この作品の著書ちきりんさんに、今私はハマりまくっている。そこらへんに落ちている常識を全力で否定しまくる。それは、ただの否定ではなく、熟考に熟考を重ねた結果の結論。私たちがどう働いていけば幸せになれるかの彼女なりの結論だ。
全体的には、「大企業」を全否定(しているように見える)。もっと言うと、「大企業はただの選択肢の一つ。勝ち組と思ったら大間違いだよ。」会社に依存するのではなく、稼ぐ力をつけることの重要性を訴える。
そして、「定年まで同じ会社、同じ仕事をしなくてもいい」と言う。途中で休憩してもいいし、仕事を変えたっていい。本書で強調するのは、「働く人生が2つあると思って働いてみよう」ということ。
とても気が楽になるし、人生が楽しくなる。そして前向きになる。私はまじめに頑張ってきた仕事を辞め、1年間好きなことをし続けた。そして、次は週休3日でゆるく働こうと思っている。その先もやりたいこと、楽しいことがあればどんどん気にせずやっていく。
「人生は楽しむためにある」こんな気持ちにさせてくれるとても良い本でした。働くことに苦しんでいる方にぜひ読んでほしいです。