HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:Yumi Ishii

【書評】自分に素直に生きるには『~彼女がたどり着いた愛すべき仕事たち~これが私の生きる道!』

本書では、自分の好きなことに夢中になることで、様々な職業を自ら作り出し、結果として自分らしく働いている33人のストーリーが綴られている。 その具体的な内容は、33人のそれぞれの仕事を始めたきっかけ、好きを仕事にしていった経緯、その仕事の内容、サ…

【書評】才能は、行動してこそ花開く『雇用大崩壊~マンガ ある若手技術者の会社を変える挑戦~』

町工場で働く技術者達。その雰囲気には似つかわしくない一人の新入社員がやって来た。しかし、彼女に仕事を教えると「ディープラーニングしています」と言ったり、会社に仕事がなくなったら「新しい仕事を作ればいい」など、思わぬ言葉を次々と発し、技術者…

【書評】幸せの最大の敵は、自分自身『幸福の意外な正体~なぜ私たちは「幸せ」を求めるのか~』

人間の脳には幸福プログラムが組み込まれていると言う。その目的は、より幸せになることではなく、幸福になるための努力を続けさせることにあるそうだ。 人々のもつ幸福感というものは、非常に重要なものである。なぜなら、アメリカでの研究によると、ポジテ…

【書評】プロリーダーの仕事『日本人が知らないプロリーダー論』

本書のストーリーは、とある日本の老舗企業が海外企業に買収された。その後現れたのがイギリス人新社長とアメリカ人新経営企画部長(プロリーダー)だ。買収された企業に新卒で入社し、勤続25年の日本人経営企画部長補佐(アマチュアリーダー)と共に、仕事を進…

【書評】「正義中毒」という依存症『人は、なぜ他人を許せないのか?』

本書は、著者の海外生活での体験や、専門分野である脳科学の観点から、「人が人を許せなくなってしまう」メカニズムと、そこから解放されるための科学的な方法が紹介されている。 そもそも人間の脳は対立するようにできていると著者は言う。「他に正義の制裁…

【書評】使える英語は「中学英語」『アルゴリズム音読』

本書では、毎日10分、1カ月間取り組む英語学習トレーニングプログラムを紹介している。著者は、ネットワークエンジニアとしてIT企業に勤務していたが、離職直後にリーマンショックが起こり、再就職が絶望的だったと言う。 そんな時期に3カ月の英語学習でTOEI…

【書評】自分が自分であるために『遊ぶが勝ち!~他人の時間を生きるな、熱狂して“いま”を生きろ~』

本書は、充実した人生を送るために著者が大切にしている「時間」「自由」「情報」「ビジネス」「遊び」をキーワードに、今この瞬間を生きるための方法が書かれている。 この5つのキーワードの中の「情報」について取り上げる。人が不安を感じるのは、適切な…

【書評】アートはビジネスと繋がっている『世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること』

本書では、アートと起業、サイエンス、イノベーションの世界との関係や、ビジネスにおいてのアートの重要性について書かれている。そのため本書を読むことにより、アートへの新たな視点が得られる。 著者は、デザイナーとビジネスリーダーの両方になりたいと…

【書評】ブロッコリーは、もう木にしか見えない『MINIATURE LIFE~見立ての世界~』

著者は2011年より毎日、日常によくある身の回りのものを使って作った作品を「MINIATURE CALENDAR」に投稿し続けている。本書は、その作品を紹介した作品集である。 何年か前に、個展の片隅に飾られていたものを目にしたことが、作品との初めての出会いであっ…

【書評】「ゴッホがいかにしてゴッホになったのか」『ゴッホ展~人生を変えたふたつの出会い~』

本作では、フィンセント・ファン・ゴッホ氏の画家人生で描かれた作品とゴッホ氏に影響を与えたクロード・モネ氏、ポール・セザンヌ氏、ピエール=オーギュスト・ルノワール氏他、数々の画家の作品が同時に紹介されている。 また、ゴッホ氏の画家人生は、わず…

【書評】必殺技は、ガン・フー、マー・フー、ドッグ・フー『ジョン・ウィック : パラベラム』

本作は『ジョン・ウィック』シリーズの第3作。裏社会に住む伝説の主人公『ジョン・ウィック』は、その世界での掟を破り、追放処分となってしまった。彼の身に賭けられた賞金は1,400万ドル。結果として世界中を敵にまわし、追われる身となった。 彼らの最重要…

【書評】マレフィセントに込められた社会へのメッセージ『マレフィセント2』

本作は『眠れる森の美女』に登場する悪役『マレフィセント』を主人公としたストーリーである。 前作『マレフィセント』の続編ではあるが、完全なオリジナルストーリーになっている。 美しき最強ヴィランと呼ばれている『マレフィセント』は、真っ黒な衣装に…

