2020-01-01から1年間の記事一覧
みなさん、人口知能(AI)と聞くと、どのような印象を持たれますか。「なんか知らないけど凄く便利なモノ」や「自分の仕事を奪う怖いもの」など、期待と怖さが半々という感じではないでしょうか。本書では、人口知能(AI)の開発の歴史や現在できることの説明か…
「体力、胆力、判断力、断行力、精力、能力。六つの力の内容量を豊富にしろ」と著者は言う。 そして、常日頃から、観念要素の更改をすることを訴えかける。「今日一日、怒らず、怖れず、悲しまず、正直、深切、愉快に、力と勇気と、信念とをもって自己の人生…
自由と、民主の定義を確認していく。自由とは、他人から束縛を受けず自分の思うままに振る舞えること。また、守るべき価値そのものである。民主とは、人民が主権をもち行使する政治こと。自由を守る手段である。グローバルな自由、ナショナルな民主。そのギ…
本書では、日本の学校や教育、著者が立ち上げたゼロ高等学院について、また生徒自らが今、目指していること、ゼロ高を選んだ理由やその経緯について書かれている。 ゼロ高等学校「ゼロ高」とは、座学よりも行動を目的とし、通信制高校との提携により、高校卒…
コルク代表、編集者の佐渡島庸平さんが、Youtubeで「必読漫画」として本書を紹介していた。著者のことをB級グルメ漫画「孤独のグルメ」を描いた人として知っている人は多いだろう。 しかし、「「孤独のグルメ」しか知らないというのは谷口ジローを何も知らな…
本書は、レイモンド・チャンドラーの二作目の長編で、1940年の作品である。著者の二大傑作と言われているうちの一冊だ。もう一冊は1953年の作品『長いお別れ』で、両作品共、最近になって村上春樹の新訳版が出版されたりもしている。主人公は、言わずと知れ…
とにかくAmazonの凄さを語る作品です。皆がいつも使っているAmazonの最大の収益は小売ではありません。あなたは何屋さんなの?ってくらい手広い。小売業に関わらず、事業を拡大するための秘訣と現実が全て描かれています。 面白ポイント①amazonの収益構造が…
地球温暖化を解決するために構想し、導き出された「空調服」本書では、それを発明するに至った著者の思考の世界や、その実験について書かれている。 空調服の始まりは、地球温暖化防止を目的とし「エネルギーをあまり使わないクーラー」という著者の思いつき…
この本が、私が初めてマトモに読んだ著者の本です、多分。それまで、著者に対しては報道で知る以上の知識が無かったのでしたが、どれか読んでみよっかな〜と思った時に、ちょうど発刊したタイミングだったのが、この本を手にした理由。そう、たまたまではあ…
「時間」とは、いったい何だろう?機械的にはかることのできる時間が問題ではない。そうではなくて、人間の心のうちの時間、人間が人間らしく生きることを可能にする時間、そういう時間が私たちからだんだんと失われてきた。このとらえどころのない、謎のよ…
会議,プレゼン等の場で伝えたい内容が相手に伝わらず、ダメ出しをされてしまった経験はありませんか?本書では、誰にでも描ける図と文章を組み合わせることで、伝えたい内容を格段に分かりやすくする方法が紹介されている。 評者は絵が下手である。しかし…
近年、英国のEU離脱や米国のTPP離脱に代表されるように、国際的な枠組み,取り決めから一部離れ、グローバルな自由を国家の民主によりコントロールしようという動きが見られるようになった。本書では、様々な事例と共に、その守られるべき「自由」とそこに秩…
ネット技術の発達により、個々人の活動やつながりが国という枠組みを越えて、世界中の様々な人と繋がることが可能となった。グローバル化による多大な恩恵を受ける一方で、グローバル化がもたらした負の側面があることを忘れてはならない。 グローバル化によ…
社会を変えようとする人は、ねらっていなくても炎上してしまう。空気を読む文化の日本にとって少しでも逸脱したり、同調性を乱したりするような発言は炎上する。ときには自殺にまで追い込んでしまうような言葉を使って非難する人もいる。しかし、そもそもな…
「自分が本当にやりたいことは?」「自分にとってベストな仕事とは?」本書を読んで、この幻想をしっかり捨ててください。 『無計画のまま享楽的に生きるのではなく、かといって適職の幻想を追い続けることもなく、目の前の選択肢についてしっかり考えたら、…
