amazon audibleとはamazonによる本を聞くことができるサービスです。
スマホなどで流しながら本を聞くことができるため、電車や車の中で本を聞くことができます。
また、倍速モードなどを使えば、読むよりも速い速度で本の内容を理解することができるサービスです。
今回その中からおすすめの本を選定しました。
【必読】仕事の生産性を上げるおすすめビジネス書11選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note
【必読】英語を学ぶおすすめビジネス書8選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note
【必読】読書・本の読み方に関するおすすめ本7選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note
【必読】投資に関するおすすめ本の書評9選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note
noteでは過去の書評から、PV、売り上げなどをもとに厳選された100記事をまとめ販売しています。厳選された記事を読むにはこちらから。
オールタイムベスト書評100|①ビジネス読み物11選|HIU公式書評ブログ|note
オールタイムベスト書評100|②STEMに関する本7選|HIU公式書評ブログ|note
オールタイムベスト書評100|③モテに関する本9選|HIU公式書評ブログ|note
オールタイムベスト書評100|④未来を考えるための本6選|HIU公式書評ブログ|note
オールタイムベスト書評100|⑤物語8選|HIU公式書評ブログ|note
オールタイムベスト書評100|⑥生き方を身につける本12選|HIU公式書評ブログ|note
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HIU書評メンバーの2017年の一冊 - HIU公式書評ブログ
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【2018年1月】HIU公式書評ブログでよく読まれた書評ランキング
HIU公式書評ブログの記事はHIUのメンバー全員により作成されていますが、
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今回はそのなかからおすすめビジネス書を厳選いたしました。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 (PHPビジネス新書)
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
さおだけ屋はなぜ潰れないのか??身近な疑問からはじめる会計学? (光文社新書)
なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
昨今の起業ブームに乗っかったはいいが、ちょっと待て。効果的な売り方、営業をしているか?広報戦略はどう考えているか?
ひとり起業は、夢は大きくとも、実際問題日常の集客と時間管理という2大課題るから、いってみれば広報への力は本業に費やす時間・力と分散してしまうのが常だからだ。しかし本書は、ひとり起業・ひとり社長に対し、広報という切り口からのアプローチで悩みの集客や時間管理への処方箋ともなっている。
ひとりでも、いやひとりだからこそ広報する必要性、それは見込み顧客との接触回数を多くすることや、既存顧客へも現状認知をしてもらうことのにつながることなどが本書では繰り返されている。では具体論はとなると、話題作りのための8つの小ネタアイデア、例えば〇周年記念・新発売・季節に応じた広報など。また量は質を凌駕するため、兎に角週に一回、月に一回など頻度を決めて発信することの有効性が示されている。
時間がない、への処方箋としては、スキマ時間にいかにインプットをするか。著者自らのひとり広報実践のためのインプット材料が惜しげもなく公開されている。VoicyやYouTubeなどの音声をながら聞きで時間を2倍作り出すことは勿論だ。
また、知識よりも重要なマインドの節がなかなか良い。ひとり社長は自ら決定権者なので、組織として判断が早く小回りが効くというのは最大の利点だ。しかしながら、いざマインドの強さに翳りがでたり迷いが生じると、その特徴は諸刃の剣、すぐさま鈍さに現れるのだ。そんなときに本書は『広報という仮面をかぶる』と言っている。自らを仮面で別人と見立て、マインドに左右されない広報を実行していくのだ。
