HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ビジネス

【書評】データから真実を読み解く - 『原因と結果の経済学』

皆さんこんにちは。今日は私が最近読んだ本、「原因と結果の経済学」について書きたいと思います。この本は、中室牧子と津川友介によって書かれたもので、データから真実を見抜く思考法を解説しています。世界中の経済学者がこぞって用いる最新手法「因果推…

【書評】『サービス・ドミナント・ロジックの発想と応用』を読み解く - ビジネスとマーケティングの新たな理解

皆さんこんにちは。ビジネスとマーケティングの世界は、常に進化し、新たな理論やアプローチが登場しています。その中で、「サービス・ドミナント・ロジック」という理論は、従来のビジネスモデルに革新的な変化を提案しています。この理論の核心は、価値の…

【書評】顧客を中心に据えた未来へ - ジョン・グッドマン『顧客体験の教科書』から学ぶCXの革新

皆さんこんにちは。ジョン・グッドマンの「顧客体験の教科書」を読みました。最近よく耳にするビジネステーマの一つ、顧客体験(CX)に焦点を当てた書籍です。著者は、「グッドマンの法則」で知られるコンサルタントであり、独自の市場調査からCXの力を解き…

【書評】失敗と良き友達になる『金持ち父さんの起業する前に読む本』

10年前に金持ち父さんのキャッシュフローゲーム交流会に参加したところ、FXの自動売買ツールの勧誘に合った。(勿論購入はしなかった)そんなこともあり怪しげなイメージがついていた金持ち父さんシリーズだが、ビジネスに興味を持ち始めた私に役に立つとい…

【書評】スターバックス成功の秘訣 - 顧客体験を中心にしたブランド戦略の力『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』

皆さんこんにちは。ディスカバー・トゥエンティワンから出版された「スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?」は、ブランディングと価格戦略の観点から、スターバックスがいかにして業界の慣習に挑み、独自の強いブ…

【書評】ブランドの力を解き放つ - 『ブランド論』深掘りレビュー

皆さんこんにちは。最近、私の中でも重要なテーマとなっている「ブランディング」。今日は、ブランドの価値をどのように理解し、その力を最大限に発揮させるかについての一冊、デービッド・アーカーの「ブランド論」についてお話ししたいと思います。ブラン…

【書評】目標管理の歴史は実は100年くらい『図解 目標管理入門 マネジメントの原理原則を使いこなしたい人のための「理論と実践」100のツボ』

MBO、OKR、KPIなどのワードは色々聞いたことがあるだろう。それがなぜ生まれて、どういう位置付けで、いつから始まったか、それらがすっきりとわかるのが本書だ さて、有名なシリーズ今回は『目標管理入門」だ、会社員は当たり前のように目標を立てて、それ…

【書評】 富と幸福への現代ガイド - 『シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント』

皆さんこんにちは。今日は、起業家、エンジェル投資家、そして哲学者であるNaval Ravikantの知恵が詰まった本、"シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント"についてお話ししたいと思います。 この本は、Naval Ravikantのツイート、ポッドキャスト…

【書評】圧倒的努力の先の熱狂と成功 『たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉』

本書では、カリスマ編集者であり実業家でもある「幻冬舎」社長の見城 徹氏のこれまでの人生と人間性を、彼の独特の言葉と共に紹介している。本の構成は51のエピソードに分かれ、それぞれで非常に為になる教訓が示されている。 例えば、彼によれば、この世に…

【書評】「名著が人生を豊かにする」『名著の予知能力』

100分de名著のプロデューサー秋満義彦の企画・制作の舞台裏。名著と出会い直し、あなたも人生をより豊かにしよう。 「100分de名著」といえば、言わずと知れた10年以上続くNHKの長寿番組なのでご存じの方も多いのではないだろうか。番組コンセプトは「名著は…

