HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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医療

【書評】 色々と驚くなかれ『痛み専門医が考案 見るだけで痛みがとれるすごい写真』

かつて、見るだけで目が良くなる本を入手したがなかなか実践仕切れなかった。この本はどうだろう?写真を見るだけで痛みが本当になくなるのか?毎日やれば違うか?と半信半疑で手に取る。なんせ、このところ靴ずれした足が痛かったり、腰痛がしたりするのだ…

【書評】サウナの効能と正しい入り方を医師が書いた良著。『医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?』

世間では空前のサウナブームが数年前から起きている。ブームをきっかけに始めるのは良い事であるが、私は世間で流行の理由を自分なりに理解してから実践したい人であるので、そんな私にピッタリなこの本に出会いました。 著者の方は元々サウナに興味はなかっ…

【書評】すべての人に読んでほしい『女性の「ヘルスケア」を考えれば日本の経済が変わる』

我が国の女性の健康問題による労働損失は、なんと、年間4,911億円。著者の一人でもある堀江貴文氏は学生の頃にいた真面目で、優秀な女性たちがなぜ社会であまり活躍せず、企業の取締役や議会議員など、いまだに男性優位であることを疑問に思ったそうだ。その…

【書評】健康寿命を延ばしたいなら『腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する』

健康に長生きするために何に気を付け、何をすべきかが分かります。普段あまり注目することのない臓器である腎臓の役目が要になります。 まず、よく知られている腎臓の役割と言えば、尿を作ることです。それ以外にも、摂り過ぎた栄養素を調整する機能がありま…

【書評】幸せとは3つの脳内物質であった。『精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』

皆様「幸福、幸せ」と聞いて、何を思い浮かべますか?この本は現役の精神科医が多数の患者さんを診断した経験と最新科学に基づいた「幸福論」ではなく、初めての「幸福の実用書」です。 人類誕生以来「幸福とは何か?」を考え、3大幸福論など幸福に関する考…

【書評】今はアルコールは少量でも身体によくないのが常識!『男のヘルスマネジメント大全 ーー はたらき盛りのパートナーに『健康管理/生活習慣病/ホルモン/更年期障害/AGA/ED/性感染症 etc.』』

医療は常に進化している。一昔前まではアルコールは少量だと血行も良くなるしストレスも減るし良いと言われていたが現在では少量でも悪い点が多い。本書では男性が興味がありそうなヘルスマネジメントの最新情報がまとまっている。 まず初めに結論を書いてお…

【書評】男性用健康レシピ。『男のヘルスマネジメント大全』

著書名を見たとき、とても気になった。巷に溢れているのは「働く女性のためのドクター」「おなかやせ」「ぐっすり眠る方法」「健康は腸から」など女性雑誌に特集で組まれているものばかりを見ていることに気が付いたからだ。男性や、パートナーを気遣う方に…

【書評】なぜ、あんなに仲の良かった夫婦がすれ違うのだろう。『人間関係でストレスを感じたら読む本』

人間関係について、誰しもが悩みやストレスを抱えている。この問題に対し、コミュニケーションスキルの向上や自分の性格を変えるといった一般的な方法を否定し、全く新しい方向からの解決方法を探っていく、一風変わったビジネス書である。 まず第一に、相手…

【書評】深海魚仲間を見つけに行こう!『今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト』

HSPと言われる、生まれつき繊細な人がいる。日本では「とても敏感な人」「敏感すぎる人」と訳されているが、著者は親しみを込め「繊細さん」と呼んでいる。そんな繊細さんは生まれつきもつ繊細さを、もっと大切にしていい。むしろ繊細さを大切にすることで元…

【書評】がんでも、前向きに生きていける『がんになった人だけが知っている人生で大切なこと』

本書内では五人のがん経験者による、自らに対するがんの告知から術後までの経験と、気持ちの移り変わりが漫画で紹介されている。術後もそれぞれが精力的に活動している。 どうして病に直面しながら、こんなにも強く生きていけるのだろう。それはがんへの想い…

