HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】この世はハッタリ、ハッタリ、ハッタリ 『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用力」を集める方法』

自分がドラマの主人公になったみたいに頭の中で音楽は流れているかい。サビが止まらないような毎日を送れているかい。もし、そうでないならつまらないことはやめて楽しいことだけに没頭しよう。最初は共感を得られないかもしれないけど、それでいいのさ。逆…

【ランキング】今週読まれた書評【10/20-26】

1位 bookrev.horiemon.com 俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 作者: 坂本孝 出版社/メーカー: 商業界 発売日: 2013/04/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (14件) を見る 2位 bookrev.horiemon.com…

【書評】君はダムを知っているか『ダムの科学: 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る』

普段あまり意識することはないけれど、いつも働き続けてくれているダム。台風や地震などの災害時には存在感が増して話題に上ることも増えるようになるけれど、みんなダムのことを知らないのではないか?。 本書を読めばダムについての歴史やダムが果たしてい…

【書評】人は後悔を生み続ける。大切なのは後悔のままにさせないこと。『漫画 君たちはどう生きるか 』

後悔を後悔のまま抱え生き続けるのか、その後悔の重荷を下ろし生きて行くのか。少年の裏切りと言う後悔をきっかけに物語は進む。少年はコペル君と呼ばれている。叔父さんに付けられた名前だ。常識を妄信してはいけない、考え続けなければならないと、叔父さ…

【書評】本気でプログラマーになりたいあなたへ『独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで』

プログラミング言語の1つ、『Python』を題材として、独学でプログラマーになるために必要なことが書かれている本です。注意しなければいけないのは、何も知らない初心者がプログラミング始めてみようと思って手を出す本ではないというところ。Progateやドッ…

【書評】運は行動次第で変えられる。幸運を掴み取ろう。『運は操れる』

例えば電車に乗り遅れた時、渋滞に巻き込まれた時やギャンブルに負けた時等、日々の生活の中で運が悪いなと思ったことは誰しもがあるだろう。だが、運は自らの力ではどうしようもないものではない。著者は①不安に強くなること、②試行回数を増やすこと、③気づ…

【書評】川の流れに逆らわない『時間革命~1秒もムダに生きるな~』

本書は、著者が何よりも大切にしている「時間」だけをテーマにした初の著書であり、最高の今を生きるための方法について書かれている。 著者は、時間の質を上げることをずっと考えてきたそうだ。それは、時間は人生そのものであり、時間の質を高めることが、…

【書評】慢性的な痛みや困った人間関係、実はそれそのものが「解決」です。自分にとって違和的な存在を味方につけるための入門書『痛みと身体の心理学』

自分にとって苦手なもの、嫌いなものは勿論避けるもよし、取り除くもよし。しかし何度も繰り返される身体症状や対人関係のトラブルは、その人自身に気づきをもたらすための大切な「プロセス」である。現代物理学を修めた後ユング派の分析家となったA.ミンデ…

【書評】次の10年を見据える基礎知識 『5Gビジネス 』

◆世代の狭間を生きる僕らの基礎知識YouTube大学でも中田のあっちゃんが分かり易く取り上げていた本書を読むことは、次の10年を想像する未来の設計図と言えるでしょう。5Gってどういう意味?4Gと3Gの違いもよく分かってないんだけど…という方、とりあえずググ…

【書評】2勝10敗の経営理論『俺のイタリアン、俺のフレンチ』

まず初めにこの本の著者である坂本孝氏はブックオフの創業者であり、俺のイタリアン、俺のフレンチを展開する俺の株式会社の創業者でもある。輝かしい実績と名声を手にする経営者だが、ブックオフ設立以前の戦績は、0勝10敗である。10敗した経験を踏まえて、…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/10/13-19】

1位 bookrev.horiemon.com 北欧式 眠くならない数学の本 作者: クリスティンダール,スヴェンノードクヴィスト,Kristin Dahl,Sven Nordqvist,枇谷玲子 出版社/メーカー: 三省堂 発売日: 2018/06/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 2位 b…

【書評】子を思う母親の力を見よ『えっくんと自閉症―ABAアメリカ早期療育の記録』

「日本ではダメだ」 残念ながら多くの医療が日本ではとても遅れている。 HIUの方ならご存じであろうが、実は何十年も遅れている分野が少なくない。 多くの人はそのことすら知らず、世界標準から大きくズレた治療や検査を受け続けている。 自閉症もその一つ。…

【書評】司馬遼太郎が描く牛若丸『義経』

判官贔屓という言葉があるくらい、源義経を大好きな日本人。美形な好男子のイメージがあるが、司馬遼太郎の描く義経はもっと人間味がある。 以下、印象的な場面。 ●頼朝との対面義経を見定める頼朝と、緊張しながら謁見する義経。最初は認めあっていた2人な…

【書評】「なにやってんだろ」。付き合ってもないけど、切ないけど、身体を重ねる二人。14歳の葛藤。『うみべの女の子』

久々に自分好みの作品をみつけてしまった。心の整理のつかない思春期の「なにやってんだろ」を味わえる超名作。心の整理がつかないまま14歳の二人は身体を重ね、物足りなさ、これじゃない感を味わい、でもまたしてしまうそんな葛藤を味わえる。 主人公の小梅…

【書評】失った「ナスビさんチョッキ」は、どのようにして取り戻せたのか?『捨て本』

本書では、著者自身の半生を振り返り、著者の「捨てる論」について書かれている。また「常識や理屈に縛られ、思考停止した生き方をしている人が、どうすれば自由に生きられるのか」これは、著者が近年探求し、今まで発売されてきた多くの著書で伝えてきたメ…

