HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】今こそ旅の醍醐味を体感しよう『勝手にダカール・ラリー: イギリスーセネガル車旅行記』

バックパッカーに憧れる人は多い。しかし、様々な事情で実現が難しい人もまた多いことであろう。時間がない、体力がない、優雅な旅に慣れてしまったがゆえに貧乏旅行に戻れない等など・・・そんな人に是非読んでいただきたい。 この旅行記は著者の体験をダイ…

【書評】なるほど!地方議会の仕組み! 『地方議員は必要か 3万2千人の大アンケート』

2019年の統一地方選挙に合わせて、地方の政治を深堀りする取材をしたいという企画が立ち上がり、全国の3万2450人の地方議員(都道府県議会議員、市区町村議会議員)へ議員の活動に関するアンケートを実施した。各議会の事務局宛に人数分送付し、そのうちの59.6…

【書評】世界に誇れる着物は、なぜ謎だらけなのか?『着物の国のはてな?』

着物は、非日常の気分を味わえる楽しいアイテムだと著者はいう。しかし現在は、夏祭りや花火大会、結婚式やパーティー会場を除けば、和服姿の人を見かけることは少ない。なぜなら、着付けのルールや複雑でわかりづらいマナーが多すぎると人々が感じるからだ…

【書評】”これで終わりにしようかな” ユーラシア大陸西端を経てゴール、ロンドンへ!陸路旅行記の最終章『深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン』

「デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く」主人公"私"の旅、全6巻の最終巻。ロンドンまであとわずかマルセーユで旅を終えることに納得がいかない”私”はゴールとは反対のイベリア半島、ユーラシア大陸西端ポルトガルへ旅の汐時を見つけに向かう。 最終…

【書評】"この一夜が旅の神様が与えてくれた最後の贈り物なのかもしれないな"旅の終わりは近い・・・"私"は感傷的に『深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海 』

「デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く」主人公"私"の旅、全6巻の5巻目。アジアからいよいよヨーロッパへ。トルコからギリシャ、そしてイタリアへ向かい旅の終わり方を考え始める"私"へ空虚にして不安にさせる喪失感が襲いかかる。 香港から続けてき…

【書評】これぞバックパッカーのバイブル。パキスタンからアフガニスタンそしてイランへ『深夜特急4 シルクロード』

「デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く」主人公"私"の旅、全6巻の4巻目。インドを離れパキスタンへ、乗合いバスでの旅が本格的にスタート。パキスタンでは対向車とのチキン・レース、シルクロードを西に向かって疾走。カブールでは1泊60円の安さに自…

【書評】気づかぬうちに主人公"私"に私が『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』

“デリーからロンドンまで乗り合いのバスで行く”主人公"私"の旅、全5巻の2巻目。香港・マカオに別れを告げ、デリーへの経由地であるバンコクへ飛んだものの、なぜか主人公"私"の中には響いてこない。香港で感じた熱気を期待しながら、バンコクを離れ鉄道でマ…

【書評】無事、安心は禅の言葉『こども禅の言葉』

小学生向けに作られた本になりますが、大人の評者が読んでも参考になります。禅という言葉を聞くと日常から切り離された遠い存在と考えてしまうと思いますが、実は日頃から私たちが使っている無事や安心も禅言の葉になります。 本書の構成は学校の悩み、友達…

【書評】あなたも悩んで当然。勇気の一冊!『偉人もみんな悩んでた』

偉人とは優れた業績を成し遂げた人、歴史に遺るような並外れて優れた人間のこと。そんな意味があります。 日本で有名なのは野口英世、西郷隆盛、徳川家康など学校の教科書に載る人たちでしょうか。世界史ではノーベル、マリーアントワネット、アインシュタイ…

【書評】まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ。『深夜特急1 香港・マカオ』

著者ははじめて訪れた異国である韓国のソウルに降り立った時、いったいここからどれほど歩けばパリに辿り着けるのだろう、という感慨を抱いた。そして26歳になった著者はある日思い立った。「インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗り合いバスで行こ…

