コミック
本作品は人間とチンパンジーのハーフである「ヒューマンジー」チャーリーの物語りだ。人間より賢く、チンパンジーより身体能力の高いヒューマンジーは高校生活を穏やかに過ごすはずがテロリストに目をつけられてしまう。 ヒューマンジーは動物と人間の間の生…
『ひゃくえむ。』は、話題作『チ。-地球の運動について-』の作者でもある魚豊(うおと)による、人間の苦悩を巧みに描いたスポーツ漫画だ。100メートル走に人生を賭けた若者達が、負けて勝者から転落することを恐れ、それぞれが思い悩む、そんな心理描写が読…
『アイアムアヒーロー』は、花沢 健吾によるサバイバルホラー漫画だ。主人公は、平凡な漫画家アシスタントの鈴木 英雄。突如発生した謎の感染症により人々がゾンビ化し、混乱と恐怖が広がる中、英雄は生き残るための戦いを余儀なくされる。日常が一変する瞬…
皆さんこんにちは。今日は漫画を紹介します。かつて少年ジャンプで1981年から1985年まで連載された平松伸二の人気漫画「ブラックエンジェルズ」はご存知でしょうか。普段は冴えない大学生、雪籐が闇に紛れて悪人(ド外道)を始末する、痛快な作品です。その雪…
神の雫は神崎雫と遠峰一青がワインを巡って死闘を繰り広げる作品だが本作は遠峰の娘が主人公、そして舞台はフランス!、2巻ではなんとあの2人の息子も新たに登場!。ワクワクさせられる! 1巻に引き続き、遠峰の遺書を巡って、ワインの大会に出ている遠峰の…
本作はカリスマと天才プログラマーがタッグを組んで一兆円企業を作るまでの物語だ。とうとう上場へこじつけた2人は、株価を釣り上げるため中東へ石油王を口説きに行った。 石油王を味方につけた2人はとうとう会社をタイトルであるトリリオン(1兆円)企業に…
課長、部長、取締役、常務、専務、社長、会長、相談役、社外取締役となった島耕作シリーズ。現在は数社の社外取締役を行なっている島耕作だが、今回は日本酒を広めにニューヨークまで行った。かなりの年齢だがまだまだ働く島耕作だ。 喝采という名の日本酒を…
本作は小学校5年生の男女が主人公だ。これまでは男女関係なく遊んでいたが、男女を意識し始める年齢。身体に変化が出てくる年齢のころ。第1巻では主人公のヒナに生理がきた。友達の大地と仲良くできなくなってきた。 本作は第二次成長期を題材にした漫画だ。…
神神咲雫と遠峰一青がワインを巡って死闘を繰り広げる作品だが、前作で遠峰一青が亡くなってから時が経った世界が舞台。遠峰の娘が主人公となった物語だ。 物語の舞台はパリ。遠峯の娘は18歳になり、始めてワインを飲むところから物語は始まる。遠峯が持って…
皆さんこんにちは。最近読んだ漫画「オールド・ボーイ」は、一言で言えば、読者を深い思索に誘う異色のハードボイルド作品です。この漫画は、10年間もの間、理由も知らされずに謎の施設に監禁されていた主人公が、ある日突然自由を得て、自分をこの状況に陥…
皆さんこんにちは。先週はスーパーチューズデー、アメリカの政治が最も熱くなる時期でした。この機会に、政治の舞台を背景にした熱いドラマを描いたかわぐちかいじの名作「イーグル」についてご紹介します。1998年から2001年にかけて連載されたこの作品は、…
本誌は1977年初出のものを文庫化したもので、何故今更読んでみたのかと言うと、手塚治虫自体がどういう具合に創作しているのかが知れるであろうと思ったからだ。漫画の神様の作品作りとは一体どんなものだろうか? そういう次第。まえがきで、「この本は、い…
幸せは虚構(フィクション)の先にある。 人類の繁栄は、人がフィクションを信じることができた(認知革命)ことによると筆者は主張する。人が信じるフィクションとは、神話や宗教、法律、国家、貨幣などを指す。これら実体がないものを信じることで高度な分…
1986年から1988年にかけて小説雑誌の『野性時代』に連載された第12部は、作品として発表されたものとしては最後のエピソードで、実質的なシリーズ最終話となっている。これまで各話毎に表現方法や作風、火の鳥の扱い方など様々な変化や工夫を凝らしてきてい…
『宇宙編』は第4部で、『ヤマト編』と『鳳凰編』の間に、『生命編』は第10部なので、『乱世編』と『異形編』に挟まれている作品だ。作品発表順に読みたいこの身からすれば、どうにも少々意地悪な編集である。例え作品間の関連性が殆ど無く、作風もそれぞれで…
