野村公太
堀江貴文そして落合陽一。2017年本屋に行けばまず目に入るのは彼等の本『多動力』や『日本再興戦略』だろう。2017年間最も注目された二人によって未来への指針が語られた本それが、『10年後の仕事図鑑』だ。 本書ではAI、仮想通貨などの登場で年々加速して行…
昨今世の中はどんどん合理化が進んでいる。仕事と関係のないと思われがちな接待を受けている暇があればその時間仕事をした方が良いといわれる。そんな時代だからこそ、接待か仕事には重要であろう。本書は元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏による「接待」…
※以下、個人の感想です。昨今、腸内細菌が話題である。人の体調だけでなく性格までもが腸内の細菌によって支配されてるという。本書は図がたっぷりの腸内細菌についての入門書である。 「私はこれで花粉症が治りました٩( ᐛ )و」「私はいくら食べても太らなく…
本作品のストーリーは主人公達が会社ごと「無人島」へワープすることから始まる。いかに『多動力』を使って生き残るか?というお話。 『多動力』のない人たちは無人島にワープしても明日の会議の準備・仕事をこなし続ける。『多動力』の持ち主は見切り発車で…
舞台はアンドロイドロボットが家庭で使われるようになった時代。ロボット達は人間に内緒でこそっと仕事を抜け出してあるカフェに通っているそれが『イヴの時間』。 ロボットと人間の区別が付かないこの世界では頭の上にロボットである目印を表示することが法…
本書は研究者を目指す学生向けの研究生活ガイドである。 本書によると研究者の資質では4つある。①知的好奇心旺盛②野心家③しつこい④楽天的 ①は当たり前、知的好奇心がなければ知への冒険にはでられない。②金持ちになってやるぜ、社会の役に立つぜ、発明してや…
研究者としてどう生きて、どう人生を攻めるかについて書いた本。これからは理系こそマネジメント力そしてハッタリ力が必要だという。 まず開いて初めに出てくるのは文系と理系の長所。 文系コミュ力が高い。バランス感覚が良い。営業、経営力に長けている。…
「休肝日を増やせ!」「適量を飲め!」そんなもの守れるわけがない。本書は飲兵衛医者による飲み方本である。 本書の内容はざっくり、正しい飲み方、酒と病気、酒と健康、NGな飲み方である。全て最新の医学をもとに医者が書いているところが非常に良い。 評…
本書は堀江貴文氏が復刊人となり、また『スティーブズ』のうめ先生が漫画を描き復刊させた、日本とAppleに関する唯一のノンフィクション本である。 本書は上下巻からなっており、上巻の副題がが「禁断の果実上陸編」、下巻が「日本への帰化編」である。 現在…
仮想通貨元年と呼ばれた2017年は過ぎ去り、TV、電車、至る所で仮想通貨取引所の広告が見られるようになってきた。本書を読めば仮想通貨とビットコインについて、正しく簡単にマンガで理解することができる。 本書の内容は、ビットコインとは何かから始まり、…
本作品の主人公は教師であり、ある学校での 選択授業である“倫理”での先生と生徒の関わりを描いた作品である。 倫理の授業には“誰とでもヤル女”、“物凄く聡明な生徒”、“いじめっ子を助ける先生になりたい生徒”、“初めて人を殴った生徒”、“夜遊びに耽る生徒”…
日本には古くから伝わり我々もなんとなーく受け継いで来ている伝統、風習がある。年末年始のこの時期は大掃除、大晦日、初詣、おせち料理、七草粥。本書を読めばこれらのしきたりについて知ることができる。 例えば、七五三はなぜ七・五・三歳で祝うのだろう…
本作品は、広告代理店に勤める朝倉光一そして、天才アーティストのエレンをダブル主人公とした物語だ。副題に「天才になれなかった全ての人へ」とある通り、多くの人は朝倉光一に非常に共感するだろう。 本作品の物語は『左ききのエレン』のグラフティアート…
LifeHackは、情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかを主眼としたテクニック群である(Wikipedia)。本書は総数250もの仕事術を紹介した辞典である。 本書のライフハックは全部で 8SECTIONからなる。時間管理、タス…
主人公はドラゴンボールが大好きな高校生。ある日の帰り道、階段から転落。目覚めればヤムチャとなっていた。しかし、高校生は全て知っている。このままでは自分は栽培マンに殺される。可愛いブルマはベジータにとられてしまう。 本作は最近流行の異世界転生…
