HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2023-01-01から1年間の記事一覧

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▪️おすすめ本 まとめ記事 (note) 【必読】仕事の生産性を上げるおすすめビジネス書11選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note 【必読】英語を学ぶおすすめビジネス書8選|HIU公式書評ブログ@hiusyohyoublog|note 【必読】読書・本の読み方に関するお…

【60日間99円】kindle unlimitedで読み放題で読めるビジネス書20選【6/28まで!】

kindle unlimitedとは amazonが行なっているサービスです。 120万冊以上の本が月額980円で読むことができ、 HIU公式書評ブログのメンバーも多くが加入しています。 また、kindleを持っていなくともkindleアプリで十分読むことができます!。 おすすめビジネ…

【書評】4人の少年は戦国時代に世界帝国を見た!『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』

16世紀の大航海時代(日本では戦国時代の真っ只中)、キリスト教の世界布教によりフランシスコ・ザビエルが種子島に来日し、それから日本での布教活動が広がっていく。その後イエズス会のヴァリアーノ氏の提案により日本人で洗礼を受けた4人の少年(クアトロ…

【書評】老いと成熟の差は毎日の小さな変化?!『成熟スイッチ』

作家・林真理子氏の、今現在を投影したエッセイ集である。皆、人生の節目節目で、「昔、正岡子規はこの年で亡くなったんだ」とか「新撰組近藤誠は自分の今の年では、、」などと、熟しきった先人と同じ年の今の自分の未熟さを憂いた事があるのではないか。体…

【書評】知財部とのやりとりの仕方がわかる!『技術者・研究者のための 特許の知識と実務』

研究を行い良いものが開発できた。特許を取ろう。そんなときに特許はとれるのか、特許を取るために必要な情報は何か。知財部にどんなふうに相談したらいいのか。それがわかるのが本書だ。 タイトルの通り本書は技術者・研究者のための本だ。知財部向け、弁理…

【書評】殺人をヴェニス製の花瓶から取りだして路地裏に投げだした人々のチャンピオン。『チャンドラー短編全集1 赤い風』

「ハードボイルド小説の情緒的基盤は、あきらかに、殺人は発覚し正義が行なわれるということを信じない点にある」本書の序文で、作者であるレイモンド・チャンドラーはこう述べている。チャンドラーは、ハードボイルド探偵小説というスタイルを確立したと言…

【書評】こうして僕は健康を極めました『人生が変わる神レシピ』

皆さんは、普段どのように食事をしているだろうか?コンビニでおにぎりを買ったり、パンを買ったり、自販機でスポーツドリンクやを買う、という人もいるのではないだろうか?実は、そのような日々の積み重ねが、生活習慣病やメタボリックシンドローム、肥満…

【書評】獣人たちの革命は成るか?『バンパイヤ』

本作のことは、狼男モノとしてその存在は知っていたが、内容まではよく知らなかった。主人公のバンパイヤ トッペイ役を水谷豊が担当してテレビドラマ化もされ、バンパイヤの変身シーンや変身後の姿はアニメーションで描いたものを合成という変わった作り方だ…

【書評】どうやって運を科学する?『運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法』

皆さんは、運をどのようにお考えだろうか?「科学的には定義できない、第6感的なもの」?それとも「偶然起きた幸せなことやチャンス」?そんな疑問に答えたのが、本書である。それも、科学的な手法で、である。これを読んでいる方には、不思議に思う方もいる…

【書評】こんなに泣ける漫画はそうそう無い。『岳』

何かを読んで泣ける、そしてそれが漫画だというのは久しぶりだ。「死と隣り合わせ」という表現は、普通は自身がとてつもなく危険な目に遭う時に使うものだが、本書は文字通り、それ以上に隣り合わせだ。主人公は北アルプスで山岳救助ボランティアをしている…

