HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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コミック

【書評】これがいっちゃん最初の火の鳥。『火の鳥 ギリシャローマ編』

随分と前に、『火の鳥 黎明編』の書評を書いたことがあり、その際に火の鳥のシリーズ全体についての感想もざざっと大雑把に書いたのだったが、改めて他の編たちについても一作毎に書いていってみようかと思う。と言うのも、最近『火の鳥 望郷編』が『火の鳥 …

【書評】これがいっちゃん最初の火の鳥。『火の鳥 ギリシャローマ編』

随分と前に、『火の鳥 黎明編』の書評を書いたことがあり、その際に火の鳥のシリーズ全体についての感想もざざっと大雑把に書いたのだったが、改めて他の編たちについても一作毎に書いていってみようかと思う。と言うのも、最近『火の鳥 望郷編』が『火の鳥 …

【書評】黒手塚漫画の代表格か。『奇子』

「黒手塚」漫画の神様 手塚治虫の作品群の一部はそう呼ばれている。人間の暗黒面を描くシリアス作品を指すのだが、その中でもトラウマ級の作品の一つが、1972年1月25日号から1973年6月25日号まで『ビッグコミック』で連載された『奇子(あやこ)』だそうだ。…

【書評】知への飽くなき好奇心『チ。ー地球の運動についてー』

人生を賭して知の探求を求め、次世代へ繋ぐ科学者達のバトン 中世のヨーロッパを舞台にした地動説を研究する科学者たちの生き様。当時、宗教の教えと矛盾した考えを主張する科学者たちは異端者として処罰され、場合によっては処刑される状況であったにもかか…

【書評】おとうさん。人類のためにばかり奉仕していたら、しまいにはベトナム和平にまで手を出さなきゃならなくなるよ。『決定版 ゲゲゲの鬼太郎2 吸血鬼エリート・妖怪獣』

水木しげる 生誕100周年を受けて、中公文庫から毎月1冊ずつ刊行中の全集の第2巻。この全集は、1965年から1987年にかけて『週刊少年マガジン』『別冊少年マガジン』『月刊少年マガジン』、そして『週刊少年サンデー』で連載されたものを、原則として掲載誌別…

【書評】やる気が出ない時、動く勇気が欲しい時にオススメ『刑務所なう。完全版』

たった10年前の話である。ホリエモンの獄中記。刑務所内からの出版である。数々の飲食店はじめ、教育機関ゼロ高等学院、ロケット打ち上げ事業などを次々に進めるホリエモン。いま、何かやりたいことを探していたり、勇気がなくて動けなくて悩んでいる人にこ…

【書評】やる気が出ない時、動く勇気が欲しい時にオススメ『刑務所なう。完全版』

たった10年前の話である。ホリエモンの獄中記。刑務所内からの出版である。数々の飲食店はじめ、教育機関ゼロ高等学院、ロケット打ち上げ事業などを次々に進めるホリエモン。いま、何かやりたいことを探していたり、勇気がなくて動けなくて悩んでいる人にこ…

【書評】知識がさらにワインを美味しくする『ソムリエール』

『バーテンダー』という漫画で有名な城アラキが手掛けるワインの漫画が『ソムリエール』だ。『ソムリエール』とはソムリエの女性名詞で、ワインの専門家である。 本作は主人公の女性(バイト)がレストランで、サービスを繰り広げながらストーリーがすすむ。…

【書評】乃愛から生成されるもの全部食べたい。『呪いと性春 文野紋短編集』

本作は短編集だ。ストーカーが大好き、自分だけが好きでいて欲しい。嫉妬されたい。汚部屋女子とにかく生々しいストーリーだ。なんて素晴らしいのだろう。 最近Chatgpt4に自分の好きなジャンルについて議論し、言語化してもらった。私の好きな作品は『人々の…

【書評】野湯は少ないからなぁ『野湯ガール(3)』

野湯を攻める唯一の漫画『野湯ガール』もっと続いて欲しかったが、本巻で最終巻だ。やっぱり野湯は少ない、最終巻に至っては野湯が出ていないような。 今回も復習しよう。野湯とは自然の中に自分する商業施設ではない温泉をいう。本作の主人公の趣味は野湯を…

