HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】歳をとることを恐れる人ほど、老化しやすい!?『脳が老いない世界一シンプルな方法』

不安が起きるとき、そこには必ず、対象についての無知がある。老いるとはどういうことかをよく知らないから、老いの恐ろしさが水増しされるのだ。 身体と脳が老いていくときのメカニズム、身体と脳のエイジングを防ぐ方法、老いにどうやって向き合っていくか…

【書評】いかに軌道修正を繰り返して、目的地に向かっていくか。『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎 下』

「やってみなはれ」。鳥井信治郎の愛用語である。著者によれば、三つの意味があるらしい。一つは「やってみなければ何も始まらない」、二つ目は「それで失敗しても構わない」、三つ目が「失敗の中に必ず成功につながる何かがある」。これほど愛情深い言葉が…

【書評】いかに軌道修正を繰り返して、目的地に向かっていくか。『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎 下』

「やってみなはれ」。鳥井信治郎の愛用語である。著者によれば、三つの意味があるらしい。一つは「やってみなければ何も始まらない」、二つ目は「それで失敗しても構わない」、三つ目が「失敗の中に必ず成功につながる何かがある」。これほど愛情深い言葉が…

【書評】日本にとって第二次世界大戦とは何だったのか。『おじいちゃん戦争のことを教えて』

著者は、アサヒビール元名誉顧問であり、以前『小が大に勝つ兵法の実践』の書評で、スーパードライを造った男と紹介した中條高徳氏である。本書は、ニューヨークの高校に通っている孫娘から、或る依頼ごとの手紙が届くところから始まる。その依頼とは、第二…

【書評】失敗は、失敗ではない『ゼロからはじめる力~空想を現実化する僕らの方法~』

本書では、2013年に立ち上げたロケット開発と打ち上げサービスを実施するインターステラテクノロジズ(IST)の活動や、日本が宇宙進出をしていかなければいけないその理由について解説されている。 宇宙ビジネスをはじめた当時のメンバーは、専門家や技術者で…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/7/19-25】

1位 bookrev.horiemon.com 「のび太」という生きかた 作者:横山 泰行 発売日: 2011/12/31 メディア: Kindle版 2位 bookrev.horiemon.com 出世する人は人事評価を気にしない 日経プレミアシリーズ 作者:平康 慶浩 発売日: 2014/10/09 メディア: 新書 3位 book…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/7/19-25】

1位 bookrev.horiemon.com 「のび太」という生きかた 作者:横山 泰行 発売日: 2011/12/31 メディア: Kindle版 2位 bookrev.horiemon.com 出世する人は人事評価を気にしない 日経プレミアシリーズ 作者:平康 慶浩 発売日: 2014/10/09 メディア: 新書 3位 book…

【書評】その船に乗るも乗らぬも、やってみるしかない。国産ウイスキー造りに命を捧げた男、鳥井信治郎。『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎 上』

経営の神様、松下幸之助。世界でトップの家電製品の企業を築き上げた人物が、生涯その恩を忘れず、”商いの師”とした人物が、本書の主人公である、サントリー創業者、鳥井信治郎であった。 そんな鳥井信治郎が生まれたところから、物語ははじまる。”商いの都”…

【書評】18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密。『運をつかむ技術』

自著の三冊目である。著者が長崎ハウステンボスの社長に就任し、再生に着手したのが2010年春。そして2011年9月期には営業黒字化を果たした。開業以来始めての黒字だ。 著者は、80年代には孫正義氏、南部靖之氏と共に、ベンチャー三銃士と称されたこともあっ…

【書評】正解のない世界で、それでも美しいものを求め続ける。『羊と鋼の森』

主人公は、北海道の田舎に住む青年の外村。高校時代、体育館のピアノを調律する現場に立ち会ったことがきっかけで、ピアノの調律師を目指すことになる。 ひたすら音と向き合い、壁にぶつかり、悩む新人外村。個性的な先輩からたくさんのアドバイスをもらった…

