ライター:川田誠
知らないことを知りたい、知りたいことを知りたい、
そんなモチベーションで読書を続けています。
良い本に出会えたらどんどんアウトプットしていきます!
本書は吹奏楽部を全国大会に導く指揮者の物語だ。主人公である指揮者の神峰翔太は音楽の素人だがある能力を持っている、それは“人の心が見える”能力だ。すごいカウンセラーという意味ではなく、彼には本人の意思とは関係なしに視覚的に人の心が見えてしまう…
本書はウナギトラベルという旅行会社のビジネスを紹介している。この会社はただの旅行会社ではなく、ぬいぐるみをツアー客とする、ぬいぐるみ専門の旅行会社だ。多くのビジネス書では“差別化が大切”と説かれているが、ここまで圧倒的な差別化ができている旅…
本書はマンションの購入を検討している方におすすめの一冊だ。将来売却をするならおさえておきたいポイントがわかりやすくまとめられている。 家族のライフスタイルに転勤は無く売却なんて考えていない方もぜひ読んでほしい。いざというときに売却ができると…
本作品はVRやドローンなど、世の中にある最新技術を漫画で紹介する。技術の紹介に終わらず、登場人物たちが少し先の未来を見通し、それぞれの技術に対する期待が描かれていることも面白い。 本作品は11の技術をテーマにしているが、これがテキスト構成された…
“総論賛成、各論反対。”、組織が動かない時には概ねこのような状況に陥っている。本書はアナウンサーから福岡の市長というキャリアを持つ著者の、大きな組織を動かすためのリーダーシップ論だ。 多くの人間が関わる上で、全員が納得することはあり得ない。最…
本書は無駄なものを作り生活をしているYouTuberの生態と、その生き方に迫った本だ。生産性や効率を求めて仕事に向き合っている人間では、思い至らない発想や成果物が本書には詰まっている。 著者の発明品はとにかく無駄だ。ツイッターで“バーベキュー”と呟…
本書はビジネスアイディアがまとめられている。決して数千やましてや億単位の収入を生み出せるものではなく、月に3万円ほどを稼ぐことができるようなアイディアだ。 月に30万円を稼ぐ方法を考えるのはとても大変だ。しかし月に3万円であれば少し成功のイメ…
本作品はアイドルを目指す女の子の物語だ。女の子の名前は“東ゆう”、彼女はアイドルになるという自分の夢を叶えるため、変わらない日常を勇気を持って抜け出した。 きっと同じ志を持っているだろう仲間が増え、絆を深める機会があり、そしてチャンスが訪れる…
大人になると遊びにかける金額が上がる一方で、遊び方は限定されていく気がする。本作品はそんな遊び方が狭まる読者に様々な遊びを提供する。 高校一年生である万代かなめのリアクションが見どころの一つだ。テストで学年一位の彼女は必ずどこかの部活動に所…
どれだけ個人の能力が高くても、戦略の前には弱者に破れる。そんな原則を通すことができずに苦しい状況に立たされている地域や企業や人がとても多い。 世の中は戦略がすべてであり、ではどうするべきかを本書は教えてくれる。戦略を立てるためにまずは情報を…
起業と聞けば、ついついハードルの高さを想像し躊躇ってしまう。SNSで見かける起業家やフリーランスの活動は確かに憧れるほど素敵なものに映るが、初めからそうだったわけではない。それではどのように過度なリスクを背負わずに起業できるのか、本書は実体験…
人が不安を感じる理由は、その対象が“未知”だからだと思う。ルールを知ることでそのゲームの参加方法がわかれば、不安はなくなり野球もサッカーも面白くなる。仮想通貨に対しても同じことではないだろうか。 本書は仮想通貨への投資(投資か投機かの議論は…
本書は身近にいるバカについて言及している。ここでいう“バカ”とは、私たちの行動や思考を妨げる存在だ。バカとつき合うということは、それだけあなたの行動や思考が制限され、時間を奪われることを意味する。 他責も過ぎるといただけないが、今の生き方に不…
本作品はシャーマンの物語だ。シャーマンは霊の力を借り、この世とあの世を繋ぐ役割を担う。本作品のシリーズのオリジナルである『シャーマンキング』が週刊少年ジャンプで連載を開始したのは今から20年前だ。勝ち負けを問題にしないストーリー展開はどこか…
本書は怒られるための指南書だ。日頃よく怒られている2人の共著となる。タイトルにもあるように技術的な側面にも触れながら、誰かに怒られる上で持っておくべきスタンスを示してくれている。“怒られることはブルーオーシャン”、そう著者は言う。ビジネス書…