【書評】語学書ではない、歴史と人生の書『教養としてのラテン語の授業』

さて、タイトルからよくある教養系の語学の本かと想像したら大間違い。著者は韓国人で、東アジア初のロタ・ロマーナの弁護士であるハン・ドンイル氏。ロタ・ロマーナとは700年の歴史を持ち、カトリック教会の司法権最高機関であるバチカン裁判所。そんな著者…

【書評】伊藤雅俊『商いの道』 - 時代を超えるビジネスの教訓

みなさんこんにちは。イトーヨーカドーグループの創業者、伊藤雅俊さんの『商いの道』は、ビジネスの心臓部に迫る洞察と知恵が詰まっていて、現代の経営者や起業家、そしてビジネスにちょっとでも興味がある人におすすめのビジネス書です。 戦後の焼け野原か…

【書評】 - 創造性を解き放つ古典的ガイド『アイデアの作り方』

アイデア創出のプロセスについて考察したジェームス・W・ヤングの「アイデアの作り方」は、アイデア生成のための具体的なステップを提供し、創造的思考におけるマスターピースと呼ぶにふさわしい一冊です。 既存知の再構築 ヤングは、アイデアがゼロから生ま…

【書評】「運動は最強の脳トレ!」『BRAIN 一流の頭脳』

これを読んだら、あなたは運動せずにはいられない。 ノーベル生理学・医学賞を選定する期間「カロリンスカ研究所」でリサーチャーとして活動し、脳研究の最前線で活躍する精神科医である著者による、科学的根拠に基づいたわかりやすく解説された脳のパフォー…

【書評】「運動は最強の脳トレ!」『BRAIN 一流の頭脳』

これを読んだら、あなたは運動せずにはいられない。 ノーベル生理学・医学賞を選定する期間「カロリンスカ研究所」でリサーチャーとして活動し、脳研究の最前線で活躍する精神科医である著者による、科学的根拠に基づいたわかりやすく解説された脳のパフォー…

【書評】「Z世代の部下のトリセツ」『新しい教え方の教科書』

中高一貫校の社会科の教員からキャリアをスタートし、事業会社に転身。海外事業を成長させ、その後人材育成コンサルタントとして独立し、現在はZ世代若手社員を中心に企業で数多くの研修や登壇実績を持つ筆者が教えるZ世代のトリセツ。Z世代の部下を持った方…

【書評】市場シェアを解き明かす - バイロン・シャープの『ブランディングの科学』に学ぶマーケティング戦略

皆さんこんにちは。マーケティングの世界は常に進化しており、新しい理論やアプローチが次々と登場しています。そんな中、バイロン・シャープの『ブランディングの科学』は、従来のマーケティング理論に一石を投じる内容となっています。本書は、ブランド構…

【書評】情熱とイノベーションが紡ぐ、イチゴ農業の新章 - 『ひと粒五万円!世界一のイチゴの秘密』

皆さんこんにちは。農業ベンチャーの世界に飛び込んだ私にとって、白石拓さんの「ひと粒五万円!世界一のイチゴの秘密」は、とても興味をそそられました。この本は、イチゴ農家である奥田さんが独力で開発した「美人姫」というイチゴ品種の旅を追いかけます…

【書評】ジョン・スポールストラの視点で解き明かすビジネス戦略の革新 - 『エスキモーに氷を売る』

本書は、従来のマーケティング手法に新たな視点をもたらします。最下位から高収益のチームへと変貌を遂げたバスケットチームの実例を通じて、ビジネス戦略の重要性を説いています 。 自己認識の重要性本書の中核を成すのは、「等身大の自分を正確に見極める…

【書評】消費者心理に刻まれるブランド - 『ポジショニング戦略』に学ぶマーケティングの本質

「ポジショニング戦略」は、アル・ライズとジャック・トラウトによって共著されたマーケティングの古典です。この本では、製品やサービスが消費者の心理にどのように位置づけられるべきかについて詳細に論じています。 ポジショニングとは何かポジショニング…