【書評】こうして僕は「コミュ障」を脱却しました。『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』

皆さんは、会話が得意だろうか?得意だとして、どのように「得意」なのだろうか? 告白する。実は、僕はコミュニケージョンが大の苦手だ。HIUの交流会やイベントに時々参加しているし、よく人に知識を解説しているので、他の人からは「話すのうまいですね」…

【書評】大陸雄飛の夢に誘われて。『馬賊戦記』

誰からだったかはすっかりポンっと忘れてしまっているが、薦められるまま読んでみたら、これがやたらめったらとんでもなく面白い冒険活劇一大浪漫小説だった。嘘だと思ったら読んでみてちょーだい。戦前の満州を舞台に、日本人でありながら馬賊の攬把(ラン…

【書評】大陸雄飛の夢に誘われて。『馬賊戦記』

誰からだったかはすっかりポンっと忘れてしまっているが、薦められるまま読んでみたら、これがやたらめったらとんでもなく面白い冒険活劇一大浪漫小説だった。嘘だと思ったら読んでみてちょーだい。戦前の満州を舞台に、日本人でありながら馬賊の攬把(ラン…

【書評】教育の裏に潜む人の業(ごう)『いじめの聖域- キリスト教学校の闇に挑んだ両親の全記録』

決して一言では言い表せない複雑に絡み合ったボタンと紐の掛け違い。何故それが生まれるのか、に焦点をあてなければ、この問題は解決しないだろう。 2017年に自殺をした高校2年生、いじめに悩むメモ。第三者委員会でいじめを認定するも、学校は不服として受…

【書評】 その執着を捨てよう!『宇宙から突然、最高のパートナーが放り込まれる法則』

女性の皆さまへ。タイトル・表紙からして悩める女性向けの本書。「宇宙から突然?そんな大袈裟な」と突っ込みを入れたくなるタイトルに、もしかしたらたいていの女性は眉をひそめるかもしれない。ただ、読みたい気分のとき、つまり少しだけ迷いのあるとき、…

【書評】もし若い世代なら、この本はどう見える?『人生は20代で決まる 仕事・恋愛・将来設計』

僕は、非常に気になることがある。何故「もう自分は若くないし、勉強したって頭に入らないよ」という人が多いのだろう。もっと言うと、僕が「年取るのが楽しみ。知識と経験も増えるし、選択肢も広がる。」と言うと、大体の人が口をそろえて言うのが、「若い…

【書評】ここまで読書を極めた人はいない!『読書の技法』

皆さんは、読書で困ったことはあるだろうか?もし困っていたのなら、それはどのような点で困っていたのだろうか?僕自身は、一時期、読書法や勉強法でかなり迷っていた時期があり、その時には、本の内容もあまり頭に入っていなかった。ここで皆さんにお聞き…

【書評】これがすべての勉強の源泉だ!喉から手が出る『独学大全― 絶対に「学ぶこと」を諦めたくない人のための55の技法』

この本は、一言で言おう。辞書である。独学で何かを習得する人に向けた、勉強法の辞典である。なので、この本は全部読まなくてもかまわない、というのが大前提である。全部読まなくてもいいにしろ、世の中には間違った勉強法があふれかえっている。たとえば…

【書評】こうして僕は幸福地獄から抜け出しました『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門』

独特なタイトルだろう。幸福になりたいのは、みんな同じである。だからこそ、みんなは幸せになろうとする。理想の恋人を探したり、ケーキを食べたり。幸せになろうということに躍起になっている。その流れに乗ったのだろうか、最近では「ストレスフリー」だ…

【書評】新登場!「早寝早起き」に関する新常識!『最良の効果を得るタイミング―4つの睡眠タイプから最高の自分になれる瞬間を知る』

皆さんは、子供の頃、いやというほどこのセリフを聞いたのではないだろうか?「早寝早起きは三文の徳。体にいいんだからそうしなさい」というセリフを。しかし、これをお読みの皆さんの中には、このように思う方もいるのではないだろうか?「いや、そんなこ…