転職を重ね、12個の会社を経験した著者が語る、新しい時代の働き方とは。 何者かにならなければいけない。でも、何をしたらいいのか分からない。そんな不安を抱えている人は多いのではないだろうか?まずは誰かにとっての何者かになることから始めよう。 で…
著者は、ニッポン放送のアナウンサーであるが、入社した頃はいわゆるコミュ障で、コミュニケーションを上手く取れないばかりか、ゲストからも「絡みにくいアナウンサー」と疎まわれてしまったこともあるくらいだったそうだ。よくもまぁ、それでアナウンサー…
適職とはなんでしょうか?。給料が10倍になること?。給料が10倍になると10倍幸せ?。適職とは幸福度が最も高い仕事のことです。 タイトルにも書きましたが、給料が10%上がっても大して幸せにはなれず、結婚すると767%それよりも幸福に、健康になると6000%…
会社を辞める。どんな人が辞めていくでしょうか?。労働時間が長くて身体を壊したから?、親の介護?、ヘッドハンティング?。 会社で働く人がどう言った時にやめるか。3つに分けて考える必要がある。ピラミッド型で下からから①心身コンディション、②働きや…
子供の頃は紙とペンさえあればずっと絵を描いていたのに、大人になると驚くほど絵を描く機会ってなくなる。これは非常にもったいない。絵や図には、頭の中のイメージを伝える力がある。リアルタイムで、イメージを具体的に共有するのにもってこいのツールな…
「適職」とはなんだろうか?自分の才能が発揮できる仕事?好きなことができる仕事?楽して稼げる仕事?人に喜びを与えたい?人それぞれあるだろう。だが全ての人に共通して言えるのは、「幸せに暮らしたい」ということではないだろうか。 いかに憧れの会社に…
「良い人材が健全に定着する組織を科学的に作る」本書の内容をコンパクトにまとめた素晴らしい一文です。 「辞める人、ぶら下がる人、潰れる人」、本書のタイトルを聞いて読者の皆様もイメージがつくと思います。離職する人、ぬるま湯に浸かる人、精神的に異…
「この作業面倒だな…」「なんでこんな昔ながらのやり方しているのだろう…」仕事をしていて、こんな風に思ったことはないだろうか。少しでも自社業務に疑問を持っている人こそ、本書を読んでITを活用していく上で必要となる考え方やヒントを得てもらいたい。 …
アナウンサーという仕事は本来、コミュ障とはもっとも縁遠い存在であるはずだ。原稿を読むだけでなく、番組ではトークの瞬発力は必須であろうし、進行役として俯瞰して全体を見なければならない。日々多くの人とも接することであろう。そして何より局の顔で…
君たちに武器を授ける。武器?そう。コミュニケーションに必要なのは『一歩踏み出す勇気!』では無く、5秒後に役立つ武器であり、その武器が読者に勇気を授けることになる。 この本はRPGの説明書ではない。コミュニケーションが苦手な人のための実践書である…
読書をしているとき、人は受身になりがちである。「読書とは著者の言い分を理解して、知識を吸収するためのもの」という思い込みがあるから、普通はそのまま著者の視点に飲み込まれてしまう。 探求型読書はその反対である。読書とはどこまでも主体的なもので…
あなたはマーケティングとセールスの違いを説明できるだろうか?マーケティングとは「顧客をつくり、維持する仕組み」である。つまり、「セールスを不要にすること」がマーケティングを行う究極の目的といえる。 一度商品が購入されたあとも、顧客と積極的に…
探求型読書とは本を読むことを目的とせず、「本を手掛かりにして、考えること」を意味します。 探求とはあまり聞きなれない言葉だと思いますが、劇的に変わっていく現代において重要な考え方になり、既存の固定化された知識の枠組みを打破し、新しい問いを見…
みなさん、「いいね!」の掛け声でご存じの方もいると思いますが、本書はYouTube総再生回数は1.7億回以上、チャンネル登録は100万を超す、日本一のYouTube講演家、鴨頭 嘉人 氏の学習方法のエッセンスが書かれてます。 この本の目的は「本だけを読め」ではな…
「納豆は、腐敗しているのか、それとも発酵しているのか?」、さらには「円周率(π)の数値の列から未来のノーベル賞対象論文を探す方法」など、普段考えたことがない内容を事例として、著者の思考方法をトレースしながら、モノゴトの神髄を理解する方法を解…