【書評】マーケットの海を渡る羅針盤 - 『コトラー、アームストロング、恩藏のマーケティング原理』

マーケティングの世界におけるバイブルフィリップ・コトラーとゲイリー・アームストロングの共著、そして恩藏直人による翻訳によって生まれた「コトラー、アームストロング、恩藏のマーケティング原理」は、マーケティング学の教科書として広く認知されてい…

【書評】社会は僕らの思い通りにならない?『経営リーダーのための社会システム論』

話題に事欠かない稀代の社会学者である宮台 真司氏と、全人格リーダーシップ教育をミッションとしたユニークなビジネススクール、至善館のファウンダーである野田 智義氏が、講義録形式でお届けする社会学の教科書。 私たちが社会という荒野を生きる中で感じ…

【書評】「日本人の常識にとらわれてはいけない」『小さな会社のインバウンド売上倍増計画』

1つ1つは小さいことも地道に積み重ねることで着実に成果につながる。まずは取り組んでみよう。 一見関係なさそうなあらゆる業種や小さな企業でも実はインバウンドを狙える可能性がある。思い込みで関係ないと決めつけたり、ターゲットを絞ったりせず、先入…

【書評】「日本人の常識にとらわれてはいけない」『小さな会社のインバウンド売上倍増計画』

1つ1つは小さいことも地道に積み重ねることで着実に成果につながる。まずは取り組んでみよう。 一見関係なさそうなあらゆる業種や小さな企業でも実はインバウンドを狙える可能性がある。思い込みで関係ないと決めつけたり、ターゲットを絞ったりせず、先入…

【書評】SaaS起業成功の秘伝の極意!『クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語』

本書はSaaS関連の中でもいわゆる「禁書」という位置付けになるだろう。というのも、最近45億円の資金調達で話題のSaaS企業ナレッジワークの代表である麻野耕司氏は、SaaS企業を成功に導く秘伝の極意が世間に知れ渡ることを恐れ、この書物の日本中の在庫を買…

【書評】SaaS起業成功の秘伝の極意!『クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語』

本書はSaaS関連の中でもいわゆる「禁書」という位置付けになるだろう。というのも、最近45億円の資金調達で話題のSaaS企業ナレッジワークの代表である麻野耕司氏は、SaaS企業を成功に導く秘伝の極意が世間に知れ渡ることを恐れ、この書物の日本中の在庫を買…

【書評】「商品・サービス・アプリ等を作る人必読!!」『「ついやってしまう」体験のつくりかた』

ゲームにハマってしまう体験ってこうやって作られているのかと目からウロコ。ついやってしまう体験を要素に分解して、1つ1つ丁寧にその背景となる心理的な状態やそれを乗り越えるための工夫等について解説。伝説的なヒット作であるスーパーマリオやドラゴ…

【書評】顧客中心のビジネス戦略『T・レビット マーケティング論』

マーケティングは、ビジネスの世界において中核的な役割を果たします。その中でも、セオドア・レビットの『マーケティング論』は、現代のマーケティング戦略における重要な指針を提供しています。この書評では、レビットの考え方の核心を探り、ビジネスにお…

【書評】韓非子の教えで学ぶ現代リーダーシップの真髄 『韓非子に学ぶリーダー哲学』

みなさん、『キングダム』の最新刊、70巻はご覧になりましたか?この巻でキーパーソンとして登場する韓非子に触発され、彼に関する書籍を読んでみました。 読んだのは「『韓非子に学ぶリーダー哲学』(竹内良雄・川崎享著)」です。この書籍は、中国戦国時代…

【書評】「これからの時代を生き抜く力を身に付けよ!」『僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版』

これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者たちに向けた社会で生き抜くための熱いメッセージ。 今から数十年以上前、我々の親世代の時代とは異なり、大企業であっても不祥事やグローバル企業の台頭、テクノロジーの発展などによって、あっという間…