HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】キャッシュフロー経営とは何か『破天荒フェニックス』

ハラハラ、ドキドキ、まるでジェットコースターのような、オンデーズの事業再生物語。 JINS、Zoff、オンデーズ。メガネをファッションのように付け替えるカルチャーが定着してどのくらいになるだろうか。オンデーズ躍進の裏側にこのような物語があったとは全…

【書評】ターゲットは70億人『堀江貴文VS.鮨職人~鮨屋に修業は必要か?~』

著者は、グルメに関する著書を複数出版しているが、本書は他とは少し違った切り口で書かれている。著者自らが、お店を繁盛させている7人の鮨職人と直接会って話し、なぜ鮨職人という道を選んだのか。また現在の状況と今後について、対談形式で掲載されている…

【書評】多重人格者との恋愛『プリズム』

主人公聡子は、12個の人格を持ち合わせた青年と恋に落ちる。12人のうちの一人を好きになり、別の人格からも思いを寄せられる。プリズムというのは、多重人格者の比喩だ。 人間には誰しも、多面性がある。聡子もまた、職を変えたり、家族との関係を考え直した…

【書評】箱根駅伝物語『風が強く吹いている』

知人から三浦しをんさんの本がいいとお勧めされて、読んでみた。古びた学生寮に住む学生たちが、弱小駅伝チームを作り、箱根駅伝を目指す青春群像劇である。 駅伝チームということもあり、一人ひとりのキャラがとても個性的に描かれている。チームを作り、そ…

【書評】ゼロになってからが本当の勝負『刑務所いたけど何か質問ある?』

本書は、著者自身が経験した獄中生活での出来事をコミカルに綴ったものである。刑務所の話しと聞くと何だか重そうな内容に感じる人もいるかもしれないが、マンガになっているため非常に面白く、刑務所のリアルがよくわかる。 本書との出会いは、2年前に著者…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/11/17-23】

1位 bookrev.horiemon.com 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (113件) を見る 2位 bookrev.horiemon.c…

【書評】他人の人生を知ることで誰かにちょっとだけ優しくなれる『ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。』

本作はゲイ風俗で働いていたもちぎさんの視点を通して、マイノリティとして生きるなかで強く生きる人の尊さを垣間見ることができる作品だ。 本作では著者自身の性的マイノリティの経験だったり、家族との関係性の悪さだったり、働いていた性風俗の人たちとの…

【書評】あなたの人生には記憶に残る朝ごはんがありますか?『ワンナイト・モーニング』

ストーリーはタイトル通り。一晩過ごした男女のその後の朝ごはんの話だ。ようはグルメ漫画である。 幼なじみとの夜、同窓会での再会の夜、セフレとの夜、深夜バイトの夜、出会い系で会った子との夜、そんな日の次の朝ごはんだ。もう会うこともない人もいるし…

【書評】私が化学を好きになったのもこの本のおかげかもしれない『「ロウソクの科学」が教えてくれること』

ノーベル賞を受賞した吉野彰氏が科学に興味を持った本ということで有名になった本書。化学で飯を食べている評者も読まなくてはと思い今回読むことにした。 内容はファラデーが実験の実演を行なっている様子とともに進んでいく。ロウソクをみて、真ん中だけ溶…

【書評】本当にうめぇ魚が喰いてぇのかい?『日本一うまい魚のごはん』

「クタっとなってるのを、皿に叩きつけてビシッとさせるんだよ」 築地のマグロ仲卸業を営む生田氏による自分が好きな魚の食べ方を乗せたレシピだ。魚に関するウンチクや築地の歴史、魚河岸の人々の生活と交えて解説してくれる。 その、レシピのダイナミック…

【書評】天才には嫉妬すらできない。できることは目の前のことに一生懸命取り組むことだけ。『世にも美しき数学者たちの日常』

本書は7人の数学者および4人の数学マニアを通して、タイトル通り数学者の日常について垣間見ることができる作品である。熟成しきった数学の世界はヤバイ。天才しか通用しねぇ。 大学の先生から、予備校の先生、小学生の天才数学者まで、本書ではいろんな形で…

【書評】予約のとれない人気店の予約をとる方法『グルメ多動力』

本書は、著者の大ヒット作で映画化もされた『多動力』シリーズのグルメ版である。また『マンガで身につく多動力』『英語の多動力』『小説多動力』など複数のジャンルごとに出版されるほどの人気作だ。 著者は、星付きレストランからコンビニ食まで、365日外…

【書評】人の持つ行動原理を探しにいこう『トップ2%の天才が使っている「人を操る」最強の心理術』

タイトルにある、『人を操る』という言葉は、人を動かす、と言い換えることができる。思い通りに服従させるということではなく、こちらの言い分を正しく伝えて納得してもらうための手法について言及されている。 基本原則の一つ、『相手の一貫性を理解する』…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/11/10-16】

1位 bookrev.horiemon.com 起業を考えたら必ず読む本 (Asuka business & language book) 作者: 井上達也 出版社/メーカー: 明日香出版社 発売日: 2016/09/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2位 bookrev.horiemon.com メディ…

【書評】人から愛されるでくのぼう『のぼうの城』

表紙イラストも印象的な、和田竜の小説家デビュー作。司馬遼太郎達とは異なる、新たな歴史小説の楽しさを味わうことができる一冊。 舞台は、秀吉の時代、難攻不落の小田原城。北条氏の配下にあった、成田家の話である。 物語では、船上にいる主人公、成田長…

