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今回その中からおすすめの本を選定しました。
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【必読】投資に関するおすすめ本の書評9選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note
noteでは過去の書評から、PV、売り上げなどをもとに厳選された100記事をまとめ販売しています。厳選された記事を読むにはこちらから。
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今回はそのなかからおすすめビジネス書を厳選いたしました。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 (PHPビジネス新書)
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
さおだけ屋はなぜ潰れないのか??身近な疑問からはじめる会計学? (光文社新書)
なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
16世紀の大航海時代(日本では戦国時代の真っ只中)、キリスト教の世界布教によりフランシスコ・ザビエルが種子島に来日し、それから日本での布教活動が広がっていく。その後イエズス会のヴァリアーノ氏の提案により日本人で洗礼を受けた4人の少年(クアトロ・ラガツィイ)の欧州派遣を計画、それが「天正少年使節」である。彼らは8年かけて戦国時代に海を渡り、ポルトガルやローマを訪問し日本へ帰国。その後を描いた歴史物語である。本書の特徴としては、日本側と欧州側にある資料を作者が丁寧に読み込み、事実に近いものだけを厳選して描かれているので、非常に分かりやすく描かれております。
一方で4人の少年の生きた時代は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった日本側の権力者変更によるキリスト教に対する思想(共存→弾圧)変化が著しい時期であり、当時世界帝国であったポルトガル・スペインからイギリス・オランダへと世界の中心が移っていく時代であった。そのため4人の少年だけを中心に描くというよりは、その当時の世界・日本の歴史も併せて描かれているので、大変興味深い内容となっています。
ちなみに主役である4人の少年は、欧州で熱烈な歓迎を受け当時多くの権力者に会い、日本初の活版印刷機を持ち帰り、日本に戻ってからも豊臣秀吉から直接家来にならないか?と誘われるほどになる。日本人がどのように欧州で受け入れられ、何を感じてどのようなものを持ち帰ったのか?また彼らの最後はどうなったのか?当時の世界と日本を取り巻く環境を学びながら読んで頂きたい一冊である。
著者
出版社 集英社
発行日 2008年3月19日
作家・林真理子氏の、今現在を投影したエッセイ集である。皆、人生の節目節目で、「昔、正岡子規はこの年で亡くなったんだ」とか「新撰組近藤誠は自分の今の年では、、」などと、熟しきった先人と同じ年の今の自分の未熟さを憂いた事があるのではないか。体と気持ちはアンチエイジングで若くありたいが、経験に応じたよい年齢を重ねた大人でいたい、そんな塾年世代に向けたこのタイトル。数々の文学賞や紫綬褒章の受賞に現在は日本文藝家協会の理事長で、日本大学の理事長を務めている、自分でも「大御所っぽく収まった」といった林氏から何某かのヒントが得られるかと頁をめくる。
「人間関係の心得」や「お金を味方につける」「読書の快楽」の章と人生訓も諸々。そして所々に垣間見える、彼女のきらびやかな交友関係。しかしこの林氏が、いやこの林氏もやはり、ああ絶え間なく努力してきたのだ、と諭されるのが「私の成熟スイッチ・生き残るのは変化するもの」の章だ。
即ち、変化を厭わない、いや寧ろ変化しようしようと挑戦し続けたことが綴られている。
〜(引用)私の人生訓の一つが、「生き残るものは大きなものでも強いものでもない。変化していくものだ。」です。
〜中略〜
「書く私」という幹から「○○を書く私」が何本も枝のように生えていたのです。
〜中略〜
私の「素直さ」と「真面目さ」、同じようなものは書きたくないという「意地」の三本柱があってこそと思います。〜
