数より多いというのはよく聞くが、中には知識や経験不足の歯科医も多いという。そのため、本書では歯の基本知識や治療法…
終戦間際の作戦で、キリコ・キュービーがフィアナと遭遇したあの直後から、絶えず彼を追い、監視してきた男ジャン・ポール・ロッチナ。彼は言った。「お前はパーフェクト・ソルジャーだ。確証が得たいか? 行け、クエント星へ。そこに、お前の全てがある」 …
本書はデータ分析について勉強したいが何をしてよいのかわからない。そもそもデータ分析とはなんだろうか?と言った人におすすめだ。逆に言えばデータ分析をかじったことがある人が勉強したいと思って選ぶ本ではない。一般的な人が少しスキルアップするため…
「キャリアコンサルタント」。徐々に認知され始めてきたがまだ耳馴染みのない言葉。実は昨今のコロナ禍を受け、今後飛躍的に活躍できる可能性が高いブルーオーシャンな国家資格なのである。「キャリアコンサルタント」という言葉を初めて聞いた人にも分かり…
この作品の著書ちきりんさんに、今私はハマりまくっている。そこらへんに落ちている常識を全力で否定しまくる。それは、ただの否定ではなく、熟考に熟考を重ねた結果の結論。私たちがどう働いていけば幸せになれるかの彼女なりの結論だ。 全体的には、「大企…
書道家武田双雲の著書である。丁寧と聞いて何を思い浮かべるだろうか?この著書における丁寧とは自分に起こっていることを丁寧に感じるということだ。物事を肯定的に捉え、楽しむことによって、結果的に自分の気が自動的に上がっていくと言う。お金もかけず…
論者はネットニュースのコメント欄をよく読んでいる。そのコメントは、日本人にしてははっきりとした意見が書かれている。否定的なコメントしかりだ。なぜ自分が関わっていないネットニュースにこんなにも辛辣なコメントを残せるのか疑問だったのだが、人間…
とにかく唖然とする。とにかく笑う。そしてなぜか元気になる。人の不幸は蜜の味と言うが、そういうわけではない。あまりにも突拍子もないことが人生に起こり、それに向き合う姿が滑稽であり微笑ましいのだ。家から盗聴器が出てきたエピソードなんて気になり…
「どこだ・・・・・・ここは」追い求めたフィアナをその手にし、キリコ・キュービーは神聖クメン王国の崩壊時、大気圏脱出用小型機で炎熱の古都から脱出した筈だった。しかし、漆黒の宇宙に飛び込んだとき、行く手に現れた巨大な光の塊に脱出機ごと二人は取…
「病気になった時に傷つくのは肉体だけではない。」かなりキャッチ―である。日本国憲法第25条を知っているだろうか?25条とは「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という生存権のことである。この漫画は病気になった時に自分らし…
【書評】今はアルコールは少量でも身体によくないのが常識!『男のヘルスマネジメント大全 ーー はたらき盛りのパートナーに『健康管理/生活習慣病/ホルモン/更年期障害/AGA/ED/性感染症 etc.』』
医療は常に進化している。一昔前まではアルコールは少量だと血行も良くなるしストレスも減るし良いと言われていたが現在では少量でも悪い点が多い。本書では男性が興味がありそうなヘルスマネジメントの最新情報がまとまっている。 まず初めに結論を書いてお…