皆さんの会社でも目標管理は行なっているだろう。目標管理はドラッカーが実は考えたものだ。しかし、翻訳時に間違えたのか本来は自己目標管理だった。自身で目標を考え、自身で評価すること。その過程で組織の方針と自身のキャリアを考えることができるのが自己目標管理の本質だ。
本書はドラッカーの自己目標管理について要点だけを絞った一冊だ。そして、期待を伝える面談では何に注意したら良いか。目標設定面談では何をしたら良いか評価面談ではどうか。そんなポイントが簡潔にまとまっている。ぜひ管理職の皆様は机にでも置いておくとポイントを見直すことができるので良いだろう。私も今後参考にしていこうと思う。
そんなすぐに役に立つノウハウだけでなく、どういうことが狙いで人事評価があるのかそのポイントについても学ぶことができる。社会人は持っておいて損のない一冊だろう。