確かに、直木賞を取った「最終便に間に合えば」「京都まで」の女心の心理描写や恋愛もの。大河ドラマにもなった「西郷どん!」などの歴史小説。そして同一雑誌最多掲載ギネス記録認定もある得意のエッセイ。多様なジャンルの著作は、最初に売れた後に自身を「完全にキワモノとして認知されていきました。」と冷静に俯瞰しつつ、ジャンルを選ばず寧ろ変えよう変えようと努力して書いていった結果がここにあるのか、ととても納得する。
成熟と変化は一見して寄り添わない概念のように見える。しかし、一つの幹の中、一つところに留まらない所々の枝葉を生やすイメージで、新しいことへの挑戦が大樹を生み出したのだと腑に落ちる。
ほかにも、占いが好きで、とにかく誰かに強運だ、大丈夫だと言われたい不安定な作家の立場の記述。尊敬から憐憫へと熟した夫婦関係をふりかえった文章。大御所、の林氏の細かな努力がやはり垣間見れる。
読む者の立場により刺さる部分は違うかもしれない。しかし人生幾つになりどんなステージになっても、毎日を充実した能動的な生き方としていく、そのヒントが得られる1冊であろう。
研究を行い良いものが開発できた。特許を取ろう。そんなときに特許はとれるのか、特許を取るために必要な情報は何か。知財部にどんなふうに相談したらいいのか。それがわかるのが本書だ。
タイトルの通り本書は技術者・研究者のための本だ。知財部向け、弁理士向けなどの本はよくあるが、特許に関わる人間で一番多いのは技術者・研究者であろう。研究者はどの程度まで関わり知財部にどこからを任せればいいかがよくわかる。
特許というのは新規性と進歩性が必要だ。特許について学ぶとまず初めに知る言葉だ。新規性はこれまでの技術と比べ何が新しいか。進歩性はそれを思いつくのが難しいか。研究者はまず新規性だけを考えて、進歩性は特許部に任せよう。
また、本書では知財部に向けて、発明を提案する書類のテンプレートも載っている。知財部に説明するための情報をまとめたものだ。非常にありがたい。
さて、その他にも技術調査のやり方など、とにかく技術者・研究者に必要な情報がまとまっている。非常に丁度良い本だ。
「ハードボイルド小説の情緒的基盤は、あきらかに、殺人は発覚し正義が行なわれるということを信じない点にある」
本書の序文で、作者であるレイモンド・チャンドラーはこう述べている。
チャンドラーは、ハードボイルド探偵小説というスタイルを確立したと言われているが、その作品の中で登場する人物達は、僅かな手掛かりを基に難解なトリックを暴くロンドンの伊達男でもなく、また、灰色の脳細胞を駆使して、歩き廻ることすらせずに鮮やかな推理力のみで犯人を特定する様な名探偵ではないのである。
街路が暗いのは夜の闇のためだけではなかった。そんな時代のロスアンジェルスを舞台に、無鉄砲に、しかし一抹の感傷を抱いて渡り歩く男が、チャンドラー作品に於ける主人公なのである。
チャンドラーが主な活動の場に選んだのは、パルプ・マガジンであった。
冒頭の弁と同じく序文の言葉を借りれば、「不必要にけばけばしい表紙や、陳腐きわまる題名、ほとんど受け容れがたい様な広告文」といった代物でしかなかった探偵雑誌である。
しかし、チャンドラーの作品は、卓越したリアリズムや流暢な文体を以て探偵小説を文学にまで押し上げた。
その活動期間中、ハリウッド映画界にも関わったりしていたこともあり、彼の生涯に亘る作品数はさほど多くはなく、長編作品は七作品のみである。また、それらの長編作品も短中編の幾つかを再編して作られているものが殆どである。
故に、枝葉が分かれて複雑な印象を与えることもしばしばとなるのだが、短中編を読むと意外なシンプルさ、分かり易さを感じることだろう。
また、チャンドラーの長編作は、全て主人公の一人称形式で描かれているが、1933年に『ブラック・マスク』誌に掲載されたデビュー作「脅迫者は射たない」など、三人称形式で書かれているレアケースも楽しめるのも短中編集に於ける特徴である。
尚、チャンドラー作品の代表的な主人公といえば、私立探偵フィリップ・マーロウである。彼が登場したのは初の長編作『大いなる眠り』であるが、チャンドラー自身の言葉によると、主人公は処女作以来一貫した人物として書いた積りだと述べている。
短中編作品に於ける主人公の探偵達も、名前こそ違えどもマーロウと同一のキャラクター造形と考えて差し支えなさそうだ。
収録作品
「序」
「脅迫者は射たない」
「赤い風」
「金魚」
「山には犯罪なし」
チャンドラー短編全集1 赤い風
作者: レイモンド・チャンドラー,(翻訳)稲葉 明雄
発売日:1963年5月17日
メディア:文庫本