さいとう・たかを先生の「ゴルゴ13」の192巻「軍隊を持たぬ国」は、スリリングな展開と深い洞察力で読者を引き込む作品です。 「軍隊を持たぬ国」は、アイスランドという軍隊を持たない国を舞台に、中国人実業家による大規模な土地買収を描いています。中国…
さいとう・たかを先生の「ゴルゴ13」の192巻「軍隊を持たぬ国」は、スリリングな展開と深い洞察力で読者を引き込む作品です。 「軍隊を持たぬ国」は、アイスランドという軍隊を持たない国を舞台に、中国人実業家による大規模な土地買収を描いています。中国…
『サマータイムレンダ』はループものの謎解き物語だ。主人公だけがリープしていると思いきやなんと他にもタイムリーパーがいた。 『サマータイムレンダ』らループもの、青春ものの謎とかな物語だ。主人公達がいる島には影という存在がいる。影を見ると死ぬと…
本作はカリスマと天才プログラマーがタッグを組んで一兆円企業を作るまでの物語。今回出てくるビジネスは新しい通信事業者への参入。 主人公達のライバルである桐姫が仕掛けてきたのは一緒に通信事業者にならないかという話。主人公達はトリリオンTVがあるた…
第9部は12世紀末、平安時代の終わり頃の時代を描く。作中では『鳳凰編』の我王のその後も描かれている。我王は、居座った権力の座はいずれのっとられる定めと、その冷酷さをむなしいと嘆く。その言葉の通り、本作では物語の前半こそ平清盛が絶対的な権力を振…
中国の春秋戦国時代を舞台に戦災孤児から天下の大将軍を目指す信と後の始皇帝嬴政を中心とした歴史漫画。 実際に戦国時代を代表する法家(法律を重視する学者)で有名な本も残している韓非子。キングダム70巻ではその韓非子を秦の国に招くことになるのだが、…
『サマータイムレンダ』6巻。とうとう影が仲間になり影を倒せるかと思ったが、影にも人間の仲間がいたとは!というのが6巻。そう簡単には影は倒せない。 『サマータイムレンダ』はループものの謎解き物語だ。さらには青春ものときている。ループ謎解きと青春…
『サマータイムレンダ』もとうとう5巻。前巻ではループしてきた影の潮が仲間になったが。潮の記憶が本巻では戻りめちゃくちゃ頼もしい仲間が増えた。 『サマータイムレンダ』はループものの謎解き物語だ。さらには青春ものときている。ループ謎解きと青春が…
青春タイムリープ謎解き物語の『サマータイムレンダ』も4巻だ。スタートはヒロインの潮がタイムリープしてくるとこから始まる。しかしその潮は殺さなければいけない影だ。しかし、なんか雰囲気が他の影とは違う。 『サマータイムレンダ』はループものの謎解…
『サマータイムレンダ』も3巻今回は南雲先生視点で物語が進んでいく。とうとう物語の役者が揃ったと言える巻だ。2巻までを読み直すとまた違った視点で物語をみれる。 『サマータイムレンダ』はループものの謎解き物語だ。さらには青春ものときている。ループ…
第8部『望郷編』は、STUDIO4℃によって『火の鳥 エデンの宙(そら)』としてアニメ化され、2023年9月にディズニープラスが世界独占配信し、且つ、同年11月には『火の鳥 エデンの花』というタイトルで映画も公開された。タイトルが異なるのは、ラストが違う作…
『サマータイムレンダ』はループもの青春漫画だ。一巻では影という謎の存在があったが、2巻では影の存在がなんとなくわかってきた。物語はどう動き出すのか。 この世界では影と呼ばれる人間のコピーが存在する。また、影を見る死ぬと言われている。 主人公に…
本書は『週刊少年ジャンプ』で1990年から1996年まで連載された、井上 雄彦による日本の代表的なスポーツ漫画である。物語は、不良高校生・桜木 花道が、恋愛の動機からバスケットボールに挑戦し、やがてその魅力に取り憑かれていく様子を中心に描かれている…
『東京リベンジャーズ』、『シュタインズゲート』などループ謎解き物語はいつも人気だが本作もまた、謎解きループものである。好きな人は是非読もう! 『サマータイムレンダ』は、和歌山の離島での物語だ。主人公は幼馴染の少女が亡くなったことを聞き離島に…
第6部は西暦2482年の未来を描く『復活編』。エア・カーから一人の少年が墜落死した。内臓は破裂、骨は砕け、もちろん即死だった。しかし物語はここから始まる。少年の名はレオナ。彼が目を覚ました時、視界は完全に異様なものになっていた。縞模様だけの世界…