本作品は『幽☆遊☆白書』〜『レベルE』の時期の冨樫先生の元アシスタントによるエッセイ漫画である。どんな環境で作品は生まれたのか。冨樫先生の漫画に対する情熱が明らかとなる。 冨樫先生こと冨樫義博は日本の漫画家である。代表作は『幽☆遊☆白書』、『レ…
フィンテック、ビットコイン、シェアリングエコノミー...。インターネットにより情報のあり方、コミュニケーション、そしてお金のあり方が変わってきた。本書はタイムバンクを発明したメタップス創業者によるアップデートされた新しい経済に関する本である。…
ディズニーランドがなぜ日本の浦安にあるか。なぜデパートでは絵画展をやるか。なぜラジオ、テレビはこれほどまでに発展したのか。全ては本書に登場する三人の天才が人の心を掴み動かした結果である。本書を読んだ人もまた三人の天才には心を掴まれてしまう…
単なる近道「Short cuts」ではなく努力のない道を行く「Smart cuts」。本書は豊富な例とともに努力せずに成功する方法をまとめたものである。 例えば、皆さまご存知のスーパーマリオというゲームがある。あのゲームは1-1、1-2...と進めていてはなかなかクリ…
本作品はナポリの泥棒市に住む日本人、織部悠(オリベ・ユウ)かれは、ミケランジェロと賞賛された伝説の仕立て人の唯一の弟子である。ユウが仕立てたスーツを着た人はみな人生までもが変わってしまう。 職業漫画というのは大人気な漫画のジャンルである。そ…
読書には3種類ある。情報のための読書、理解のための読書、娯楽のための読書である。本書は理解のための読書の技法を体系的にまとめた唯一の本である。 情報のための読書とは雑誌、広告なども含む知識をただ得るための読書。本書で扱うのは読み手と書き手と…
戦前、日本において教育書、教養書として学生必読と言われていた本はいくつかある。『三太郎の日記』、『善の研究』、『出家とその弟子』。そして今回紹介する『君たちはどう生きるか』であり、今回本作は初めて漫画化された。 本作品は主人公のコペル君とお…
この作品は文芸部の女子高生5人組の物語である。5人はわかりやすく言えば陰キャラ、スクールカースト底辺の5人組だ。彼女たちは文学作品を読む中で性に興味を持ち、そして振り回されることになる。 文芸部の5人は友達も少なく、ましてや彼氏なんていない。し…
本作品は4コマ漫画ブログから誕生した中国嫁とのノンフィクション作品である。中国と日本の文化の違いが面白く、嫁の月(ユエ)さんが可愛くて実にうらやまけしからん。 作者のジンサン(井上の中国読み)は、中年ヲタであったが、知り合いの紹介で美人が多…
人間一人での能力、経験には限界がある。読書はその限界を突破する唯一の手法である。本書は読書家の著者が教養をつけるための下地として真っ先に読むべき104冊を紹介したブックガイドである。 人類はこれまでに蓄積した経験や知識を文字とし、効率よく次世…
本書は『中国嫁日記』の著者が書いた中国人とうまく付き合うための本である。と、同時に中国では昔から存在していた信用経済について学ぶことができる本である。 本書によると中国では友達という言葉には三種類あるのだという。①友少:幼なじみ②同学:クラスメ…
「大丈夫!いけるから!」。この一言で吉本興業の社長も幻冬舎の社長も知らないところで『えんとつ町のプペル』は無料公開された。担当編集者、担当マネージャーがこの話に乗ってくれたは「信頼関係」があったからだった。 本書は『えんとつ町のプペル』、『…
本書は『東大から刑務所へ』という似た?経歴を持った実業家の堀江貴文氏および大王製紙前会長の井川意高氏の対談を書籍化したものである。 東大出身も刑務所経験者も珍しいと思うかもしれない。しかし、センター試験受験者が40万人に対して東大の枠は4000人…
関西人はせっかち、関東人はプライドが高いなどなど日本においても地域ごとの性格についてはよく話される。正しいかどうかは置いておき盛り上がる話題だ。本書は中国の各省の性格をまとめた本である。 本書の構成は各省ごとに暮らし、性格、いわゆる“あるあ…
主人公の平ワコは彼氏のふうくんと4年付き合い3年同棲中。もうお互いに何も期待はしていないが、一緒にいるのは楽だし、なんとなくそろそろ結婚かなと思っていた。そんな時に出会ったのが趣味があうし、一緒にいて楽しい超タイプの高校1年生のイコくんだった…