皆さんは、普段どのように食事をしているだろうか?コンビニでおにぎりを買ったり、パンを買ったり、自販機でスポーツドリンクやを買う、という人もいるのではないだろうか?実は、そのような日々の積み重ねが、生活習慣病やメタボリックシンドローム、肥満などを引き起こしており、メンタルにも関係しているのだ。更に、仕事や勉強にも影響している。なので、食事は思ったよりも僕らの生活に直結している。「そんなことわかってるよ」というコメントが飛んでくるかもしれない。では、質問だ。どのような点で「分かっている」と言えるのだろうか?若い人は、「自分は若いから大丈夫」なんて思っている人も多いだろう。では、かなりお腹が出て肥満気味の人は、どのように過ごしたら、むしろあんな体形になるのだろうか?と考えると、他人事ではない、と思う人もいるだろう。本書は、そんな若い人にこそ読んで実践してほしい本だ。では、どのように有益なのか。これから紹介していこう。
まず第一に、「レシピ」とあるが、文字通りの「レシピ」は、何と本の終盤らへんにあるのだ。では、本の大半は何について書かれているのかというと、栄養素の解説、である。あんがい、栄養素のついては知らない人が多い。例えば、皆さんはよく「魚を頭がよくなる」という歌を聞いたことがあるだろう。では、その背景には、どのような理由があるのか、ご存じだろうか?では、お肉は?肉料理は太る、なんてイメージがあるかもしれないが、実は調理の仕方に問題があるとしたら?言い換えれば、調理の仕方によって、太らなくなったりかえって若返ったり、ということがあるとしたら?そう考えてみると、気になってくるだろう。そのくらい、実はみんな疎いのだ。そのことを教えてくれるのが、本書の面白いところの一つだ。
では、最も面白いのは、どのような内容だろうか?それは、太りそうだと言われているものが実は太りにくい、というケースが書かれていることだ。例えば、ダークチョコレートがある。チョコレートと聞くと、太りそうなイメージがあるが、この本を読む限り、実はそうではないのだ。なぜかというと、カカオが80%以上のチョコレートは、ポリフェノールを多く含んでいるため、心疾患を防ぐ、といったメリットが確認されているからだ。チョコ好きには、たまらない結果だろう。僕も、ダークチョコレートはちょこちょこ食べている。ちなみに、食べすぎ注意だ。
本書は、メンタリストDaiGoさんと、DaiGoさんの専属シェフであるつっしーさんが書いた本だ。つっしーさんは、論文をもとに料理を解説し、実際に作る、というニコニコチャンネルを開設している。これに従って料理を作り、食べ続けると、かなり健康的なメリットがある。栄養や健康が気になる人は、つっしーさんのチャンネルを見るのがおすすめだ。
繰り返すが、健康は、僕らの生活の根幹をなすものだ。いくら勉強が好きでも、体を壊してしまえば、その好きなこともできなくなる。しかも、年々、徐々に、だ。なので、食事を変えることで人生を変えることができる。なので、この本は、かなり価値がある。
参考文献
メンタリストDaiGo、つっしー(2022)『人生が変わる 神レシピ』repicbook
本作のことは、狼男モノとしてその存在は知っていたが、内容まではよく知らなかった。
主人公のバンパイヤ トッペイ役を水谷豊が担当してテレビドラマ化もされ、バンパイヤの変身シーンや変身後の姿はアニメーションで描いたものを合成という変わった作り方だったが、このドラマを、たま〜に「懐かしのあの番組」的な特集とかで断片を観た程度の認知であったのだ。
それを、古本屋で全3巻セットを見掛け、中途半端にしか知っていない状況を是正しておこうじゃないかと買い求めた。
物語冒頭でトッペイは手塚治虫を訪ねて「マンガ映画が好きなんです」と言い虫プロに就職する。自然と手塚治虫当人が重要な登場人物になり、テレビドラマにも本人が主演したり、虫プロも撮影されたりしているのも特徴的である。
その手塚治虫は、まえがきに於いて、「本作の骨ぐみはシェイクスピアのマクベスです。わたしはマクベスに、バイタリティにあふれた現代悪の権化を見る気がします」と述べている。
その象徴が、登場人物の一人である間久部緑郎(まくべろくろう)、アダ名はロック。
所謂スターシステムにより、ロックはそれ以前から手塚漫画には登場していたが、屈折したニヒルなキャラクターはそれほど人気を得ていなかったのだが、物語を引っ張る事実上の主演となった本作により、強烈なカリスマ性を発揮して大ブレイクした。アンチヒーローとしてその存在を確立させ、二枚目から悪役まで複雑で幅広い活動を重ねていくのである。
その才を活かして富を得ようと悪事を働くロック。人目を憚り目立たぬ様に生きながら、ひっそりと連帯を築いてきたバンパイヤ族は、革命を実現するに際してロックと手を組む。
ロックの目的はこの世の王者の座を得ること。では、バンパイヤ族の狙いとは何か? そして、ロックの兇状を嫌い、バンパイヤ族とも反目し、単身行動するトッペイの運命は如何に?
