HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:浅野智

【書評】ガンダム誕生にも関わったSF小説。『宇宙の戦士』

ヒューゴ賞受賞!と、高らかに表紙に謳われ続けている本作の評価は高い。一般には、『スターシップ・トゥルーパーズ』というしょうもないハリウッド映画の原作と言えば分かり易いかもしれない。 主人公ジョニーは、高校を卒業するに際し、両親の反対を押し切…

【書評】はい。これでお仕舞い。『日本以外全部沈没 パニック短編集』

ここのところビジネス書ばかりで、何年も小説を読んでいなかったのだが、突如40年振りに筒井康隆が読みたくなった。 しかし、この人の捉えどころの無さと言ったら半端無い。スタイルが作品毎で全く変わるので、読み出すまでどんな作風の話なのか分からないの…

【書評】日本にとって第二次世界大戦とは何だったのか。『おじいちゃん戦争のことを教えて』

著者は、アサヒビール元名誉顧問であり、以前『小が大に勝つ兵法の実践』の書評で、スーパードライを造った男と紹介した中條高徳氏である。本書は、ニューヨークの高校に通っている孫娘から、或る依頼ごとの手紙が届くところから始まる。その依頼とは、第二…

【書評】18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密。『運をつかむ技術』

自著の三冊目である。著者が長崎ハウステンボスの社長に就任し、再生に着手したのが2010年春。そして2011年9月期には営業黒字化を果たした。開業以来始めての黒字だ。 著者は、80年代には孫正義氏、南部靖之氏と共に、ベンチャー三銃士と称されたこともあっ…

【書評】不敗の戦略書と勝ち方のルール。『しくじり企業も復活する7つの大原則』

著者は、成功している企業の戦略やその要因を紐解いていくと、「孫子の兵法」や「ランチェスター法則」でほぼ説明できるとする。 第1章では、この2つの理論を解説し、第2章に於いては、ビジネスを成功させる「7つの原則」を掲げて、これを実践すれば必ず成功…

【書評】スーパードライを造った男。『小が大に勝つ兵法の実践』

戦前生まれの著者は、将校を目指していた陸軍士官学校在学中に第二次世界大戦の終戦を迎えた。終戦した途端に日本軍部を非難し始めた世間に、価値観を失ってしまった著者は世捨て人の様になるが、やがて立ち直り就学、そして大日本麦酒株式会社に入社した。…

【書評】バカこそ尊い。バカとは突き抜けた存在。世の偉人はみな、バカだと言ってよい。『バカ映画一直線!河崎実監督のすばらしき世界』

名書である。何故イキナリ言い切るのかというと、河崎実監督とは既知の仲だからだ。なので、本書を書店で見かけた時には、そっと棚から引き抜いて平置き”風”に置き換えることもある。 それはさておきまして。 河崎実監督は、「いかレスラー」「日本以外全部…

【書評】つねに創造的な仕事をすることが、最も基本的な行動指針である。『成功への情熱-PASSION-』

京セラグループと言えば、電気通信事業の自由化を受けて1984年に第二電電を創業したのを皮切りに、様々なジャンルの事業に手を拡げ、今や一大企業集団となっているが、その始まりは、上司との意見対立から職を辞し、「稲盛和夫の技術を世に問う場」として創…

【書評】経済発展は心穏やかに暮らすためのもの。『アダム・スミス ぼくらはいかに働き、いかに生きるべきか』

アダム・スミスは、1700年代に活躍し、「経済学の祖」と称されたイギリスの倫理学者・経済学者・哲学者である。 有名な著書である『国富論』に於いて、「富とは国民の労働で生産される必需品と便益品」であり、神が人間に与えた「利己心」をどんどん発揮する…