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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】評価経済社会を生きる上で必要な戦略『「いいひと」戦略 超情報化社会におけるサバイバル術』

「いいひと」戦略
このタイトルだけ見ると、私も含めた多くの人は、“あざとい”と思うだろう。

戦略として“いいひと”を演じるわけなので、確かにあざといかもしれない。
しかし、時代に合った生き方をしなければ、逆に辛くなるだけではないだろうか。

著者は、オタキングサイコパスなどの異名を持つ、岡田斗司夫氏。

インターネット全盛の現代、多くの人がスマホを手にしている。
これにより日々多くの情報に触れ、また多くの人とコミュニケーションを取っている。

個人はSNSなど、組織も口コミサイトなどで常に誰かに評価されていると言っても過言ではありません。

しかし元来、多くの人は社会生活の中で他人から認められたい、自分を理解してもらいたいという承認欲求を持っています。

お酒の場などで自分の話ばかりしている人をよく見かけますよね。

また、他人の噂話が好きな人や、陰口など言っている人もよく見かけます。
そういった場で、仲間はずれにされたくないがために、自分もつい話を合わせたなんて経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか。

このように現代社会では、周りからの目を気にせず生きていくなど、ほぼ不可能なわけです。

そこで必要になってくるのが、「いいひと」戦略。
まさに生きていく術だと私は思いました。

本書では、なぜ必要なのかといった解説から、具体的な戦力の内容まで、詳細に記されています。

最後に、本書が出版されたのは今から10年以上前になりますが、
常に数年先を見据えている著者だからこそ、今でも十分に通用する内容となっています。

現代を爽快に駆け抜けたい方、必読です。