本作の第1部は『週刊少年サンデー』にて1966年から1967年に連載された。
第2部はテレビドラマ放映開始時に『少年ブック』にて1968年から1969年にかけて連載されたが、掲載誌の休刊により未完に終わってしまった。
テレビドラマは、1968年10月3日から1969年3月29日まで全26話が放送されたのであった。
バンパイヤ
作者: 手塚治虫
発売日:1968年5月10日
メディア:単行本
皆さんは、運をどのようにお考えだろうか?「科学的には定義できない、第6感的なもの」?それとも「偶然起きた幸せなことやチャンス」?そんな疑問に答えたのが、本書である。それも、科学的な手法で、である。これを読んでいる方には、不思議に思う方もいるだろう。「運なんてランダムなんだから、科学とは真逆でしょ。どうやって、運と科学を結びつけるのよ」という考えがよぎったかもしれない。そうなのであれば、この本をぜひ一読いただきたい。幸運といわれる現象が、いかに「必然から生まれた偶然か」、が分かる。この本の内容は、実際に僕自身も活用している。今回は、この本で面白いことや学んだことを紹介しよう。確かに自己啓発の類ではあるが、そこら辺の自己啓発本とは違い、論文をもとにして解説しているので、実用書の面を多く持っている。
そもそも何が面白いかというと、この本、実は数学の視点からとらえなおすと、実に納得する内容なのだ。本書のタイトルにもあるように、「方程式」とあるので、実際に日本語を用いた式が書かれている。それが、「幸運=(行動×多様+察知)×回復」である。一瞬見ただけで、僕は「そりゃそうだろ」と納得した。何故なら、これは分配法則を使うと、「行動×多様」の部分と「察知」の部分に、「回復」がかけられるからである。言い換えると、「行動回数を増やし、行動の種類もレパートリーを増やそう。疑問を投げかけよう。でも、休むことは最優先だよ」という意味になる。この数学との組み合わせは僕が付け加えたものであるが、この一個の式に表されるのは実に美しい。本質が詰まっているからだ。
そして、僕がこの方程式の中でもっとも使っているのが、「察知」である。これは言い換えると「問い」を発することだ。つまり、世の中の「そもそも」とか「何で」を突き詰めて行こうというニュアンスだ。これが、僕の基本文法のようなものだ。本書では、問いを発して突き詰めることが、いかに成功につながるかを、研究結果や事例をもとに解説している。また、その「問いを発する力」を高めるトレーニングも紹介されている。なので、「科学的な実用書」なのだ。また、この項目でで僕が共感したことがある。それが「問いが問いを生む」である。疑問を突き詰めて自分なりに答えを出すと、また違った角度の質問が頭によぎる。すると、また答えを探す、という行動に移るのだ。僕自身これもよく経験している。なので、アイデアが出ずに行き詰っている人いは、うってつけの本である。
著者は、鈴木祐というサイエンスライターで、今までに10万本の論文を読破している。また、600人の専門家にインタビューを行っている。自身のブログである「パレオな男」でアンチエイジングやトレーニング、栄養素、心理テクニックなどを配信している。有料記事もあるため、読んで実践するだけでも、かなり人生に変化が起こるだろう。
本書は、問いかけの重要性や、行動の回数とレパートリーを増やすことなど、ごくごく当たり前なことが掲載されている。しかし、それを実践している人は案外少ない。ぜひ本書を、実践しながら読んでほしい。
参考文献
鈴木祐(2023)『運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法』アスコム