HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:続木康伸

【書評】文構造を意識しろ!『アルゴリズム音読』

「ハイレベルを求めすぎていませんか?」 日本語と英語は違う。何がとゆうと「語順が」である。 英語は日本語と違い、語順が変わると意味をなさない。この本では、英語を勉強するために生み出されたアルゴリズム(ルールと手順を決めて処理すること)による…

【書評】事業の拡大方法は3つだけ『事業のコピペ術 フランチャイズ本部の作り方』

「フランチャイズとはビジネスの仕組みを売るビジネス」 あなたの事業はコピペできるであろうか? コピペが出来れば、この本を読んですぐにでもフランチャイズ本部を作ることができる。 フランチャイズの本質は、「売れる商品」と「売りたい人」をマッチング…

【書評】だから、いったよね?『マンガでわかる 妻のトリセツ』

「妻は変わった」 はっきり言おう。 ルーチンをこなし生活するほとんどの男性と違い、結婚、妊娠、出産、子育てと生活はおろかホルモンすら変わる女性が同じ訳がない。 「変わった」のではなく、男が「変わっていない」のである。 ここで男が変わるために、…

【書評】やることは集中して絞るべきですか?「出稼げば大富豪 実践編」

「絞るのは、牛の乳だけでええと思うなあ」 バリ島の大富豪、通称「アニキ」に弟子入りした貧乏博士の実録第2弾は、書籍の宣伝のために「ぼく、完全に著者」と刺繍を入れた白衣で全国の書店を回らされた泣き言から始まる。 母親が蒸発し、父親からの虐待の日…

【書評】本当にうめぇ魚が喰いてぇのかい?『日本一うまい魚のごはん』

「クタっとなってるのを、皿に叩きつけてビシッとさせるんだよ」 築地のマグロ仲卸業を営む生田氏による自分が好きな魚の食べ方を乗せたレシピだ。魚に関するウンチクや築地の歴史、魚河岸の人々の生活と交えて解説してくれる。 その、レシピのダイナミック…

【書評】恥ずかしくない英語を身につけたいよね『ネイティブにほめられる英語』

Let's eat Grandma!(おばあちゃんを食べよう) Let's eat, Grandma!(おばあちゃん、食べよう) コンマの位置などは、パンクチュエーションという。 この本のコンセプトは、学校で習わない正しい英語を身に着けようだ。 当然のことながら、どの言語のネイティ…

【書評】稼ぐ漢はとにかく勉強する。それが法に触れるかどうかは別として『金融ダークサイド 元経済やくざが明かすマネーと暴力の新世界』

「バレル5ドルで、毎月2500万の儲けや」 著者は株取引にのめりこみ大学を中退、ヤクザの資金をも運用していたが、バブル崩壊と同時に大借金を背負う。 精神的に追い詰められる著者と仲間たちだが、詰め寄る債権者に「取り返すから、お金を貸してください」と…

【書評】子を思う母親の力を見よ『えっくんと自閉症―ABAアメリカ早期療育の記録』

「日本ではダメだ」 残念ながら多くの医療が日本ではとても遅れている。 HIUの方ならご存じであろうが、実は何十年も遅れている分野が少なくない。 多くの人はそのことすら知らず、世界標準から大きくズレた治療や検査を受け続けている。 自閉症もその一つ。…

【書評】ブスに話かけるメリットはない。だから私は芸を身に付けた『ブスのマーケティング戦略』

こんなすごい本、見たこともねぇ。これが私の正直な感想だ。多くの女性が可愛くありたいと思うであろう。男もそうだ。しかし、生まれつきのブスだった筆者の発想は想像を超える。徹底的に自己分析を行った結果ブスのゴールは「かわいさ」→「お手入れされた清…

【書評】信じるのは自分『戦略と情熱で仕事をつくる』

ボードゲームソムリエ 今でこそ需要は想像できるが、人狼前であればこんな職業が成り立つとは誰も思わないのではないだろうか? これを可能にした著者が持っていたのは圧倒的な研究心と行動力だ。 ボードゲームの面白さを伝えるために、パーティーやシェアハ…

【書評】サラリーマンと同じもん食えまっかいな『ヤクザ300人とメシを食いました』

「この辺にゃそんなもんねぇから、呼んできたんだよ」 これは、ヤクザの組長が買い取ったホテル兼別荘に招待された際、「ソバ」を希望した記者に対して、ヘリコプターで信州からソバ屋を連れてきたくだりである。 本場の味は違うと答えた記者に対して、「だ…

【書評】夢や願望だけでは応援はされない『共感SNS』

「私は、ダサい界のトップになる」 SNSで共感されたり、つながりたくない人はいないのではないだろうか? 多くの人は、大義名分や社会性の旗をふるとついてきてもらえると思ってしまうが、それは大きな間違いだ。 ファンは自分の投稿の理由や想いに共感して…

【書評】人間は他人と合せようとして、自分の3/4を失う『まんが 幸福について 』

「もっと自分自身に意識を傾けなさい、キミにとっての幸福はそこにある」 わたくし続木は、突然「幸せな大人になるための研究家」になりたくなって、この本を読んでみたんです。 マンガですけど。 で、人が「幸福になるための条件」が解ったんです。 それは…

【書評】エロ大国・中国『性と欲望の中国』

2005年の性生活満足度は世界ワースト1位(2位は日本)、わずか22%だった中国は2018年度の調査で57%にまで上昇する。 ちなみに、あのTENGAが行った2018年度の調査では日本は最下位だ。 中国国内をちょっとのぞいてみよう。 お金を持つと思い浮かべるのは不倫…

