1万時間の法則というのがある。1万時間取り組むとプロフェッショナルになれるというやつだ。1万時間ってのは週に40時間として5年間、他に仕事があるとなかなかきつい。週に20時間くらいなら、平日2時間、土日は5時間ずつで10年?なんとかなりそうだ。
さて、本書のタイトルは『CHANGE LEADER』だが、世の中がどんどん変化しているのは現代を生きる我々にとっては誰しもが感じることだろう。
コロナ禍になり在宅業務が増えてきた、飲み会も減った。またDXと言われなんとなく、変わっていく感がある。電子決済も当たり前になってきた。
そんな中でこれからのリーダーはどうすればいいのだろうか。
会社ではジョブローテーションというものがある。色々な職場を3年ごとに経験することで、なんでもできる人材を作ることだ。しかし、同じ会社でずっと働いていくとすると、なんでも知っているので働きやすくはなるが、専門性が下がる。
これからの時代の変化が多様な社会では、むしろ普遍的な高いスキルが重要。そして、そのスキルの組み合わせが重要になっていくと著者はいう。
そのためにどうすれば良いのだろうか。それはタイトルに書いた通り、10年に一度は大きなスキルのフルモデルチェンジをすることだ。
10年何かをすればプロフェッショナルになれる。それを10年毎に変えていけば、相互作用が生まれ唯一無二に人材になれる。これがこれからの時代の生き抜き方だ。
本書ではこれ以外にも、これからの会社員の変化、働き方の変化にも多くの文献の紹介を交えながら述べている。気になった人は読んでみよう!