【書評】限りない自由と解放感を満喫『深夜特急1 香港・マカオ』

"インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗合いバスで行く"ある日そう思い立った26歳の主人公は、仕事をすべて投げ出し1,900ドルを持ち旅に出た。最初に立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居を・・・。マカオではカジノで「大小」という…

【書評】逃げちゃダメな場所なんてない。居場所は自分で選択できる。『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』

2017年11月、著者はがん告知を受けた。そしてその年の12月、著者はブログに本心を綴った。「自分の人生は幸せだった」と。わざわざことばにして書いたのは、周囲の人たちへの牽制だった。 著者は3年間という余命宣告を受けた。これからの3年間、自分なりに前…

【書評】自分の納得した人生を送るために『空気が支配する国』

本書では、空気や同調圧力とは何なのか、また空気を生むその原因と向き合いかたについて書かれている。著者は学習塾を経営しているそうだが、コロナ渦や台風被害を経験し、「空気」や「同調圧力」を感じ、様々な制限を強いられたそうだ。 世界でも日本は同調…

【書評】歴史はいらない学問?『それでも日本人は「戦争」を選んだ』

今年話題になった学術会議の任命拒否。結局納得のいく理由説明はなされなかった。そこで外された6人に興味をもった。その人たちの言動や研究が政権にとって好ましくないとしたら、その6人について知れば、今の政治を逆側から投影できるかも知れない。そこで…

【書評】グラミー賞に込められたアーティストの歌詞!!『ディス・イズ・アメリカトランプ時代のポップミュージック』

近年のアメリカのポップミュージックの歌詞は、近年のアメリカ社会について描いている。 その背景には、毎年行われる「グラミー賞」がある。それをきっかけに多種ジャンルのアーティストがヒートアップ。トランプ大統領の発言などもありさらに加熱した。 こ…

【書評】信用力で天下を取った家康『関ヶ原』

天下分け目の戦いが行われた『関ヶ原』。そこには、石田三成VS徳川家康をめぐる諸侯の複雑な思惑が絡んでいました。歴史の転換点を往年の名作家、司馬遼太郎が描いた時代小説です。 それだけだと名作とはいえ、普通の時代小説です。僕も10年ぶりにこの本を…

【書評】他人の痛みを想像する心を、我々は訓練して身につけるべきだ。『二十一世紀に生きる君たちへ(併載:洪庵のたいまつ)』

斎藤道三、織田信長、緒方洪庵、土方歳三、坂本龍馬、正岡子規、秋山真之、、、。司馬遼太郎氏の数々の歴史人物に対する愛情は半端ない。つまりは人間への愛情が半端ない。彼の小説は、私たち人間への愛と優しさに満ち溢れているのだ。 21世紀に入りもう2…

【書評】"私を幸せにして"ではなく、"私は幸せになる"という生き方へ! 『幸運学』

運って実力以外の不確定な要素で、変えられないと思ってませんか。 本書では運を宿命、偶然、機会、確率の4つに分類してロジカルに考察されており、その内の機会と確率は"自分でコントロールできる運"として詳しく取り上げられています。「機会」は開発でき…

【書評】この世界は全て自分で決めて生きている。アンパンマンのマーチが教えてくれていた。子供の頃のシンプルな気持ちを忘れてしまった人に読んで欲しい。『EARTH GYPSY(あーす・じぷしー) 』

先日東京から北海道に遊びにきてくれた友人は同じ大自然を目の前に全然感動していなかった。きっと「今」を楽しめなかったのでは?。心も頭も「ここにいなくていつも心配事やイライラを話していた。伝わるかはわからないけど、そんな友人にこの本は読んで貰…

【書評】花には、人に影響を与える力がある『1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365~伝統・文化 華道(生け花)』

1日たったの5分。本書を読むことにより、教養が身につく。本書が読み終わる1年後には、自分が暮らす世界の見方が変わってくるそうだ。 今回とりあげる華道とは、生け花とも呼ばれ、季節の草花や木の枝を使い、その美しさを表現したり、観賞する芸術である。 …

