部下のモチベーションが上がらない。部内の雰囲気が悪い。そんな人間関係の秘密を解明するのが組織心理学である。組織心理学を学べばどのようにして、人々のモチベーションを引き出し、生産性を高められるのかがわかる。
本書はそんな組織心理学を図解しながら解説してくれる一冊である。
例えば2:6:2の法則は有名だろう。2割はよく働き6割はふつう。2割は全く働かない。とするとどうやったら、全員働くのか。6割の普通の人には上司に監視させ、よく働かせる。働かない2割は評価制度を使って働かせる。このようにすると働かすことができる
組織で働く人にとって、悩みは多くあるだろう。一度本書を読んでみると、納得させられることや勉強になることが多いだろう。