【書評】海の中にも温泉が!『野湯ガール(2)』

2022年に始まった野湯専門の漫画の2巻だ!。野湯とは自然の中に自分する商業施設ではない温泉をいう。本作の主人公の趣味は野湯をめぐることだ。 2巻の野湯は海底の温泉から始まる。竹富島近くの海底の温泉だ。海底にも入りに行く主人公の凄さ!。1巻は山が…

【書評】海の中にも温泉が!『野湯ガール(2)』

2022年に始まった野湯専門の漫画の2巻だ!。野湯とは自然の中に自分する商業施設ではない温泉をいう。本作の主人公の趣味は野湯をめぐることだ。 2巻の野湯は海底の温泉から始まる。竹富島近くの海底の温泉だ。海底にも入りに行く主人公の凄さ!。1巻は山が…

【書評】5年ぶりの新刊!まずは1巻から読み返した方がよいだろう!『ドリフターズ(7)』

6巻が出たのが2018年、5年ぶりに新刊が出た!小学校1年生も6年生になっている!。まずは1巻から読み返した方がいいだろう。そう、織田信長とハンニバルが組んで土方歳三と戦ったりしちゃう漫画の続編だ! 5年ぶりなので、まずは内容をおさらいしよう。本作は…

【書評】戦略・智慧・役立つ日常生活編8→伝説の体調管理!『まんが黄帝内経 中国古代の養生奇書』

夏真っ盛りで、暑さや仕事の疲れに負けずに日々を過ごされている方が多いのではないでしょうか。そういった中で体調管理は超重要ですね。古代中国の黄帝内経も体調管理に着目しており、バランスのとれた生活、適切な休息、食事、運動、そして気候に応じた体…

【書評】ハルさんは全部とる。『トリリオンゲーム(7)』

トリリオンゲームもとうとう7巻。本作はカリスマと天才プログラマーがタッグを組んで一兆円企業を作るまでの物語。今回始めたのでは報道だ。ネット番組には報道が必須だ。その理由はちゃんとした会社に見えるから。 今回は報道だ。ちゃんとした報道をするネ…

【書評】メンヘラにつかれた『こういうのがいい』

メンヘラな彼女はLineが返すのが遅いと怒ってくる。甘い言葉をかけないと機嫌が悪くなる。メンヘラな彼は、仕事の合間にも電話してくる。女の子らしくしないと怒られる。そんな2人が共通のゲームのオフ会で出会い、理想の生活が始まる。『こういうのがいい』…

【書評】メンヘラにつかれた『こういうのがいい』

メンヘラな彼女はLineが返すのが遅いと怒ってくる。甘い言葉をかけないと機嫌が悪くなる。メンヘラな彼は、仕事の合間にも電話してくる。女の子らしくしないと怒られる。そんな2人が共通のゲームのオフ会で出会い、理想の生活が始まる。『こういうのがいい』…

【書評】心配すんな、全て上手くいく『キングダム(69)』

「心配すんな、全て上手くいく」。キングダムの中でも圧倒的カリスマを持つ桓騎の言葉だ。全巻では桓騎は絶対絶滅な状況に追い込まれたが、そんな時に言い放った言葉がやっぱり「心配すんな、全て上手くいく」。 桓騎とはキングダムの将軍の1人である。もと…

【書評】戦略・智慧・役立つ日常生活編2→!『まんが 兵法三十六計』

日本のアニメ、漫画や小説の「キングダム」「三国志」「項羽と劉邦」を読んだ後、または、読みながら本書を読むのも面白いと思います。本書は中国史にあった謀(はかりごと)についてマンガでも描かれており、わかりやすく解説されています。敵をどうやって欺(…

【書評】戦略・智慧・役立つ日常生活編2→!『まんが 兵法三十六計』

日本のアニメ、漫画や小説の「キングダム」「三国志」「項羽と劉邦」を読んだ後、または、読みながら本書を読むのも面白いと思います。本書は中国史にあった謀(はかりごと)についてマンガでも描かれており、わかりやすく解説されています。敵をどうやって欺(…

