ほぼ英語と絵で構成された本。本書のカバーとちょろっと日本語で書かれているところを抜かせば世界共通になる。本編に至っては英語と絵だけなので正にユニバーサルデザインだ。結構斬新な作りになっている。
文章を読むのが苦手な人には特にお勧めである。視覚的に理解しやすいシンプルなイラストが並ぶ。文章も短文で単語もわざわざ調べるようなものが無いので初心者にはもってこい。絵を見て実際に喋りながら英語を感覚的に掴むのが本書の醍醐味。
ふとIKEAの家具の説明書を思い出した。IKEAの場合は本当に絵だけであり、全世界共通になっている。そのおかげてコストダウンに繋がっているとか。本書は1945年初版されて80年近く経っても未だに発行されている。本書の英語の習得性を物語るとともに色んな人から愛されている書籍とも感じる。