【書評】がんの告知後も、人生は続く『がんになった人だけが知っている人生で大切なこと』

日本人の死因第1位「がん」。本書は、がんサバイバー6人のドキュメンタリーコミックである。「がん = 即死」ではない。がんの告知後も、人生は続く。治療や再発による不安や苦しみが描かれる。 本書は世界最大級のがん征圧活動であるRelay For Life(略称RFL…

【書評】ADHDやうつは既存の医学モデルでは対応できない『愛着障害の克服』

近年、稀にみて大量生産されているうつ病やADHD。これは医学モデルで診断されてしまうことが原因であり、そのほとんどが他の原因であることが多いです。 私たちの心は多くの多様性を持っています。子犬を見たら可愛いと思いますし、部下や上司、社長に対して…

【書評】いまの自分を大切にする『医者がやっている自律神経を整える働き方』

働いている人の99%は、自律神経の働きが落ちていると著者はいう。それは、調子の良し悪しがなぜ起こるのかを長年研究してきてわかったそうだ。それにより、著者自身も若いときよりも60代の今の方が毎日ワクワクしているように、誰でも年齢に関係なく本書に書…

【書評】数年後に読んでも実感できない。今まさに読むべき! 『ゴーマニズム宣言SPECIALコロナ論』

本書は新型コロナウイルス感染症によるインフォデミックそれに伴う緊急事態宣言発動からの経済破壊について、特にテレビのワイドショーが強い影響を発していたという著者の主張が中心である。ただ、ワイドショーの批判に終始することはなく過去の感染症の歴…

【書評】後悔と不安が、最も自律神経を乱す。『医者がやっている自律神経を整える働き方』

評者はHIUに入り、様々な人たちと出会って話をする中で、いつも思うことがある。それは、「なんて若々しい人が多いんだろう」ということだ。 本書によると、自律神経を整えるうえで決定的に重要なのは、「ムダを手放す力」のようだ。そうか、若々しく溌剌と…

【書評】生きるために、死を考える。『もしも一年後、この世にいないとしたら』

現代は、人生100年時代だと言われる。そう聞くと、死は自分とは遠いところにあるものだと錯覚してしまう。けれど実際は、誰もが死と隣り合わせにある。 著者は精神腫瘍科医として、がんに罹患された方とそのご家族とともに死と向き合ってきた。本書では、そ…

【書評】ムリしなくても生きられるのに、ムリする矛盾の時代『自衛隊メンタル教官が教える心の疲れをとる技術』

現代は、栄養や安全は確保され、ムリしなくても生きていける。しかし逆に頭脳労働を長期的に行うことで、知らない間にムリが深くなってくる。ムリは限界に達すると、破綻する。それが、うつや自殺という形で表れる。 本書では、著者が自衛隊で教えている疲労…

【書評】Testosterone氏とダンベルは常にあなたと一緒にいる『心を壊さない生き方: 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』

どんなに生活習慣に気を付けていても、心の不調に襲われることは誰にでも起こる。大規模な国際共同研究によると日本人の5人に1人が一生のうちに心の病を患うという。これは自分以外でも、家族や恋人、友人が苦しむことを意味するものである。 メンタルヘルス…

【書評】鬱は生活習慣病である。情緒的な病気などない。『心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』

筋トレで名を成した著者のメンタルハック本。まず睡眠の大切さを説く。自分もおかしくなったとき、睡眠が全然できなかったので寝ることは何より大切。決まった時間に寝て、決まった時間に起きろとも説かれている。つまり鬱は生活習慣病で、丁寧に体を扱うこ…

【書評】筋肉人Testosteroneのメンタルヘルス本『心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』

フォロワー100万人越えのTestosteroneさんが、精神科医の岡先生とタッグを組み、筋肉ではなく、メンタルヘルスについて書いた本。Testosteroneさんに寄せられる数々の精神的な相談が、本書のきっかけである。 全体的に面白いのは、岡先生の科学的な説明に対…

