次に、資格を取得すれば稼げますよと謳っておらず、むしろ資格取得をして何をしたいか、日々の自己研鑽の重要性を説いている。その中でも、現役キャリアコンサルティングの4人の事例では、実際の資格の活用や活躍の現場の様子を紹介しており資格取得後の自分自身のキャリア形成にも参考になる一冊になるのではないかと思う。
著者は、自身の転職を機に「キャリアコンサルタント」という資格と出会いいかにして「キャリアコンサルタント」として成功したか。「キャリアコンサルタント」という仕事が企業で働く人のキャリアプランを実現するための支援者であるとも話している。
私自身、何度か転職の経験がある。その都度迷い考えていた。振り返ってみると、相談できるといっても家族程度。働ければなんでもいいわけでもなく、給料がいくらでもいいわけでもない。だが、自分には何ができて何がしたいかもわからないまま転職をしてきた様な気がする。この様な経験は、私だけでは決してないと思う。だからこそ、キャリアについての相談ができる「キャリアコンサルタント」が広く認知されればより多くの人が納得のいく仕事に出会えるのかもしれない。
現在、労働環境が大きく変わっている。会社員も、これまでのように会社からの指示や命令に従って働くのではなく、個人が自律的、主体的に働き、会社の生産性を向上させて、いかに社会貢献していくかがが重要だ。「キャリアコンサルタント」に興味がある人、又はこれまでの自分の働き方に疑問を感じている人全ての人に一度読んでもらいたい一冊。