朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ?
「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への弊害について述べている。つまり、朝食を摂らないことによるプラスの影響を述べているのだ。ヒトは本来狩猟民族であり、現代の食べ物が豊富な状況がむしろ合っていないのであるという。
朝食を摂るべきでない根拠の説明は科学的である。血糖値やオートファジーからヒトの身体を分析している。オートファジーとは、言わずもがな、ストレス耐性を組み込まれたシステム、そう、若返り細胞である。このメカニズムはぜひ著書を読んでいただきたい。
もちろん朝食だけ摂取しなければ全てうまく行くわけではない。食事の質と時間、水分摂取の時間、それと運動のタイミングだ。ヒトの身体は60%が水分だ。身体の中を循環させる必要があるわけだ。
この著書、時短でできるビジネスパーソンためのレシピが載っている。アドカド納豆丼なんておいしそうじゃないか。1日たった数回しか食べられないご飯。せっかくだからおいしいものを食べたいものだ。
さぁ、あなたはどんなごはんを食べますか?