堀江貴文氏の著書「情報だけ武器にしろ。」のまえがきに代えてでは「情報を持たなければ、人は恐怖に駆られる。仕事や人生の、将来についての恐怖や不安の大半は情報不足が原因だ。」と書かれている。
カーネギーの著書「道は開ける」は“悩み”をテーマに扱っており、分析をすすめている。
それは1.事態の把握、2.事実の分析、3.決断と実行であり、本書では「この世の悩みの大半は、判断の根拠となる知識が十分でないのに、あえて判断を下そうとするから生じる。」「時間の許す限り公平な客観的立場で事実を集めることに専念すれば、悩みなど知識の光によって蒸発している。」と悩みの正体を情報不足から生じた混乱が原因と考えている。
『幽霊を見たと枯れ尾花』という言葉があるように、人は思い込みで勝手に恐怖を作ってしまうことが多々ある。情報があればある程度の予測が可能であり、起こりうる最悪の事態もそれを好転させる作戦も立てられる。
堀江貴文氏は「僕だって、情報がなければ何も行動できない。」と著書で発言している。
道を開くためには呼吸レベルの情報収集で悩みや不安を具体化することが大事なのかもしれない。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/20
- メディア: 単行本
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