【書評】男性こそが知るべきこと『女性ホルモンは賢い』

「生理だから、ごめんね」この言葉を日常生活で数回聞いたことがあると思います。例えばカップルで喧嘩して仲直りをするときに「ごめん、生理が近くてイライラしてたの」という状況です。男性からしてみると「生理って大変だな、お腹痛くなるんだ。」、「何…

【書評】予防isKING!やっぱり大事なのは生活習慣 『心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』

表紙を開くと、ブックカバーに大きく書かれた文字が目に飛び込む。ーーーーーーー睡眠不足栄養不足運動不足 世の中の三大害悪ですから覚えておいてください。ーーーーーーー どれも私が疎かにしている生活習慣だ。睡眠時間は日によって違うし、作業に没頭し…

【書評】最低限知っておきたい、メンタルヘルスの予防医療 『心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』

人生においてメンタルを安定させることは必要不可欠だ。全ての土台と言っても過言ではない。この本は、そのメンタルをポジティブな状態に安定させ、かつ不調に陥らせない、近年話題の予防医療の側面が強い。 言うまでもなく予防は治療よりも圧倒的にパフォー…

【書評】ストレス社会ニッポンをサバイブするための武器を授けよう!『心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜くメンタルの教科書』

ストレスの多い現代社会において、心の健康に関する知識を持たずに生きていくことは、戦場に丸裸で突っ込むようなものである。 メンタルヘルスの問題と関わりを持たずに生きていくことは不可能と言えるほどに、この問題は日本社会を侵食してしまっているのだ…

【書評】あなたの人生の始まりに私が付き合ったように、私の人生の終わりの少しだけ付き添って欲しい『傾聴力』

著者の大津秀一先生は緩和ケア医であり多くの終末期の患者様を担当しています。著書の “死ぬときに後悔すること25”には健康、心理、社会などの項目毎に「自分(患者様)が後悔していて、やり直したかったこと」が書かれており、読者に人生の優先順位を考え直…

【書評】日大医学部進学まで3浪『熱く生きる』

2012年の2月、天皇陛下の心臓手術が行われる。陸下は、『狭心症』心臓に栄養を送る血管である冠動脈3本のうち、2本の血管の狭窄されていた。動脈硬化によって血管が詰まったり狭くなったりすると、心臓の筋肉には必要な栄養や酸素が届かなくなる。執刀医は冠…

【書評】脳科学おばあちゃんが教える、いつまでも若い脳を持つための朝活法! 『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』

朝は皆さんどうお過ごしだろうか?ベッドの上でダラダラしたり、出社ギリギリの時間まで寝て過ごしていないだろうか?脳科学おばあちゃんが、朝どう過ごすと脳に良いか示してくれている。 朝は人間の活動の中で、1番集中できて、効率良く働ける時間だ。朝起…

【書評】その意識の低さが、ウイルスを蔓延させる 『風疹をめぐる旅〜消される「子ども」・「笑われる」国』

皆さん風疹は知っているだろうか?抗体を持っている人も多いだろう。若い頃にかかっていれば、2度目はかかることはあまりないと言われている風疹であるが、日本のワクチン接種不足について著者は苦言を述べている。 風疹とは発熱、発疹、リンパ腺の腫れが起…

【書評】人生で1番重要なのは何かわかりますか?それは健康です。 『超健康法』

健康とは全ての人間に必要なものです。健康でなければ仕事もできないし、遊ぶこともできません。健康は全てのものに共通する必須のものです。 そこで、この本では本当に健康にいられる方法が、書かれています。定番のものから、マニアックなものまで。私たち…

【書評】意識を高め、コロナウイルスに対処しよう『新型インフルエンザ対策 パンデミックから身を守る』

コロナウイルスによる世界的な流行が進行している。 本書ではパンデミック発生前,発生後に、個人,企業で出来る備えと対策がまとめられている。 行政によるウイルスの封じ込めと同時に、自己防衛を幾重にも重ねることが必要だと著者は説く。 ウイルスへの防…