【書評】人間にとって知らないことが分かるということはこれ以上にない快感。『1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365』

そういえば、お正月って何を祝ってるんだろう?酒造りの歴史って?地震ってなんで起こるんだっけ?天皇っていつからいるの?竹取物語ってどんな話?花火はどうやって生まれたの?禅を日本に伝えたのは誰?日本で初めて恐竜化石が見つかったのはいつ?全身麻…

【書評】もっと早く知りたかった…地方在住のお金のリアル『コロナ移住のすすめ』

『地方在住とは定年後の夢ではなく現役世代ですでに始まっている』 コロナに伴いテレワークを経験する人が増えたことにより、多くの人が既存の働き方を見つめ直したのではないかと思う。出社しなくても仕事はできる。満員電車に乗る必要もない。この気づきは…

【書評】個人的ベストセラー『愛着障害』

個人的に素晴らしい本に出合ったと思う。理由は書店に溢れる「不安に打ち克つ」「悩みが消える」などの本に書かれているエッセンスを全否定してくれるからである。 脳科学的に人間は常に不安を製造する生き物だということは証明されている。アドラー心理学の…

【書評】現代の子供に尊重するほどの個性なんてないでしょう『虫眼とアニ眼』

養老孟司さんと宮崎駿さんの対談集になります。テーマは人、自然、虫、今の時代。何よりも子供についてです。 千と千尋の神隠しの映画は宮崎駿さんが10歳の子供たちのために映画を作りたいと思って制作しました。10歳の子供に宮崎駿さんは何を伝えたかったの…

【書評】自由への挑戦状『自由が民主を喰う 迷走するグローバリゼーションの深層』

ネット技術の発達により、個々人の活動やつながりが国という枠組みを越えて、世界中の様々な人と繋がることが可能となった。グローバル化による多大な恩恵を受ける一方で、グローバル化がもたらした負の側面があることを忘れてはならない。 グローバル化によ…

【書評】もう、昔の中国とは違う。『清華大生が見た 最先端社会、中国のリアル』

清華大学を卒業した日本人著者が赤裸々に語る、中国人の若者の今。日本にいるとなかなか見えてこない、中国人の若者の学校生活や就職事情、母国に対する思いから恋愛事情まで、作者の実体験をもとに中国のリアルを教えてくれる。 日本の文化を好む若者が多い…

【書評】笑いは無上の強壮剤でもあり、また開運剤なんだぜ。『君に成功を贈る』

以前、非道く状況に追い詰められた時期があった。そんな時に知ったのが、哲学者 中村天風の存在であった。 そのおかげで、それから何年もの間、絶望に屈することなくなんとか生き抜いて来られたというのは決して私にとって大げさなことではない。天風氏の存…

【書評】読書をしなければ、いい仕事はできない『大人のための読書の全技術』

著者は、多い日は1日10冊以上の本を読むそうだ。なぜなら、読書をしなければ絶対にいい仕事はできないからだ。本書では、本を読み、仕事に応用できるようになる方法が書かれている。 本とは必要な知識を効率的に吸収して自分のものにできるツールだと著者は…

【書評】今のままの台本で生きていったら、あなたは10年後どうなっているのか『成功と失敗を分ける心理学』

私たちは小さいときに自分で作った台本で生きている。その台本は子供のとき、まだ無知で未経験で思考もおぼつかないときに作ったものである。人生とはどのようなもので、自分は一体何者なのか分からないけど、自分の台本を書いて、その台本に従って生きてい…

【書評】人生なんて回転寿しみたいなもん『どこでもいいからどこかへ行きたい』

旅というのは非日常、計画の外を求めてするものだ。それなのに、その旅をきちんと計画を立ててするというのは、ちょっと衝動を社会に飼い慣らされすぎじゃないか?そんなに自分をうまく管理できるなら、そもそも旅になんか出なくていいのでは? 著者が旅に出…