HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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アート

【書評】巨匠の生涯と名画の秘密 - 『カラー版 1時間でわかるカラヴァッジョ』

皆さんこんにちは。バロック美術の天才画家、カラヴァッジョ。彼の生涯と作品について深く知りたいなら、「カラー版 1時間でわかるカラヴァッジョ」がおすすめです。 カラヴァッジョとはカラヴァッジョは、西洋美術史上最大の巨匠であり、イタリアが世界に誇…

【書評】視覚の冒険『絵を見る技術』

「絵を見る技術」は、絵画鑑賞の新たな視点を提供する秋田麻早子さんの興味深い一冊です。絵画をただ「美しい」とか「すごい」と言うだけでなく、より深く、より詳しく表現するための言葉を見つけるためのツールとして、この本は非常に有益です。秋田さんは…

【書評】アートってすごく大事なんだって話『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』

美術館に行ったのに何も面白さが分からなかった。帰り道、僕はアートを勉強したいと思ってこの本を手にした。そしたら、アートは勉強するものじゃないことが分かった。 モネの「睡蓮」という有名な絵画がある。池の水面に浮かぶ睡蓮を描いた作品だ。これを見…

【書評】奇人変人の集まりなんだけど、それで片付けてしまってはもったいない。『東京藝大美術学部 究極の思考』

「なんだか七面倒くさそうで、取っ付きにくそうだなぁ」と、思いながら読み始めた本書。意に反して、というか、意外な展開を見せつけてくれて、結果的には甚だ面白く読めた。 著者は現在、ビジネスパーソンや一般の人々、または企業向けに、アートやデザイン…

【書評】一億総アーティスト時代『コミュニケーションを生み出すアートの力』

トリックアートとは、西洋のだまし絵をヒントに作られた技法で、壁に描かれた絵が人の錯覚により飛び出して見えたり、写真を撮ってみると、あたかも自分がその作品の中に入り込んでしまったかのように見えるアート作品の一つである。 評者が子供の頃、大ブー…

【書評】アートには、人と人をつなげる力がある。『コミュニケーションを生み出すアートの力 日本で生まれた「トリックアート」が人の心をつかむ秘密』

「トリックアート」とは、絵画の技術を駆使し、人間の錯覚を利用することで、平面の絵なのに立体的に見えたり、見る角度によって印象が変化したりするユニークなアートのことだ。 評者は「アート」なんて言われると、なんとなく高尚で、近寄りがたいイメージ…

【書評】アートはビジネスと繋がっている『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』

本書では、アートと起業、サイエンス、イノベーションの世界との関係や、ビジネスにおいてのアートの重要性について書かれている。そのため本書を読むことにより、アートへの新たな視点が得られる。 著者は、デザイナーとビジネスリーダーの両方になりたいと…

【書評】ブロッコリーは、もう木にしか見えない『MINIATURE LIFE~見立ての世界~』

著者は2011年より毎日、日常によくある身の回りのものを使って作った作品を「MINIATURE CALENDAR」に投稿し続けている。本書は、その作品を紹介した作品集である。 何年か前に、個展の片隅に飾られていたものを目にしたことが、作品との初めての出会いであっ…

【書評】パウル・クレーの世界観『もっと知りたい パウル・クレー 生涯と作品』

本書は、画家パウル・クレー(以下クレーという)の生涯を記している。多くの作品も掲載されており、クレーのファンだけでなく初めてクレーを知る人にも見応えのある内容だ。 クレーの作品は言葉で説明するのが難しい。独特というべきか、不思議というべきか。…

【書評】「ゴッホがいかにしてゴッホになったのか」『ゴッホ展~人生を変えたふたつの出会い~』

本作では、フィンセント・ファン・ゴッホ氏の画家人生で描かれた作品とゴッホ氏に影響を与えたクロード・モネ氏、ポール・セザンヌ氏、ピエール=オーギュスト・ルノワール氏他、数々の画家の作品が同時に紹介されている。 また、ゴッホ氏の画家人生は、わず…

【書評】ベンチャー投資??アートの方がいいんじゃない?『教養としてのアート 投資としてのアート』

世界のアート市場は8兆円である。日本はいくらだろうか。500億円である。超少ない。分かりやすくすると8万円と500円だ。経済大国日本がである。伸び代しか感じない。 アートに投資することが良い点はいろいろある。特に本書は現代アートをオススメしている。…