本書では、日本の学校や教育、著者が立ち上げたゼロ高等学院について、また生徒自らが今、目指していること、ゼロ高を選んだ理由やその経緯について書かれている。
ゼロ高等学校「ゼロ高」とは、座学よりも行動を目的とし、通信制高校との提携により、高校卒業の資格も得られ、自分のやりたいことを実現するための近道になるところだ。
例えば、ゼロ高生は著者が主宰するオンラインサロン堀江貴文イノベーション大学校(HIU)にも参加できるため、定例イベント等で時々「ゼロ高生なんです」と話しかけてくれる人もいる。
その印象は、誰もが積極的に活動し、自分の夢に向かい人生を楽しんでいるように見える。そういう姿は、なんだか他人ながらも、嬉しく感じる。
評者もHIUに所属し3年になるが、どんどん楽しみが増している。もともと著者と各業界で活躍する人との対談に興味を持って入会したのだが、これがまた非常に面白い。
最近の定例イベントでは対談のみならず、体験型として、著者とメンバーが一緒にゲームの中の謎解きを行ったり、雀荘でマージャンをしたり、また、本の登場人物のセリフを考えたりと、より面白味が増した。
普段は仕事柄、自分が前に立ち、説明をすることが多いため、主宰者である著者自身が、メンバーにわかりやすいようにホワイトボードに書きながら、プロジェクトを進めていく姿は、なんだか非常に新鮮で楽しく、とても有意義な時間であった。
これらはすべて初めての体験ばかりで、今度はどんなことをするのかと、毎回参加するのがとても楽しみだ。
正直言って、都内で開催の場合は、仕事を早退してでも参加した方が自分の人生にとってもより意味があり、それは同時に会社にとっても利益があることだと考えている。それに気づいていない人がほとんどだと思うが。
そんな人生の楽しみであり、また同じ方向を向いている人が集まる場所が、HIUであり、ゼロ高なのだ。今自分の人生が面白みで満ち溢れていない人は、本書を読み、新しい一歩をすぐに踏み出した方がいいだろう。
ゼロ高等学院
https://zero-ko.com