2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ヤバい。ウケる。翻訳一つでまさかハードSFの印象があるディック小説がこんなゲスい作風になるとは! (不適切発言 笑)だけど、どこからともなく供給されるドラッグ「物質D」がアメリカ中に蔓延している未来社会が舞台で、皆んながラリパッパなので、これで…
著者は、国立大学の修士課程を修了したあとサラリーマンとして働く技術者。受験戦争を順調に勝ち進んで、好スタートを切ったように見えるが、実際は奨学金の返済に足を引っ張られたという社会人になったあと、自力で完済するまでに10年の歳月を要した。つま…
自分はITエンジニアですが、やはりデザインには苦手意識があります。私のようにデザインに苦手意識を持っているビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。本書は、そういったビジネスパーソンに向けて、デザインとは何か、アートとの違いやセンスが無い…
「麻布競馬場は実は知り合いなんじゃないか?」と旧友を探る程に具体的すぎる描写。小説に友情出演した気になった私の心には虚無と興奮が残る。 「ビジコン」「コンサル・金融業界の社名が一杯のランT」「地方の観光大使」「人材最大手のエレベーター激混み問…
「絵や画像、映像で思考する」と聞いて、イメージできますか?この本が面白い、と私に進めてくれた友人は視覚思考者(ヴィジュアル・シンカー)で、どうやら頭の中でTikTokのように映像が流れているらしい。 この本の中にある「思考タイプの判断テスト」で18…
一作目の『2001年宇宙の旅』が1968年、二作目『2010年宇宙の旅』は1982年に、そして本作は1987年に発表されている。タイトルでお分かりの様に、前作『2010年宇宙の旅』から51年も経過しているという奇抜さ。そんな第三作目が一体何を物語ると言うのか。主人…
著者は、サラリーマンを辞め、書道の仕事を始めた頃、人からバカにされたくない、少しでも格好良く見せたいという自分の無駄な自尊心やプライドが邪魔をし、人と話をする際も、自分の弱みを見せたくないために、しなくてもいい言い訳をしたり、自分の本音の…
皆さんこんにちは。マルコム・グラッドウェルの「急に売れ始めるにはワケがある」は、2000年に初版が出版されて以来、時代を超えて愛読される名著です。この本は、なぜある現象や製品が突然流行するのか、その背後にある原理を解き明かしています。 グラッド…
任天堂の元代表取締役社長を務めた(故)岩田 聡氏が日頃どのようなことを考え、話していたか、若くしてこの世を去った岩田さんのエピソードや言葉のかけらからその人柄を知り、きっとあなたも惹かれてしまうはず。 コンピューター好きの岩田さんがアルバイト…
本書は、大企業のプロジェクトリーダーを歴任したエンジニアが書いたリーダー本。組織により、求められるリーダー像は異なるが、現在の日本は、ボトムアップ型を必要としているところが多い。メンバー各人にやりがいを持たせ、チームを自動化させることで生…
皆さんこんにちは。『死の貝』は、山梨県のある村で発見された地方病、日本住血吸虫症の原因究明から治療法の開発、予防策の実施に至るまでの長い戦いを詳細に記録しています。 物語は江戸時代に遡り、甲府盆地の釜無川流域で謎の病が発生する場面から始まり…
皆さんの会社でも目標管理は行なっているだろう。目標管理はドラッカーが実は考えたものだ。しかし、翻訳時に間違えたのか本来は自己目標管理だった。自身で目標を考え、自身で評価すること。その過程で組織の方針と自身のキャリアを考えることができるのが…
『アイアムアヒーロー』は、花沢 健吾によるサバイバルホラー漫画だ。主人公は、平凡な漫画家アシスタントの鈴木 英雄。突如発生した謎の感染症により人々がゾンビ化し、混乱と恐怖が広がる中、英雄は生き残るための戦いを余儀なくされる。日常が一変する瞬…
