HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ビジネス

【書評】想定外の稼ぎ方『副業は看板広告で稼ぎなさい』

著者は、広告代理店勤務の経験を活かして、ひとり広告代理店を立ち上げた主婦。そんな、ひとり社長が提唱する副業は、「看板広告」。看板の設置までは手間がかかるものの契約後は、毎年、請求書を発送するだけで売り上げが立つという。もちろん、広告のデザ…

【書評】常識を疑うことで、人生は面白くなる『頭がいいとは「疑う」ことである』

評者は書店に行くことが好きだ。用がなくても何か面白いものがないかと書店の中をくるくると歩き回ることで、ストレスが解放されたり、いい気分になる。そんな時に、目に飛び込んできたのが、インパクトのある本書の表紙だ。 どこの書店に行っても数多くの著…

【書評】ガンバリズムからの脱却『営業の科学 セールスにはびこる無駄な努力・根拠なき指導を一掃する』

営業現場に蔓延るガンバリズム。著者もかつてはそのような営業スタイルで成果を上げられていたものの、いざ営業組織をマネージする立場に立った際にそれだけではなぜかメンバーの成績が思うように伸びず、壁にぶち当たっていた時に業績を上げていた隣のチー…

【書評】テキスト/画像×AIの次にくるもの、音声×AIによるビジネス変革『音声×AIがもたらすビジネス革命』

生成AIのカンブリア紀と言われる現在、爆発的な進化を遂げているが、音声の領域における活用はまだ活用これから。まだ生成AIが普及する前から音声×AIに可能性を見出して起業した著者が、音声×AIの今と今後のビジネス活用について語る。 直近の日本の労働生産…

【書評】こころをフルオープンにできなければ、信頼関係は築けない『上機嫌のすすめ』

著者は、サラリーマンを辞め、書道の仕事を始めた頃、人からバカにされたくない、少しでも格好良く見せたいという自分の無駄な自尊心やプライドが邪魔をし、人と話をする際も、自分の弱みを見せたくないために、しなくてもいい言い訳をしたり、自分の本音の…

【書評】流行の秘密を解き明かす一冊 - 『急に売れ始めるにはワケがある』

皆さんこんにちは。マルコム・グラッドウェルの「急に売れ始めるにはワケがある」は、2000年に初版が出版されて以来、時代を超えて愛読される名著です。この本は、なぜある現象や製品が突然流行するのか、その背後にある原理を解き明かしています。 グラッド…

【書評】部下を持つ前に読んでおきたい『結果を出すチームのリーダーがやっていること』

本書は、大企業のプロジェクトリーダーを歴任したエンジニアが書いたリーダー本。組織により、求められるリーダー像は異なるが、現在の日本は、ボトムアップ型を必要としているところが多い。メンバー各人にやりがいを持たせ、チームを自動化させることで生…

【書評】手元に置いておきたい一冊『徹底的にかみくだいた「自己目標管理」ドラッカーが本来伝えたかった目標管理』

皆さんの会社でも目標管理は行なっているだろう。目標管理はドラッカーが実は考えたものだ。しかし、翻訳時に間違えたのか本来は自己目標管理だった。自身で目標を考え、自身で評価すること。その過程で組織の方針と自身のキャリアを考えることができるのが…

【書評】奮闘する営業マンの成長物語 - 『営業零課接待班』

皆さんこんにちは。営業職の経験はありますか?本作の主人公、真島等は新卒で法務課に配属されますが、入社四年目に営業一課に異動。成果を上げられず、ある日人事部から「退職勧奨」を受けます。しかし、専務肝入りの「営業零課」で再起を図ることに。そこ…

【書評】「さあ、日本から世界へ。いってらっしゃい!」『ウルトラ・ニッチ ULTRA NICHE』

海外に在住経験のある著者だからこそ、日本の良すばらしさを客観的に認識し、自分の感性を信じ、強い思い入れを持って、ニッチなところをトコトン突き詰め、磨き込んでグローバルメジャーを目指す!WAGYUMAFIAの現在進行形の世界へのチャレンジ! 元々映画や…

