2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
著者は、電通入社後、サイバーエージェント、テイクアンドギヴ・ニーズ、タビオ、ストライプインターナショナル、ベクトル、ソウルドアウトなどのベンチャー企業の役員を歴任し、マーケティング・ブランディング業務をしてきている。それらの経験を元にした…
本書は、胎内記憶のある6,000人の子供たちの証言を元に作られたものである。医学博士であり産婦人科医でもある池川氏が1999年より胎内記憶の研究を行い、また、絵本作家のぶみ氏もイベントで絵本の読み聞かせをした際などに子供たちから直接話しを聞いたそう…
世界のあらゆる料理に共通する単純で明快な原理、そんなものが果たしてあるのだろうか?疑って開いた本書のページ。めくればめくるほど、料理の本質が見えてくる。 本書の特徴として説明が丁寧である。そのおかげで肝である、料理の四面体がすっと入ってくる…
多作を誇る著者のこと、次はどれを読もうかとAmazonを検索。短編集ゆえこれといった選択の基準というものが特には無い為、やや迷うのであるが、決めるに当たってやはりタイトルは重要な要素だ。しかし、だからといって、そう言う意味で選んだのではないこと…
タイトルでは「まずは」と謳っている、という事はこの先がある。この先に待ち構えているものはとても身近なものであり、ある意味厄介なものかもしれない。なんとなく想像ついてる方はいると思うが、それの乗り越え方とは? 著者である、苫米地氏は脳機能学者…
「ちょっとそこのあんた、顔がないですよ」本書を開くと、まず飛び込んでくる魂のメッセージ。この言葉はその時の自分の気持ちを測るバロメーターのように感じる。あなたにはどう感じましたか。その何とも言えない気持ちのまま、本書に飛び込んで下さい。 生…
本書のテーマは「時間」。人それぞれ時間の使い方は違う、そして得られる物も。時間という有限なものを通して見られる人間模様が面白い。本書を読めば時間について改めて考えるきっかけになるかもしれない。 400ページあるが、物語自体のテンポは良く、サク…
人生をどう生きるか。自己啓発でもなく、哲学でもなく、医者として、そして60歳を超えた者という立場から書かれている本書では、冒頭に於いて、まず、肩の力を抜いてみてはどうかと読者に問いかけている。人に好かれたい、人に認められたい、褒められたい。…
第5回手塚治虫文化賞・マンガ優秀賞を受賞。前作の「真夜中の弥次さん喜多さん」はクドカン原作で映画化もされている。 一行はお伊勢さんに向っていると言う大枠の目的があるが二人の設定がゲイであったりヤク中であったりとアクが強く、作者のしりあがり寿…
著者が、短大卒業後に入社した企業はフジテレビ。誰もが想像する華やかな世界とは裏腹に著者に与えられた仕事は、お茶汲みやコピー取り、伝票整理などのいわゆる事務職。当時女性は、25歳定年制というルールがあり、採用の条件は、「25歳で辞める」と約束す…
言わずと知れた村上春樹のこの短編小説は、中学3年生の国語の教科書に採用されている。主人公の彼女の願いは言及されない。我々に問われているのは、「願い」が何か?ではなく、「願い」を導き出す工程なのだと思う。 端的に言うと僕が二十歳のバースディを…
人の悩みはほぼ人間関係なんだそう。確かに現代社会において人と関らずに生きていくことは困難だろう。だからこそ、コミュニケーションの中での取捨選択が大切になってくるのだ。 共感力、鈍感力、数年前に流行った言葉である。もはやコミュニケーションにお…
いい人ってあなたの周りにいませんか?もしくはいい人って言われませんか?それって必ずしも良い意味で使われていないかも。いい人と、周りにいい人がいる人へ送る人付き合いの本です。 いい人の行動にモヤモヤを感じたことありませんか?そして、いい人にモ…
気にはなるけど中々人には相談できない「痔」。そんな痔について、ゆるいタッチのマンガの対話形式と日常生活をリアルに表現した明日から実践したくなるマンガ! 痔という相談しづらいテーマに、マンガの組み合わせは手にとって読んでみようとなる。日常生活…
本書を読んで欲しい人は、・現場で接客の実務に携わる皆さん・本部スタッフの皆さん・経営者(事業の責任者)の皆さんとのことなのだそうだ。私は、「美味しく飲んで、健康になれるお水」という、消費財でもあり、健康食品でもあり、という一風変わった商品…