皆さんこんにちは。営業職の経験はありますか?本作の主人公、真島等は新卒で法務課に配属されますが、入社四年目に営業一課に異動。成果を上げられず、ある日人事部から「退職勧奨」を受けます。しかし、専務肝入りの「営業零課」で再起を図ることに。そこ…
海外に在住経験のある著者だからこそ、日本の良すばらしさを客観的に認識し、自分の感性を信じ、強い思い入れを持って、ニッチなところをトコトン突き詰め、磨き込んでグローバルメジャーを目指す!WAGYUMAFIAの現在進行形の世界へのチャレンジ! 元々映画や…
管理職になると仕事量が増え、責任が増えるが、残業代がつかずむしろ給料がさがる。ちょっとしたことでハラスメントと言われる。Z世代と定年退職した年上部下を持ち毎日ストレスが高い。なぜこうなったのか、どうすればよいのか。そんな問題に答えるのが本書…
『はじめるNotion』は、情報整理ツール「Notion」を初心者から上級者まで幅広く活用するためのガイドブックだ。本書では、基本的な使い方から応用的な活用方法まで、実際の事例を交えて詳しく解説している。初心者でもわかりやすく、段階的にスキルを習得で…
1996年から英国ブライトン在住のライター•コラムニストのブレイディみかこさん。彼女が2019年に書いた著書、“ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー“の中で登場する『エンパシー』という言葉。 『シンパシー』を【共感】と訳す。では、“エンパシー“は何…
大ヒットーーーそんな在り来たりの言葉では言い表せない不朽の名画『2001年宇宙の旅』。その続編はあり得ないと長年言い続けていたアーサー・C・クラークが、1977年の引退宣言、そして1979年の作家復活を経て、ついに1982年1月に発表したのが本作である。『2…
日本人は世界の中でも、かなり年齢を気にする国民だとつくづく思う。それは、20代半ば頃から始まる。例え、今何歳であったとしても、若くありたいと外見にも内面にも気を使ったり、色々努力をしているにもかかわらず、予防線をはっているのか、なぜか自分の…
主人公の雄町哲郎(マチ先生)は、妹の死をきっかけに、大学病院の医局を辞め、 京都の町医者として働くことを決める。妹の最愛の息子である、中学生の龍之助の世話をするためだ。 大学とは違い、最先端の医療器材による治療はできないが、患者1人1人とより…
皆さんこんにちは。今回は『アイスランド 大使の食卓』についてご紹介します。この本では、在日本アイスランド大使ステファンさんの奥様が、様々なアイスランド料理のレシピを紹介しています。 アイスランドの特産品としては、ラム肉やタラ、サーモンなどの…
amazon audibleとはamazonによる本を聞くことができるサービスです。 スマホなどで流しながら本を聞くことができるため、電車や車の中で本を聞くことができます。 また、倍速モードなどを使えば、読むよりも速い速度で本の内容を理解することができるサービ…
井川意高氏の自伝「熔ける」は、ギャンブルに深く没頭し、その結果として特別背任で起訴され実刑を受けた経験を赤裸々に描いています。しかし、この本は単なる告白にとどまらず、彼の幼少期からの厳しい育ちや、ビジネスマンとしての数々の成功、さらには銀…
未来人になるための学びは、HIU(堀江貴文イノベーション大学校)で得られる。評者の周りには、仕事の話ができる人も、面白いビジネスの話をしてくれる人も、さらには話が通じる人もいないため、ここが唯一のビジネスの話が聞ける楽しい場だ。主宰者である堀…
皆さんこんにちは。今日紹介するのは競馬キャスターの小島友実さんによる、競馬場の馬場に関するマニアックでディープな本『馬場のすべて教えます』です。 本書では、JRAの各競馬場(と東西2箇所のトレセン)の芝コースやダートコースについて、芝の品種や砂の…
本書は、著者が海外駐在や外資系企業勤務等で20カ国以上の人々と仕事をしてきた経験により感じた、外国語を学ぶことよりも大切な異文化コミュニケーションのヒントについてまとめられたものである。 人は誰でも得意なこともあれば、不得意なこともあるが、日…