【書評】信念を持って生き、死のう『新訳 歎異抄―わかりやすい現代語訳』

善人でさえ救われるのだから、悪人でこそ救われなければならない。本書はそんな逆説的な親鸞の教えを、直弟子である唯円がまとめたものである。 この教えは弥陀の本願が、煩悩や罪業の深い我々を平等に救うために立てられたものである事から説かれている。し…

【書評】国語は科学だ!そして創作とは建築学である!『ドラゴン桜2(6)』

「生まれてすみません」聞き覚えのあるフレーズとともに登場した国語の特別講師、太宰府治。そんな太宰府先生が重要視するのが、読解力だ。 本書は、皆さん知っての通り東大受験漫画である。そして本巻は、国語集中巻となっている。 全ての教科で必要なもの…

【書評】なぜ、あの年、あの時に逗子の海を歩いたのだろうか。『なぎさホテル』

「いいんですよ、部屋代なんていつだって」著者が作家として今日まで生きてこれたのは、「逗子なぎさホテル」で過ごした日々があったからだった。その七年余りの日々は、時折、思い起こしても、夢のような時間であった。 本書は、作家、伊集院静さんが、今は…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/7/12-18】

1位 bookrev.horiemon.com 勝手に人が育っていく! 社員100人までの会社の社長のすごい仕掛け 作者:渡邉 良文 発売日: 2020/05/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 2位 bookrev.horiemon.com 億を稼ぐ人の考え方 (きずな出版) 作者:中野 祐治 発売日: 2020/…

【書評】欲望による破綻から抜け出そう。『お金の真理』

「秒速で1億円稼ぐ男」「ネオヒルズ族」と騒がれた時代の寵児から、法人税滞納で無一文へと転落。地獄の底から這い上がり、再び莫大な資産を築き上げた著者による、「お金」の哲学についての著書。ウィズコロナの世界で、私たちはどうお金と付き合うべきか、酸い…

【書評】知ってますか?出世のルールは2度変わりますよ。『出世する人は人事評価を気にしない』

みなさん、会社や組織で働いていたら「何であの人が上司なんだろう?」と思うことはありませんか。それは、みなさんと上司で組織内での評価基準が違うからかもしれません。この本を読めば、出世と評価基準の関係(出世のルール)が簡単に理解できます。そし…

【書評】ドジで間抜けなのび太くんは人生の勝ち組!?『「のび太」という生き方』

失敗ばかりののび太くんがドラえもんや周囲の助けもありながら人生の勝ち組になっていく方法を学ぶことの出来る著書です。 印象に残ったエピソードとして『のび太と夢幻三剣士』このエピソードではのび太くんが不老不死目前までいくが、彼はその為に竜を殺す…

【書評】大人になったはずの自分へ『14歳の君へ』

14歳の君へ。人間とは良く分からないね。なぜ生まれたかも、なぜ死ぬのかも、良く分からないね。だけど、生まれたからには生きなきゃいけないね。だけど、どう生きればいいのかなんて、全然分からないよね。 著者は優しい口調で語りかける。中学生に向けて書…

【書評】それは正しい胸の痛みであり、正しい息苦しさだった。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

大学二年生の頃、多崎つくるはほとんど死ぬことだけを考えて生きていた。 きっかけははっきりしている。彼はそれまで長く親密に交際していた四人の友人たちからある時、唐突に絶縁を突きつけられた。理由も告げられずに。 あのとき死んでおけばよかったのか…

【書評】小さな、しずかな物語ですが、これは狂気の物語です。『神様のボート』

過去の恋人のことを忘れられず、あちこち転々として暮らす自らのことを「旅がらす」だという母と、娘の物語。 ふわふわと、まるで夢の中を生きているような、過去に縛られている母。それに反するように、すくすくと成長し、しっかりと時を刻んでいく娘。 仲…