ひとり広報を戦略的に。これはひとり起業の行く針路を変えるものとなるだろう。
著者︰小野 茜
発行所︰クロスメディア・パブリッシング
発行日︰2022年11月18日
数字はただの数字ではない。すべての数字に意味がある。
パン屋さんの再生ストーリー仕立てで展開される本著。数字にエクセルを使い意味を見出し、ビジネスに活かす。使い方の教科書本は苦手だけど、エクセルをもっと使いこなしたい方。楽しく読みながらエクセル上級者になれること間違いなし。
エクセルの使い方についての本ではあるが、再生ストーリーに伴って書かれているためか、少しも押しつけがましくない。ピボットテーブル、VLOOKUP関数、相関係数、回帰分析とエクセルを使用したデータ分析の意味や使い方について書かれているも、ストーリーの流れが会話で構成されているためか気が付いたら使い方が身につく感じである。
データを多角的、立体的に分析することによって、短期的ではなく長期的な経営改善ができる。例えば、一つの新商品を作ったとする。ここでの経営改善とは、新商品の売り上げをアップすると同時に店全体の売り上げをアップする必要があることを意味する。そのため、新商品の売り上げをアップさせると同時に、どのような値段の商品をどのような客が購入する傾向にあるのか、というような分析をすることによって客層と売れる商品の傾向を理解することができる。
目の前にあるどの数字をどのように分析するかは何を目的にデータを分析するかによる。データ分析の目標が明らかになったらあとは実績を繰り返していくだけである。読み終わりの感想はエクセル教科書と侮っていた、であった。エクセルの使い方は一朝一夕で身につくものではないと思う。時々確認しながら何度も読み学びたい本著である
。
『大人の学び直しTV』で大人気の「すあし社長」のYouTubeの内容を一冊にまとめた本著。ビジネス以外の話で盛り上がれていたらビジネスの場面でもうまくことが進むんじゃないか?と思ったことないだろうか?本著の50のヒントを実践してみてはどうだろうか?
人たらしな人に出会ったことがある。その方はどうしてこんなに魅力的なのだろうかと思い観察してみた。そこで気づいたことは、とにかく会話のテンポである。話せば話すほど、こちらが楽しくなるのである。おしゃべりなわけではない。バランスよく、自分の話、相手の話をうまく混ぜ込んで、楽しい会話を成立させるのだ。基本的に人は他人に話を聞いてもらったらうれしいものである。他人が楽しそうに話しているのを聞くことが楽しい人も中にはいる。ただし、自分の興味のない話を永遠に聞かされて長時間楽しめる人は皆無である。
このような状況を避けむしろ会話を弾ませるためには、とにかく相手中心の会話をすることだそう。最初に相手が何に興味があるのか会話で確認し、その相手の興味を刺激し相手に話させるような会話を続けるのである。自分の地域を相手に伝える一方では相手はおもしろくないのだ。
最初は、今日あの人は楽しめたかな?という後悔を抱えてよいと思う。まずはトレーニングし、自分なりのコツをつかんでいく。本に書かれた50のヒントのうち一つ実践できるようになったら、次のヒントへ、また次のヒントへ。自分ができるヒントの数を一つずつ増やしていけばよい。気が付けば雑談が楽しくなるはずである。
会話は相手がいるからこそできるもの。自分の会話時間は相手にとっても同じ会話時間。だからこそ相手を大切にした会話を行う。
明治初期、家老の家に生まれ、厳格に育てられた著者の自伝。
当時の生活や考え方が生々しく描かれている。著者は結婚で渡ったアメリカで初めて目にする文化や思想を受け入れながら自立していくが、著者の支えとなったのはいつも「武士の娘」を忘れない精神だった。
今の時代にはありえないような厳しい教育がいくつかのエピソードでよくわかる。
例えば、師匠の講義中には微動だにも許されず、ある時著者はなぜか落ち着かないために膝をちょっと緩めた。すると「そんな気持ちでは勉強はできません。お部屋にひきとってお考えになられたほうがよいと存じます。」と師匠が言ったので、痛い心持ちで自室へ戻ったという。またある冬の日は、火のない部屋で習字の稽古をしたが、手が紫色に変わるくらい凍えていたという。
