コロナウイルスによる世界的な流行が進行している。
本書ではパンデミック発生前,発生後に、個人,企業で出来る備えと対策がまとめられている。
行政によるウイルスの封じ込めと同時に、自己防衛を幾重にも重ねることが必要だと著者は説く。
ウイルスへの防御層が多ければ多いほど、それを突破し感染してしまう確率を下げることが出来るからだ。
パンデミック発生時に取るべき行動も紹介されている。
感染を拡大させないためにも、参考にして意識を高めてほしい。
また、企業での危機管理体制にも触れている。
個人や行政だけではなく、企業が機能を維持したうえで、社会的責任を果たす事も重要である。
来たるべきパンデミックのため、是非一読してほしい。
備えをするには遅すぎるが、対策は講じることが出来る。