【書評】桃園で子豚のフライ丸ごと食っちゃおっかなぁ〜『三国志メシ』

三国志の食事を再現するイベントを季節でやれば、意外と風流ではないであろうか? 心配は要らない。 三国志時代のレシピは全て文献で残ってるし、なんなら巻末にも書いてある。 昔だから難しい調理もやってない。 洗練された投資家で文筆家の加藤ひろゆきさ…

【書評】バカは死ね!自由主義が行き着く先はそこなのか?『正義の教室』

「は?倫理的?自分的に、ってことでしょ!」 そう、物事は立ち位置で随分と見方が変わってくる。 キリスト教的に同性愛者は認められないが、とあるテロリストは独立を望む人間からは英雄だ。 この本に出てきた問いは私には簡単だった。 「他人は知らないが…

【書評】これ、書評に書けるのどこですか?『チカーノKEI 歌舞伎町バブル編』

元ヤクザ、アメリカの服役中にメキシカンギャングになったKEI氏の最新刊。 この本を書評に選んだことを私は後悔した。 私は大人なので、書いて良いこと悪いことの区別がつくからだ。 なので、今日は書いて良いと思ったヤクザ的ビジネスをピックアップしよう…

【書評】ピアノの天才、彼らがいるところ『蜜蜂と遠雷』

「まあ宇宙つながりとゆうか気象つながりとゆうか」 天才の思考は限りなく、遠く広がっていく話をしようと思う。 この物語は空想ではなく、実在のポーランド人ピアニストがモデルだ。 巨匠が隠し通した唯一の弟子、彼の実家は養蜂家で蜜蜂とフランス中を移動…

【書評】日常生活でこの色を選ぶと友だちはいなくなるよね『世界の美しいトカゲ』

あり得ない色の組み合わせに刺激される脳みそ。 あの爬虫類ハンター 加藤英明先生監修のトカゲ図鑑です。http://shizuokakameken.seesaa.net/article/461757296.html 動物は捕食者(天敵)がいない方が、体色は派手になり、行動は大胆になる。 メスがその方…

【書評】こいつらやりたい放題・・・学者って良いかも!『生命の歴史は繰り返すのか? 進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』

「淵にグッピーを放すと生態系に重大な変化が起きることがわかってきた」 放す前にわかるわ! この本は真面目な遺伝学の本だが、実験をする学者の行動がとにかく面白い。 上の実験はグッピーの体色、模様、行動の変化を観察したかったそうだ。野生のグッピー…

【書評】一点突破、勝てるエリアに集中しろ『クレイジーで行こう!グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む』

「これまでノウハウを溜め込んできたプレイヤーたちの顔ぶれすら、やがては変わってしまう」 アメリカは今後の35年で水道管の交換に100兆円使わなければならないが、我々は40兆円削減できる。 これは、水道管の世界を変えるため、単身アメリカに乗り込んだベ…

【書評】エロいって、その感覚わかります『SALON DESIGN VOL.6』

「エロいってなんなんすか((笑))」 堀江さんが、中田敦彦さんの禅徳寺珈琲を評価するとエロいそうだ。 働き方、そして生き方をデザインするをコンセプトに、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)から出版されている通称サロン本。 各界の著名人と堀江さん…

【書評】このバカ、殺したいけど殺せない『ハッパノミクス 麻薬カルテルの経済学』

「麻薬ビジネスの利益の高さと、労働者の能力の低さのミスマッチ」 17歳のガールフレンドと大金の上で自撮り、怒り狂った妻に夫は密告され、カルテルのボスまで捕まった。これがメキシコのシウダー・フアレスなら、家族丸ごと殺されていただろう。しかし、こ…

【書評】生き物には子供も入るんですか?『その道のプロに聞く 生きものの持ち方』

「今までのやり方にも、この本にも縛られる必要は無いのです」 私が子どもの頃には、クワガタやカブトムシ、トンボを採る事が出来た。多くの生き物達は間違えた持ち方で弱り、すぐに死んでいった。 あの悲しみたるや、チョコフレークの生産終了並に深い。 も…

【書評】焼きそばとパリパリウィンナー、それは小学生の夢『超一流のサッポロ一番の作り方』

「札幌一番塩らーめんの魅力と奥深さに今日も翻弄されていく」 著者がインスタントラーメンの研究を始めたのは小学校二年生の時だという。 その結果、札幌一番塩らーめんはカルボナーラ風になり、カレー味のマルちゃんソースやきそばはパリパリウィンナーと…

【書評】王子様?あ、間に合ってます『やりたいことを全部やってみる ストレスフリーな生き方を叶える方法』

「新しいことをしなければ、現状維持すら出来ない」 多くの人は、それが望みであるかのように何もしないまま人生を終えて行く。 この本が与えてくれるのは、自らで人生を変える勇気の基本だ。 誰でもなりたい自分になれるし、今すぐに行動も出来る。 やるか…

【書評】美人な秘書の目利きが好き『接待の手土産 』

ビジネスを成功させる手土産には法則があるのはご存知だろうか? GOHETEの秘書特集がお好きあなた、この本がオススメだ。 この本は、最初の「秘書座談会」のページで手土産の選び方のイロハを学び、「特選手土産」で各手土産に寄せられてた秘書達のコメント…