「雨降りそう」「古傷が痛む」「なんだか頭痛い」と‘なんとなく’感じることがないだろうか。かく言う論者も台風が近づいてくると頭が割れるように痛くなる。根性では治せないのだ。改善方法があると聞いたら、ぜひとも教えていただきたい! 論者の頭痛は天気…
主人公は30代半ばの女性。幼い頃から世間とのズレを感じてきた。大学生の頃にふと惹かれて始めたコンビニのバイト。求められていることが明確で、ルールに則れば非常に生きやすいことに気づく。マニュアル主義批判ではなく、他者とのコミュニケーションに不…
とある漁港の焼肉屋で働く肉子ちゃんと、娘のキクりんの話。丸々と太って関西弁で、声の大きな肉子ちゃんは焼肉屋の看板娘。男に騙され、逃げられ、借金を背負わされてるのに、肉子ちゃんは今日も明るい。 一方キクりんは、細くて目が大きくとても可愛い。そ…
事業会社の経営者である私にとってみれば、営業力と謳われては気になるところ。ましてや、”シン”と、ややパクリ気味の枕詞が付いていれば尚更だ。最新の事情には常に敏感でいたい。 さて、著者は製造業の会社に新卒採用され、以後18年に亘って営業職を務め、…
著者は、サラリーマンとしてフルタイムで働きながら複数の肩書きを持つパラレルキャリアを実践している。多数の講演を行いながら、趣味として始めた整理収納アドバイザーもワークショップや取材を受けたりと今では多くの人に喜んでもらえているという。 片付…
春になると読みたくなる村上春樹の超短編小説である。出会い、別れ。遭逢、邂逅、別離、喪失という時の流れの中にある何も変わらない日常。その日常に人間の本質に迫る小説である。さぁ、村上ワールドへようこそ! この著書はスパゲティーを茹で続ける「僕」…
誰でも「あぁ、働きたくないけどお金は欲しい」と一度は感じたことがあるかも知れない。しかし、「働かざる者食うべからず」という言葉があるように、一生懸命額に汗して働いて得たお金にこそ価値があり、働かない人は社会にとって悪という意味であるように…
物語のはじまりは、中国軍が先島諸島(与那国島や多良間島)・尖閣諸島を制圧し、島民を人質に取るというもの。昨今のロシア・ウクライナ情勢を見ていると、有り得ない話とは言い切れないように思えてくる。 これらに対抗するように「空母いぶき」が就役。F…
本作品は、テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の外伝として、世界観と時間軸を同じくして制作されたOVA作品のノベライズである。1988年3月に、『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』がリリースされ、ボトムズ本家様のOVAとしては、「いや〜、これ以…
本書は、節約、ポイント活用、行動管理、投資、資産防衛など5つの術を駆使した著者流のお金に振り回されない、自分の価値観に合った資産形成術が書かれている。著者がお金持ちを意識した幼き頃、お城のような家を見かけ、「どうしたらあんなに大きな家に住む…
健康に長生きするために何に気を付け、何をすべきかが分かります。普段あまり注目することのない臓器である腎臓の役目が要になります。 まず、よく知られている腎臓の役割と言えば、尿を作ることです。それ以外にも、摂り過ぎた栄養素を調整する機能がありま…
美術館に行ったのに何も面白さが分からなかった。帰り道、僕はアートを勉強したいと思ってこの本を手にした。そしたら、アートは勉強するものじゃないことが分かった。 モネの「睡蓮」という有名な絵画がある。池の水面に浮かぶ睡蓮を描いた作品だ。これを見…
本作の開幕は、世の中の状況により延期となった。しかし、結果として、まさにありのままの自分でいられない多くの人々の共感を得るものとなった。それはあたかもストーリーに合わせて時代が変化したかのよう。人と人との距離を置かざるを得なくなったその様…
私自身はアラフォー・両親も健在で、これまで相続のことを自分ごとだと思うことはなかったのですが、そろそろ考えておかないといけないなぁと思い手に取りました。誰がいつどうなるかわからないし、まだまだ亡くならないにしても財産の把握や認知症の問題な…
タイトルや表紙からは一見わかりませんが、著者は曹洞宗のお坊さん、禅僧です。「自分とは何か」まずこんな哲学的な話をしてくれます。自分というのは、たまたま生まれ、他人からの承認によって存在しているもの。このような「たまたま」存在する人生、力ま…