世の中には星の数ほど英語勉強法があり、仕事・留学・趣味などで学んでいる人が多いと思います。読み書きならば翻訳ソフト等で最悪なんとかなりますが、リスニングやスピーキングとなるとハードルが高いと思います。
そんな中、リスニングに対する考えが根本から変わりました。それは「発音を知らない英語は聞き取る事ができないという事実」であり、英語勉強において発音はあまり意識してこなかった私は衝撃を受けました。
具体的には母音の数であり、日本語は5つ(aiueo)、英語は20以上あります。この差がどういう影響を与えるかというと、「she」と「see」は日本語の母音は[i]しかないので、
「シー」としか聞き取れないし、「right」と「light」も「ライト」としか聞こえず、区別ができないのです。英語はグローバル言語なので、学ぶ人の母国語でなまりが出るのもこの差なんだと納得しました。
その前提を理解した上で、この本では発音をひたすら繰り返していきます。似たような母音グループに分けられて、毎日練習して英語耳を作っていき、聞き分けができるようになるというプログラムを提案しております。
英語は簡単とかいう本も見かけますが、やはりじっくりと時間をかけて学ぶべきだと改めて痛感しました。外国語を学ぶ際の発音の大事さを痛感させられますのでぜひ読んでみてください。