【書評】こうして僕は数学のとりこになりました『東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』

数学を、皆さんはどのようにとらえているのだろうか?恐らくつまずいたという人が多いだろう。何を隠そう、僕も数学につまずいた人間の一人なのだ。小学校の頃は、算数の学力テストで94点を取ったこともあったが、中学に入ってかなりつまずいた。膨大な量の…

【書評】何故「障害」なんて言われるの!?『発達障害の人には世界がどう見えているのか』

皆さんは「発達障害」について、どのようなイメージを持っているだろうか?最近、何かと「発達障害」が何かと話題になっている。いつだかの24時間テレビでも自閉スペクトラム症(ASD)が取り上げられ、書店でも「発達障害系」の本が並んでいる。テレビ番組とい…

【書評】何故「障害」なんて言われるの!?『発達障害の人には世界がどう見えているのか』

皆さんは「発達障害」について、どのようなイメージを持っているだろうか?最近、何かと「発達障害」が何かと話題になっている。いつだかの24時間テレビでも自閉スペクトラム症(ASD)が取り上げられ、書店でも「発達障害系」の本が並んでいる。テレビ番組とい…

【書評】何故「障害」なんて言われるの!?『発達障害の人には世界がどう見えているのか』

皆さんは「発達障害」について、どのようなイメージを持っているだろうか?最近、何かと「発達障害」が何かと話題になっている。いつだかの24時間テレビでも自閉スペクトラム症(ASD)が取り上げられ、書店でも「発達障害系」の本が並んでいる。テレビ番組とい…

【書評】とうとう発見!これが内向的な人間の強みだ!『内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法』

皆さんが、「内向的」という言葉を聞くと、どのような考えが頭に浮かぶだろうか?「しゃべり下手」?「恥ずかしがりや」?この本は、内向的な人間といわれる人々に光を当てた本だ。僕自身、遺伝子検査や性格検査をやってみると、内向的な人間だという結果が…

【書評】何故このタイトルにしたの?『時間は存在しない』

皆さんは、「時間」という概念をどのようにとらえているだろうか?そもそも、何故僕たちは「時間」を感じるのだろうか?書店に行くと、数々の時間術の本が並んでいる。メンタリストDaiGo氏の本や鈴木祐氏の著書にも、時間術の本がある。その中で、今回紹介す…

【書評】私たちに不足している必要な食べ物がわかる栄養学『一生役立つ きちんとわかる栄養学』 

お茶の水女子大学大学院教授であり、医師、医学の博士である飯田 薫子氏と、関東大学院大学栄養学部准教授である寺本 あい氏による一生役立つきちんとわかる栄養学。 私事ですが、小学時代から20代後半まで体調管理というものを知らず、毎日が頭が働かず、だ…

【書評】人生はリセット可能か?『湯けむりスナイパー』

秘境の温泉旅館「椿屋」で働く男。その名を“源さん”。「リストラされたサラリーマン」という名目で働いているが、その実、かつての彼は、血塗られた過去を持つ一流の殺し屋だった。今その彼が持つ望みは、この地で余生を穏やかに過ごすことだけだった。 原作…

【書評】ガロンが来る。『魔神ガロン』

手塚治虫の漫画作品で、『冒険王』に1959年7月号から1962年7月号まで連載されていたものである。テレビアニメの『鉄腕アトム』にゲスト出演したガロンを観たことはあったが、本作を読むのは初めてだ。中古本屋さんで買ってきた単行本には、冒頭に作者自身の…

【書評】人々の医療はこのように進化していくのかもしれません『不老不死の研究』

この本は、帯にもある通り、「健康本」である。と、言いたいところだが、実は、そこら辺にあるような単純な「健康本」ではない。勿論、健康に欠かせない「食事、運動」などの生活習慣について書かれている。しかし、それ以上のことにも触れている。それは、…