【書評】三井不動産に教わる場づくりエンゲージメント『場の力 変化を起こすためのヒント』

今でこそ、当たり前になった、コワーキングスペースやクラウドワーキングにサテライトオフィス。2016年時点で事例紹介をしている、さすが業界最大手不動産会社の中の人たちが書いた1冊。 社内向けメールマガジンだったということもあり(とんでもなくハイク…

【書評】感情を仕事に持ち込むべき理由『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』

講演会を聞きながら感じた塩田氏の印象はこうだ。『あぁ、ついにニュータイプの経営者がきた』 新人時代に教わらなかっただろうか?もしくは、先輩や上司にこう言われなかっただろうか? 論理的に説明しろ、で、根拠は何?感情的になるな、お前の思いは横に…

【書評】「スキル×理論的×経営者視点×環境」『働き方完全無双』

先進国で生まれた私たちは、今後経済的に苦しくなっていくことが明らかだと著者は言う。本書は、日本でどのようにしたら「無双」状態で働けるかについて書かれたものである。 日本で働く上で自分を有利にさせるために、自分自身の守り方、攻め方、さらに企業…

【書評】個人や組織において圧倒的な結果を出し続ける思考法を学べる一冊『直感と論理をつなぐ思考法』

圧倒的な結果を出し続けている会社やチームの陰には、「これがやりたい!」という強い想いを持った人たちがいる、と著者は主張します。そして、その想いを「単なる妄想」で終わらせないためには、「直感」を「論理」につなぎ、「妄想」を「戦略」に落とし込…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/10/6-12】

1位 bookrev.horiemon.com ジョーカー[新装版] (ShoPro Books) 作者: ブライアン・アザレロ,リー・ベルメホ,高木亮 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション 発売日: 2018/12/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2位 book…

【書評】職場の人間関係に悩むすべての人へおすすめの1冊『天才を殺す凡人』

本書では、才能を「ビジネスの世界で必要な三つ」に定義し、その才能を生かす方法を段階に解き明かしていきます。本書を読むことで「どうやって、自分の才能を段階的に高めるのか」「自分の才能を仕事で活かす、具体的な方法」「組織が異なる才能をコラボレ…

【書評】軽いビジネス書を読み飽きたあなたたちの知識欲を満たす一冊『経済学 名著と現代』

福沢諭吉、ドラッガー、アダムスミス、経済学、社会学、歴史、倫理学。本書は日経新聞の連載をまとめたものである。各分野のプロが、歴史的名著のエッセンスをまとめた1冊だ。本には「今、現在流行っているものをとりあげ、読み捨てられる本」そして「普遍的…

【書評】数学って本当は面白い『北欧式 眠くならない数学の本』

「数学嫌い」「難しい」「自分の生活には関係ない」と子どもから文句を言われる親御さんも多いのではないでしょうか。公式を使って問題を解くことだけが数学ではありません。手と体を動かして数学の面白さを実感してみましょう。序章では私たちは誰だって数…

【書評】純粋で心優しい一人の人間が、どのようにして変貌していくのか『JOKER』

『JOKER』といえば『バットマン』に登場するスーパーヴィランとして有名だが、本作では世界に笑顔を届けるためにコメディアンを目指す主人公が、いかにして『JOKER』へと変貌していくのか『JOKER』の誕生秘話が綴られたストーリーである。主人公は、脳疾患の…

【書評】書籍は長めのブログで、事典はツイッターのようなもの『教養は事典で磨け~ネットではできない「知の技法」~』

本書は、著者が薦める良い辞書、辞典、事典、図鑑とその面白さ、さらに活用法についてまとめられている。これらは一般的に何かを調べたりする際に利用されるものだが、著者は読むと面白い本だと伝えている。なぜなら、インターネットが普及した現在でも、検…

【書評】りんごかもしれないの人からもらう人生のヒント『おもわず考えちゃう』

ヨシタケシンスケ氏といえば、幼児向けの大人気絵本作家だ。代表作は『りんごかもしれない』『もうぬげない』など、大人も子供時代を思い出してクスッと笑ってしまう名作揃い。本書は、そんな楽しいヨシタケシンスケ氏の普段の発想や着想が分かるエッセイだ…

【書評】粋な江戸っ子の物語『夜鳴きめし屋』

日の出とともに起き、日の入りとともに就寝する、江戸の庶民の生活。そんな時代にやっている、小さな食堂のお話。 主人公は、親の代から受け継いだ金物屋を、食堂に変えることを思いつく。この時代に、夜まで営業している食べ物屋は少なく、特別な職業の人…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/9/29-10/5】

1位 bookrev.horiemon.com 神速Excel 作者: 中田元樹 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2019/09/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2位 bookrev.horiemon.com なるほど、そうか! 儲かる経営の方程式 MQ会計×TOC…

【書評】ブスに話かけるメリットはない。だから私は芸を身に付けた『ブスのマーケティング戦略』

こんなすごい本、見たこともねぇ。これが私の正直な感想だ。多くの女性が可愛くありたいと思うであろう。男もそうだ。しかし、生まれつきのブスだった筆者の発想は想像を超える。徹底的に自己分析を行った結果ブスのゴールは「かわいさ」→「お手入れされた清…

【書評】チーム作りに悩んでいる方必見!漫画『宇宙兄弟』から学ぶ理想のチームの作り方『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』

この本は、組織開発ファシリテーターである著者が、4つのスタイルに分類したリーダーの役割と、チームの発達段階毎に求められる各リーダーの働きを、漫画『宇宙兄弟』の登場キャラを用いて解説した本である。チームの発達段階のフレームワークには4つのス…