現代に当てはめることは到底無理だが、当時は身も心も厳しくひきしめることで「心を制御する」ことを学んでいると理解されていた。だがそれだけで一般的に成り立っていたわけではないと思う。師匠と生徒あるいは親と子供が互いに礼儀作法をわきまえていたからこそではないか。
そんな武士の家での精神教育が少しずつ古風なものになっていく大変革の時でもあった。武士は金銭に関わらないことを教えられていたので、急に商売を始めてもうまくいかない。古い(といわれた)考えに固執する者も多かった。西洋から入ってきた牛肉を食す文化を恐れる人もいた。そんな中、著者はアメリカで、古い考えを大切にしつつ、新しいものは丁寧に理解し受け入れられたからこそ、精神的にもバランスよく自立して過ごせたのだろう。
「武士の娘」は1925年にアメリカで出版され、世界7カ国に翻訳された。日本で出版されたのはそれから15年後。著者は執筆の他に、コロンビア大学で日本語や日本文化などを教えた。
著者の父は越後戦争で敗北した長岡藩の筆頭家老だった。昨年の映画「峠」で話題になった河井継之助と同時期に藩政に関わっていたが、新政府との非戦を訴え逃亡し、苦労して帰藩している。私の祖父母が長岡市在住だったため以前より河井継之助のことは知っていたが、その影にこのような武士がいたことを本書で初めて知った。他にも多数の物語があっただろう。
本書には著者の母や祖母がよく登場する。彼女たちは江戸時代生まれの武士の娘。今の時代からは窮屈な生活にしか見えないが、彼女たちが自分の宿命を誇りにし覚悟して日々過ごしている姿には、心打たれるものがある。それは明治になっても変わらない姿勢だった。「1人の人間」としての生き様を見せられているかのようであった。最後まで自立した精神で生き抜いた著者は、身近な家族から最も強く学んでいたのではなかろうか。
本書は、著者が2011年6月に収監された時点がスタートとなっている。
初めは東京拘置所、やがて長野刑務所へ異動となりながら、著者は獄中から手紙というアナログ手段を用いてスタッフへ日記を送り、なんとメルマガを発信し続けていた。そして、その型破りな記録を元に書籍化したのが本書だ。
一週間で一区切り。間には「時事ネタ時評」とスタッフの談話的なものを挟む。さらには時たま実録マンガも差し込まれており、巻末には、書籍、漫画、映画などに関する大量の書評も添えられている。
一時、時の人となっていたホリエモンが逮捕され、刑務所からほぼリアルタイムで日記を送ってくる。それ自体がユニークである。それが出版当時の印象であり、面白味だったのだろう。
それからざっと十年間を経た現在に於いて初めて読んでみたのだが、流石に「過去のこと」として捉えてしまう。なので、先述した様なリアルタイムの醍醐味を感じることはない。
また、受刑者には手紙を出すのにも枚数も回数も制限がある訳だが、その為に要点を抑えた簡便な記述が主だったものなので、刑務所内での出来事の詳細を知るまでにはいかない。
加えて、律儀にもというか、毎日の朝、昼、晩の飯の献立を書いているので、日記の内容は八割方が食に関するものなんじゃなかろうか。
しかし、そんな日記の日々を繰っていくと、段々と著者が変化していくのが分かる。
酒を絶った生活のおかげか、どんどんと減っていく体重。甘い物が苦手だったのが、ぜんざいやきな粉ご飯を待ち侘びる様になっていく。苦手だった納豆までもとうとう完食に至る。
また、生活態度にも変化が生じた。
収監当初の精神的に不安定な時期、他の受刑者たちとの人間関係のストレス、やがて幸せの閾値が下がっていき、遂には刑務所の中での生活が日常と化す。
そして、これまでは理解出来なかった、能力の劣る人達、出来ない者達のことを解す様にもなっていた。
1年9ヶ月に及ぶ刑務所生活は、著者に数々の新たなものを与えたのであった。
本書は、『刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻』が続巻として出版され、さらには、『刑務所わず。塀の中では言えないホントの話』が、出所後に出版されている。
『わず』は、『なう』に於いては検閲の為に書けなかった受刑者達の具体的な模様、刑期中に起きた出来事などの、2013年3月27日の仮釈放を経ても尚触れ得ぬものであった事柄等を、11月10日の刑期満了を迎え、晴れて書き表したものである。
どうせなら、三冊通して読むことを薦めるものである。
この本は、アメリカの有名な大学の組織心理学者が書いた本だ。多くの人が如何に再考をせず、自分の思い込みに囚われているかを、研究結果と具体例をもとに紹介されている。