【書評】人材育成には社内勉強会が一番 『勝手に人が育っていく!社員100人までの会社の社長のすごい仕掛け』

どうすれば社員が勝手に育つのか?社長が喉から手が出るほど欲しいその答えは、社内勉強会の中にあった。ただし、勉強会を開けばいいというわけではない。そこには押さえておかなければならないポイントがあった。 勉強会は社内から湧き出てくるもの。社員が…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/7/5-7/11】

1位 bookrev.horiemon.com バカ映画一直線!: 河崎実監督のすばらしき世界 作者:実, 河崎 発売日: 2019/03/20 メディア: 単行本 2位 bookrev.horiemon.com 東京改造計画 (NewsPicks Book) 作者:堀江貴文 発売日: 2020/05/29 メディア: Kindle版 3位 bookrev.h…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/6/28-7/4】

1位 bookrev.horiemon.com 死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論 (角川フォレスタ) 作者:瀬戸内 寂聴,堀江 貴文 発売日: 2014/09/22 メディア: Kindle版 2位 bookrev.horiemon.com 東京改造計画 (NewsPicks Book) 作者:堀江貴文 発売日: 2…

【書評】不敗の戦略書と勝ち方のルール。『しくじり企業も復活する7つの大原則』

著者は、成功している企業の戦略やその要因を紐解いていくと、「孫子の兵法」や「ランチェスター法則」でほぼ説明できるとする。 第1章では、この2つの理論を解説し、第2章に於いては、ビジネスを成功させる「7つの原則」を掲げて、これを実践すれば必ず成功…

【書評】最短で凡人から天才へ!『マンガでわかりやすい やってはいけない勉強法』

『ん~、なぜか勉強しているけど、なぜか記憶に定着しない。』『仕事の合間を縫って勉強したいけど、効率的な勉強法が分からない。』皆さんも自分の努力量に対して結果が不一致なことを経験したことがあると思います。現在続けている勉強法で結果が出ていな…

【書評】ハーバード大学の研究で示された稼ぐ人の重要な概念とは『億を稼ぐ人の考え方』

Okuribito 億り人。無尽蔵にお金を稼ぐ人はどんなことを考え習慣にしているのか。その中で一つの重要な概念を紹介します。「Be-Do-Have」という概念になります。Be:在り方 Do:やり方 Have:成果 と解釈します。多くの成功者は「Be-Do-Have」の人生観で生きて…

【書評】内面→外見→見せ方「ブランディングは経営戦略」『ブランディング・ファースト』

現代は情報があふれ、また、それぞれのモノが人の時間を奪い合う時代となった。調査によると人が意識して行う行動はたった5%であり、95%は無意識に行っていると言う。 人々がモノを選ぶ際にも、一瞬でその価値を判断しているため、多くのモノの中から自社…

【書評】スーパードライを造った男。『小が大に勝つ兵法の実践』

戦前生まれの著者は、将校を目指していた陸軍士官学校在学中に第二次世界大戦の終戦を迎えた。終戦した途端に日本軍部を非難し始めた世間に、価値観を失ってしまった著者は世捨て人の様になるが、やがて立ち直り就学、そして大日本麦酒株式会社に入社した。…

【書評】この結果は、都民が望んだものなのか?『東京改造計画』

本書には、著者が考える東京都への37の提言が書かれている。著者は長年にわたり、数多くの書籍を出版しているが、その中でも本書は、非常に興味深くとても関心が持てる内容であった。 東京都知事による公約はこの4年間で実現されなかったが、東京都民による…

【書評】内面→外見→見せ方「ブランディングは経営戦略」『ブランディング・ファースト』

現代は情報があふれ、また、それぞれのモノが人の時間を奪い合う時代となった。調査によると人が意識して行う行動はたった5%であり、95%は無意識に行っていると言う。 人々がモノを選ぶ際にも、一瞬でその価値を判断しているため、多くのモノの中から自社…