【書評】管理職になるのは得なのか、損なのか『罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法』

管理職になると仕事量が増え、責任が増えるが、残業代がつかずむしろ給料がさがる。ちょっとしたことでハラスメントと言われる。Z世代と定年退職した年上部下を持ち毎日ストレスが高い。なぜこうなったのか、どうすればよいのか。そんな問題に答えるのが本書…

井川意高氏の自伝「熔ける」は、ギャンブルに深く没頭し、その結果として特別背任で起訴され実刑を受けた経験を赤裸々に描いています。しかし、この本は単なる告白にとどまらず、彼の幼少期からの厳しい育ちや、ビジネスマンとしての数々の成功、さらには銀…

【書評】Great !  I am proud of you !『異文化理解の全テクニック』

本書は、著者が海外駐在や外資系企業勤務等で20カ国以上の人々と仕事をしてきた経験により感じた、外国語を学ぶことよりも大切な異文化コミュニケーションのヒントについてまとめられたものである。 人は誰でも得意なこともあれば、不得意なこともあるが、日…

【書評】デザインで、ブランドの魅力を引き出すことができる。『デザインを、経営のそばに。』

デザインはビジネスに役立つ力であるが、まだまだ十分に活用されていない。この解決の為には、デザイナーがデザインの必要性や使い方を論理的に説明し、理解いただける様にする必要がある。電通出身のアートディレクターである著者は、その様に考えて本書を…

【書評】「生産性を爆上げしたいエンジニア必見!!」『世界一流エンジニアの思考法』

世界一流のエンジニアたちが、普段どのように思考し、行動しているのか。彼らのやり方をうまく取り入れ、仕事や人生を楽しもう! 本人曰く三流エンジニアの著者が、日本SIerで営業から始めて、試行錯誤する中で憧れのプログラマの職に就き、現在はMicrosoft…

【書評】転ばぬ先の杖『エンジニア・コミュニケーション』

著者は「全国のエンジニアのうつ病をなくすため」に、コミュニケーション指導や転職相談に乗る会社を運営する現役エンジニア。大学卒業後に就職したIT企業で、上司の重大なミスを報告すると「お前が始末書を書け!」と𠮟責を受け、詰腹を切らされたことでう…

【書評】ゆるキャラリモにゃんの教えは、ゆるくはない!『作業が遅いで悩まなくなる 仕事術図解100』

恥ずかしながらリモにゃんの存在を本書で初めて知った。見た目かわいいが、言うことはナイフのようにするどい。オンライン会議の映り方なんて誰が教えてくれた?社会人1年目も社会人数十数年目にも役に立つヒントがいっぱい! とにかくわかりやすい。リモに…

【書評】すぐ読めるけど深いことが書いてある『仕事の教科書』

Xでバズってたので買ってみたのがこの仕事の教科書だ。届いてがっかり。1時間もあれば読めそうで絵がたっぷり。しかし読んでみると、深いことが書いてある。勉強になった一冊だ。 例えば、仕事にはスピードが重要だ。クオリティよりスピードとかは大体の本に…

【書評】金融エコシステムとは? VaRに、それを補完するストレステストとは?『資本市場とリスク管理』

本書では、金融・資本市場の成り立ち、金融仲介機能や、ドライバーであるデリバリティブ取引、証券化市場などを詳細に解説する。一方で、リスク管理にも注視し、リスク管理標準としてのVaR(バリュー・アット・リスク)、バーゼル規制、ストレステストといっ…

【書評】多面視点を養う!『自宅で年収1000万円 「ひとり代理店」で稼ぐ新しい起業の教科書』

著者が、広告代理店勤務の経験を活かして始めた仕事は「ひとり代理店」。夫の転勤に帯同され、仕事を辞めた後に、元顧客から仕事を依頼されたことが切っ掛けだ。店舗は自宅、社員の雇用はなし。クライアントと発注業者の間に立って、納品物に付加価値をつけ…