【書評】ドラマ化で人気の話題作『あなたがしてくれなくても(1)』

漫画でも人気だったが、ドラマ化で一気に話題となっている『あなたがしてくれなくても』。現代社会の問題の一つでもあるセックスレスについて書いてある一冊だ。読んでいて切ない気分にさせられる。評者もドラマ化で久々に読み直した。 本作はタイトル通りで…

【書評】拗らせ男女の物語『ニュートーキョーカモフラージュアワー(1)』

出張先でのナンパ、子供を預けて不倫へ、元カレとの再会、どうしてもやりたい夜。色んなテーマでの拗らせ男女が描かれるのが本作だ。どれもいい感じでありそうなのがすごく良い。 本作はタイトルの通り、拗らせ男女のショートストーリーがいくつか出てくる。…

【書評】島耕作著者によるバブルの六本木『六本木騎士ストーリー』

本作は島耕作の著者が描いたバブルの六本木のストーリーだ。評者は全く知らなかったのだが、六本木クラブチック創業者の守川氏がモデルとなっている。kindle unlimitedで無料で読める。 本作は島耕作の著者によるバブル期の六本木の成り上がり物語だ。ナイト…

【書評】アイドル漫画じゃないよめっちゃ人が死ぬ『推しの子』

『推しの子』がすごくブームだYOASOBIの『アイドル』もバズりにバズっている。ただ、アイドルの漫画・アニメには興味がないなーって人。本作は全然アイドル作品ではない。めちゃくちゃ人が死ぬ。 さて、ここからはもう知っているかも知れないが少しネタバレ…

【書評】本家公認の転生漫画!『逢いたくて、島耕作』

本作は『島耕作』の世界への転生漫画だ。主人公は谷耕太郎。『島耕作』を1000回以上読んでいるマニアだ。そんな谷が島耕作の世界に転生し、島耕作を課長に導く。 転生したのは島耕作が課長になる前の世界。何も考えず島耕作の世界を楽しむ主人公。憧れの世界…

【書評】定期的に何故か読み返す漫画『バクマン。』

デスノートの作者である大場・小畑タッグで描かれた、漫画家漫画だ。漫画家を描く漫画にハズレはないと言われるが、本作もそうだ。そして、本作は評者が定期的に読み返したくなる作品の一つでもある。 ストーリーは画力の高いサイコーと、文才のあるシュージ…

【書評】キングダムの海版というか、、史実ではないが『海皇紀』

『海皇紀』。評者が20年近く前にハマりにハマった漫画だ。作者は川原正敏、『修羅の門』や『修羅の刻』の方が有名だろうか。本作をイメージするなら、キングダムの海版である。帆船でちゃんと戦争を行う物語だ。正しフィクションだ。 海皇紀は川原正敏による…

【書評】 噛めば噛むほど味わい深い 専門人情漫画『解体屋ゲン1〜5巻』

連載20年、なんと全部で100巻にもなっていて、しかも電子版が読み放題になっているサイトも多いので読みやすい。そんな超長編漫画の初っ端の1〜5巻である。漫画の出だしのストーリーは、読者をその世界観に引き込むのに大変重要だ。さてこの漫画ではそこはど…

【書評】温泉エッセイ漫画『49歳、秘湯ひとり旅』

本作は49歳の作者が秘湯を巡る漫画だ。秘湯を知れるのもそうだが、どちらかと言えば作者の独特のセンスが面白い一冊だ。 最近は秘湯ブームだが、秘湯とは山奥にある温泉のことだ。山道をずっと進んでいってそこに一軒しかないみたいな温泉。しかし、泉質が最…

【書評】買い取ろうじゃないか。350億円で『トリリオンゲーム(6)』

トリリオンゲームもとうとう6巻。カリスマと天才プログラマーがタッグを組んで作った会社は350億円で買収を持ちかけられるまでになった。 本作はカリスマと天才プログラマーがタッグを組んで一兆円企業を作るまでの物語。全巻ではソシャゲを当てて、パワープ…