【書評】いま、ここだけを真剣に生きる『嫌われる勇気』

哲学者と一人の悩める青年との対話を通して、アドラー心理学をわかりやすく学べる本。青年が葛藤を抱えながらも、哲学者と心を通わせ、友情が芽生えていく物語だ。 哲学者は『われわれを苦しめる劣等感は、客観的な事実ではなく主観的な解釈』だと言う。事実…

【書評】カーネギーモン 『道は開ける』

堀江貴文氏の著書「情報だけ武器にしろ。」のまえがきに代えてでは「情報を持たなければ、人は恐怖に駆られる。仕事や人生の、将来についての恐怖や不安の大半は情報不足が原因だ。」と書かれている。 カーネギーの著書「道は開ける」は“悩み”をテーマに扱っ…

【書評】新たな価値が生まれた時代 『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』

●お金の捉え方をリセットできる仮想通貨ってなんだろう?ビットコインってなんだろう?2018年末に起きたコインチェック騒動が記憶に新しいかもしれないが、マウントゴックス事件など、センセーショナルな問題が起こり、皆が投機的に仮想通貨、ビットコインだ…

【書評】これであなたもメンタリスト『「人を操る」最強の心理術』

IQは一般的に100前後なのだが、人口の約2%が130を超えるIQを持つと言われている。これがいわゆる天才である。そんな高IQだけが加入できるMENSAという団体の1人として活動しているのが今回の著者、山本マサヤさんだ。 一般的な考えとは異なり、IQとは脳の処理…

【書評】多分野の専門家の力を借りて自分と時代のミスマッチを埋める 『最高の生き方』

タイトルが本書のイメージを勘違いさせてしまっているのが少し残念であるが、本書は東大名誉教授島薗進氏、京都大学山極壽一氏、哲学者中島義道氏、岸見一郎氏、脳科学者中野信子氏と各々の専門分野の第一人者が参加しているため信用がある。 本書を読むこと…

【書評】国民的中高年の恋愛漫画 『黄昏流星群』

本書は40代以降の中高年の“恋愛漫画”であり、弘兼フリークスにはたまらない漫画になります。本シリーズは2000年に第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、2018年にはテレビドラマ化された国民的中高年の恋愛漫画です。 著者はご存知「島耕作」…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/11/3-9】

1位 bookrev.horiemon.com PLAY WORK プレイ・ワーク 仕事の生産性がグングン高まる「遊びながら働く」方法 作者: ピョートル・フェリクス・グジバチ 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2019/07/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2位 bookr…

【書評】経営者目線で考える『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』

レストランで楽しい体験をしたいと思っている著者が、飲食店が元気になって、ますます活性化するためのポイントについてまとめている。 人気店の必須条件は「驚き」それを継続するには、素材や料理のためのリサーチが必要だと言う。なぜなら、お客さんは何が…

【書評】お金より大事なものは『夢を叶える「打ち出の小槌」』

本書はもともと2009年に出版されたものだが、10年の時をこえて今回新たに生まれ変わった。それは、現在でも本書を上手く活用できていない人がまだまだ多いということにもなるのだろう。 本書のタイトルにもなっている「打ち出の小槌」著者は、打ち出の小槌は…

【書評】もし目的も無いのに漠然と起業を考えているのなら 『起業を考えたら必ず読む本』

SNSで起業することをすすめる記事をよく見かける。書店でも起業関係の書物が増えていると実感する。「会社を設立して10年後に残っている会社は1割」と言われている中で、なぜ起業を選ぶのだろうか? 個の時代と囃し立てられ、著名人の「早く起業しろ」の声…

【書評】Google元人事が教える、遊びながら働く方法『PLAYWORK』

筆者は、Googleでアジア・パシフィック地域における人材開発、グローバル人材の育成戦略策定に携わった人物。そして、日本を愛しており、禅の思想を持ち合わせたとても素敵な方である。(講演でも、流暢な日本語でお話される) Googleの生み出す革新的なサー…

【書評】恥ずかしくない英語を身につけたいよね『ネイティブにほめられる英語』

Let's eat Grandma!(おばあちゃんを食べよう) Let's eat, Grandma!(おばあちゃん、食べよう) コンマの位置などは、パンクチュエーションという。 この本のコンセプトは、学校で習わない正しい英語を身に着けようだ。 当然のことながら、どの言語のネイティ…

【書評】稼ぐ漢はとにかく勉強する。それが法に触れるかどうかは別として『金融ダークサイド 元経済やくざが明かすマネーと暴力の新世界』

「バレル5ドルで、毎月2500万の儲けや」 著者は株取引にのめりこみ大学を中退、ヤクザの資金をも運用していたが、バブル崩壊と同時に大借金を背負う。 精神的に追い詰められる著者と仲間たちだが、詰め寄る債権者に「取り返すから、お金を貸してください」と…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/10/27-11/2】

1位 bookrev.horiemon.com 時間革命 1秒もムダに生きるな 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2019/09/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2位 bookrev.horiemon.com 漫画 君たちはどう生きるか 作者: 吉野源三郎,羽賀翔一…

【ランキング】今月読まれた書評【2019年10月度】

1位 bookrev.horiemon.com ジョーカー[新装版] (ShoPro Books) 作者: ブライアン・アザレロ,リー・ベルメホ,高木亮 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション 発売日: 2018/12/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2位 book…