【書評】良い資料は一人歩きする『ドキュメント・コミュニケーションの全体観』

Xでバズっていたので購入したのが本書を読んだきっかけだ。資料の作り方の本は色々あるが本書が定義した原則はこうだ。 原則1 「解・動・早」 原則2「問題解決コミュニケーション』 原則3「スタンド・アローン」 特にスタンド・アローンについて書いた本はな…

【書評】やりたいことがあっても、なかなか行動に移せない人必見!『まずは小さくはじめてみる 変わらない日常から抜け出す0→1実践ガイド』

あなたは、「挑戦してみたい!」と思ったのに実際に行動できなかったことはありませんか? 実際、多くの人が何かをやろうと思ったとき、意外とその0→1の部分で引っかかってしまいます。この本は、やりたいことの最初の一歩を踏み出そうとする方にぜひ読んで…

【書評】「知的好奇心が掻き立てられる!」『論理的思考を鍛えるためのパラドックス』

パラドックスという言葉はよく目にしますが、普段生活している中で、なぜ?本当?って問いを立てたり、疑ったりしていますか。数学的な問い、哲学的な問い、自分の価値観や思考、直観と確率に関する問いなど改めて考えてみると不思議な論理的な矛盾に「えっ…

【書評】『結果を出すチームのリーダーがやっていること』

著者は、JTC(Japanese Traditional Company)、伝統的な大企業を36年間勤め上げた管理職である。在職中、12万人の社員の中から100人だけ選ばれる社長賞を4回受賞した記録を打ち立てた。この実績からもわかるように、難航する巨大プロジェクトの立て直し、新…

【書評】行動を変えるのに役立つ『いつまでたっても動けないあなたが「すぐやる人」に変わる100の言葉』

著者は、1000社の企業、3万人のビジネスパーソンに対してコンサルティングを行った行動科学の専門家。 「人の行動」を変えるのには「内面」を変える必要があるが、短期間に「内面」を変化させることは難しい。 この本は、「行動」に工夫することで習慣を変え…

【書評】「日本のITベンチャー興亡期、3社の上場を経験した日本を代表するアントレプレナー」『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』

日本のIT勃興期。父親の事業である有線放送の創業期の話に始まり、父親の背中を見て育った子供時代。自身の学生時代から社会人を経て起業し、父親が築いた事業の継承と自分が創業した事業の狭間でもがきながら、がむしゃらに働き続け、成功や挫折、苦悩を繰…

【書評】部下を持つ前に読んでおきたい『リーダーシップは「見えないところ」が9割』

著者はこれまで3万5千人の管理職にコンサルやセミナーを実施した「人材コンサルタント」。優秀な人物像を想像するが、本人は怒るばかりの駄目上司で、3度の降格を経験しながらリーダーシップと向き合うことで様々なノウハウを手に入れた。著者が長年指導して…

【書評】40年読まれているマネージャー教科書『マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識』

マネージャー・管理職の名著と言われているものは多いが、その中でもなかなか長年読まれて続けている本の一つが本書だろう。マネージャーはどのような視点で仕事をするべきかが一冊でわかる名著だ。 本作はマネージャーのための本で、アメリカで書かれたもの…

【書評】テクノロジーからライフスタイルまで - 『2040年の未来予測』

皆さんこんにちは。成毛眞さんの「2040年の未来予測」は、独自の視点でテクノロジー、経済、衣食住など、さまざまな側面から2040年の未来を探求しています。章が細かく分かれているため、非常に読みやすく、各トピックに対して深く掘り下げることができます…

【書評】ビル・キャンベルの遺産 - 『一兆ドルコーチ』

皆さんこんにちは。僕の好きな漫画の一つに「トリリオン・ゲーム」があります。今日はそっちではなく「1兆ドルコーチ」という本について記事を書きます。原題は「Trillion Doller Coach」。 ビル・キャンベルは、Apple、Google、Intuitなど、シリコンバレー…