本作品は罠猟に携わる女子高生たちの物語だ。朝比奈千代丸の家は農家であり、彼女は作物を鹿や猪から守るために罠猟の免許を持っている。 罠といえばゲージや落とし穴のようなイメージを持っていた。それらももちろんあるだろうが、本書ではそのほかの罠の種…
本書は現在ZOZOのコミュニケーションデザイン室長である田端信太郎の著書だ。書籍を執筆するにしては、彼の経歴は少々特殊だ。ビジネス書の著者は起業家や事業家、企業のトップやフリーランスなどが多いが、彼は“サラリーマン”だ。リクルートやライブドア、…
本書は“会社を買う”という、個人の生き方の選択肢を提示している。感覚的には起業し会社を作ることの方が壁は低いように思っていたが、そうではない。著者によると、起業し残る会社は10年で2割ほどらしい。ゼロから作りその2割になるよう努力するよりも、初…
本書を読むことで、仕事に向かうスタイルについて考えさせられる。アパレル業界の現状は以前に、『誰がアパレルを殺すのか』という書籍を通して知ることができた。トレンドとそこに乗り遅れないための早すぎる生産サイクルによって、業界全体が疲弊していた…
本書はお化け屋敷というエンターテイメントを題材にしている。よくよく考えると人がお化け屋敷に行くことはとても不思議なことだと思った。お金を払って恐怖を体験しに行くのだ。怖い思いをするためにお金を払うということが成立するなんて、お化け屋敷はと…
周りからよく耳にする趣味の一つであるカメラ、私自身“やってみたい”と思うことは何度もあった。しかしその先の行動まで繋がらない。理由は1つ、“何となく難しそうだから”だ。 撮る行為そのものであればきっと簡単だ、スマホのカメラ機能を使って日常的に行…
TOKYO0円ハウス0円生活 (河出文庫) 作者: 坂口恭平 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/11/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 本書はホームレスへのインタビューを元にされている。この“ホームレス”という表現は実は正しくない、な…
世界一訪れたい日本のつくりかた 作者: デービッドアトキンソン,David Atkinson 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2017/07/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書は日本の観光産業の“のびしろ”について書かれた書籍だ。海外旅行に行…
本書は編集者である萁輪厚介の熱を電波させるためのものだ。たった1年でなぜ計100万部を突破するというヒットが打てるのか、打ち続けられるのか。なぜ彼の周りには多くの仲間が集まるのか。そんな疑問一つ一つの解がこの本には詰まっている。 先に言うな…
人の平均寿命は100歳、メディアからそのような言葉を聞くことが多くなった。長生きできるという嬉しい情報であるはずだが、二言目にはネガティブな情報が流れる。 「だから老後はこれだけの貯蓄がなくてはならない」「今からこれだけの保険に入っておかね…
本書は星野リゾートの代表取締役社長である星野 佳路、教育改革実践家の藤原 和博の対談を中心に綴られている。学校教育とリゾートビジネス、一見するとどのような関係があるのだろうかと思うが、ここにはいくつもの共通点がある。星野氏の考えが藤原氏の教…
“優秀な人間とは何か”この問いの答えは、時代によって変わるだろう。現代に優秀と評価される人でも、数十年前ではその限りではない。もちろん逆も然りだ。 ほんの少し前まで、学校教育が作り上げる“優秀さ”は、記憶と再生が当てはまる。如何に言われたことを…
アパレル業界に対してどんなイメージを持つかと問われれば、つい斜陽産業という負のイメージを連想してしまいがちだ。しかし、実はそうではない。“アパレル”と一括りにした総称の中では、今まさに大転換期を迎えている。本書はアパレル業界の中で沈みゆくビ…
「チューズ!チューズ!」そんな言葉を言いながら、メニュー表を指差し外国人に語りかけるお婆さんを見たことがある。場所は築地、定食屋の店先だ。 築地市場は海外からの観光客が多く、周りの居酒屋や定食屋は必然的に彼らとコミュニケーションを取る必要が…
“働かざる者食うべからず”、この価値観が多くの人にとって当たり前であるが故に、生きづらさを感じている人がいる。いや、きっと当たり前と思っている人の中にも、息ができないくらい苦しんでいる人は少なくないはずだ。勉強やスポーツなど何事にも得手不得…