例えば、一流の交渉人と平均的な交渉人ではどのような違いがあるのか、だ。あなたが「交渉」「討論」と聞くと、どのような印象を持つだろうか?多くの場合、データを揃え、論理武装して、相手の意見を聞かない。しかし、一流の交渉人はその逆をしている。データは1個か2個で、事前に合意枠を決めてメモしている。極めつけは、「発言のうち5回に1回は質問している」という点だ。僕たちのイメージを具体例と、データでひっくりかえしてくるのが、この本の醍醐味。僕も、質問は非常に大切にしており、口論になった際によく使っている。議論の落とし所が見つかり、余計なストレスをかかえなくて済む。
他にも、能力が低い人ほど自分の能力に自信を持っている、という現象についても触れている。「ダニング=クルーガー効果」とも呼ばれている。言い換えると「弱い犬ほどよく吠える」現象だ。何が面白いかと言うと、この現象、何と政治の世界でも現れるのだ。著書では、大統領選挙を具体例として挙げている。判断力が最も問われる職業でさえも、この現象からは逃げられないのだ。もちろん、和らげる方法もあり、この本では紹介されている。僕自身、読書を通じて、自分の能力や知識の限界さを痛感している。しかし、この限界を認識することで、思考力を高められるのだと僕は思っている。
この本は、恋愛関係や夫婦関係に悩んでいる人や、好奇心が高く学び好きな人にオススメだ。学生にも有益だろう。
著者であるアダム・グラントは、ペンシルベニア大学ウォートン校の教授である。専門は組織心理学だが、32歳という若さで教授になったと言うから驚きだ(一般的に教授の平均年齢は57.6歳)。他の著書に『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』がある。
この本は、自分がいかに思い込みに囚われているか、を文字通り「再考」させられる本だ。この書評では書き切れないほど面白い。ぜひ、ご一読頂きたい。
アダム・グラント(2021) 『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』楠木建(監訳) 三笠書房
発売:2022年
この本は、アメリカの有名な大学の組織心理学者が書いた本だ。多くの人が如何に再考をせず、自分の思い込みに囚われているかを、研究結果と具体例をもとに紹介されている。
例えば、一流の交渉人と平均的な交渉人ではどのような違いがあるのか、だ。あなたが「交渉」「討論」と聞くと、どのような印象を持つだろうか?多くの場合、データを揃え、論理武装して、相手の意見を聞かない。しかし、一流の交渉人はその逆をしている。データは1個か2個で、事前に合意枠を決めてメモしている。極めつけは、「発言のうち5回に1回は質問している」という点だ。僕たちのイメージを具体例と、データでひっくりかえしてくるのが、この本の醍醐味。僕も、質問は非常に大切にしており、口論になった際によく使っている。議論の落とし所が見つかり、余計なストレスをかかえなくて済む。
他にも、能力が低い人ほど自分の能力に自信を持っている、という現象についても触れている。「ダニング=クルーガー効果」とも呼ばれている。言い換えると「弱い犬ほどよく吠える」現象だ。何が面白いかと言うと、この現象、何と政治の世界でも現れるのだ。著書では、大統領選挙を具体例として挙げている。判断力が最も問われる職業でさえも、この現象からは逃げられないのだ。もちろん、和らげる方法もあり、この本では紹介されている。僕自身、読書を通じて、自分の能力や知識の限界さを痛感している。しかし、この限界を認識することで、思考力を高められるのだと僕は思っている。
この本は、恋愛関係や夫婦関係に悩んでいる人や、好奇心が高く学び好きな人にオススメだ。学生にも有益だろう。
著者であるアダム・グラントは、ペンシルベニア大学ウォートン校の教授である。専門は組織心理学だが、32歳という若さで教授になったと言うから驚きだ(一般的に教授の平均年齢は57.6歳)。他の著書に『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』がある。
この本は、自分がいかに思い込みに囚われているか、を文字通り「再考」させられる本だ。この書評では書き切れないほど面白い。ぜひ、ご一読頂きたい。
アダム・グラント(2021) 『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』楠木建(監訳) 三笠書房
発売:2022年