【書評】クリスマスプレゼントに最適『クリスマス・キャロル』

ストーリーの主人公「スクルージ」は、お金の欲にとりつかれ、クリスマスはくだらないと言い、誰にも心を許さないケチで冷酷な人だと人々から思われていた。 そしてクリスマスイヴの夜、この世を去ったはずの共同経営者マーレーが、鎖をまとい幽霊となって現…

【書評】自分だけに見えるこの美しい世界を永遠に残すために『永遠の門~ゴッホの見た未来~』

本作は、フィンセント・ファン・ゴッホ氏の作画人生について書かれたものである。また、ゴッホ氏の生涯については、諸説あるため、監督なりの解釈により作られた。 ゴッホ氏が画家として活動していた当時、なかなか作品の良さを理解してもらえず、個展を開催…

【書評】ターゲットは70億人『堀江貴文VS.鮨職人~鮨屋に修業は必要か?~』

著者は、グルメに関する著書を複数出版しているが、本書は他とは少し違った切り口で書かれている。著者自らが、お店を繁盛させている7人の鮨職人と直接会って話し、なぜ鮨職人という道を選んだのか。また現在の状況と今後について、対談形式で掲載されている…

【書評】ゼロになってからが本当の勝負『刑務所いたけど何か質問ある?』

本書は、著者自身が経験した獄中生活での出来事をコミカルに綴ったものである。刑務所の話しと聞くと何だか重そうな内容に感じる人もいるかもしれないが、マンガになっているため非常に面白く、刑務所のリアルがよくわかる。 本書との出会いは、2年前に著者…

【書評】予約のとれない人気店の予約をとる方法『グルメ多動力』

本書は、著者の大ヒット作で映画化もされた『多動力』シリーズのグルメ版である。また『マンガで身につく多動力』『英語の多動力』『小説多動力』など複数のジャンルごとに出版されるほどの人気作だ。 著者は、星付きレストランからコンビニ食まで、365日外…

【書評】経営者目線で考える『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』

レストランで楽しい体験をしたいと思っている著者が、飲食店が元気になって、ますます活性化するためのポイントについてまとめている。 人気店の必須条件は「驚き」それを継続するには、素材や料理のためのリサーチが必要だと言う。なぜなら、お客さんは何が…

【書評】お金より大事なものは『夢を叶える「打ち出の小槌」』

本書はもともと2009年に出版されたものだが、10年の時をこえて今回新たに生まれ変わった。それは、現在でも本書を上手く活用できていない人がまだまだ多いということにもなるのだろう。 本書のタイトルにもなっている「打ち出の小槌」著者は、打ち出の小槌は…

【書評】プレゼンは日常生活の一部『堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン』

本書は、数多くのプレゼンを経験してきた著者だからこそわかる、プレゼンの極意について書かれている。 プレゼンは、ビジネスシーンなど改まった場で行われるものだとイメージしがちだが、実際には日常の一部で行われ、生きていく上でとても重要なスキルであ…

【書評】川の流れに逆らわない『時間革命~1秒もムダに生きるな~』

本書は、著者が何よりも大切にしている「時間」だけをテーマにした初の著書であり、最高の今を生きるための方法について書かれている。 著者は、時間の質を上げることをずっと考えてきたそうだ。それは、時間は人生そのものであり、時間の質を高めることが、…

【書評】失った「ナスビさんチョッキ」は、どのようにして取り戻せたのか?『捨て本』

本書では、著者自身の半生を振り返り、著者の「捨てる論」について書かれている。また「常識や理屈に縛られ、思考停止した生き方をしている人が、どうすれば自由に生きられるのか」これは、著者が近年探求し、今まで発売されてきた多くの著書で伝えてきたメ…

【書評】「スキル×理論的×経営者視点×環境」『働き方完全無双』

先進国で生まれた私たちは、今後経済的に苦しくなっていくことが明らかだと著者は言う。本書は、日本でどのようにしたら「無双」状態で働けるかについて書かれたものである。 日本で働く上で自分を有利にさせるために、自分自身の守り方、攻め方、さらに企業…

【書評】純粋で心優しい一人の人間が、どのようにして変貌していくのか『JOKER』

『JOKER』といえば『バットマン』に登場するスーパーヴィランとして有名だが、本作では世界に笑顔を届けるためにコメディアンを目指す主人公が、いかにして『JOKER』へと変貌していくのか『JOKER』の誕生秘話が綴られたストーリーである。主人公は、脳疾患の…

【書評】書籍は長めのブログで、事典はツイッターのようなもの『教養は事典で磨け~ネットではできない「知の技法」~』

本書は、著者が薦める良い辞書、辞典、事典、図鑑とその面白さ、さらに活用法についてまとめられている。これらは一般的に何かを調べたりする際に利用されるものだが、著者は読むと面白い本だと伝えている。なぜなら、インターネットが普及した現在でも、検…

【書評】冒険好きなものにだけ、チャンスは訪れる『サードドア~精神的資産のふやし方~』

人生には、3つのドアがある。しかし、誰もが知っているドアは2つだけ。99%の人が行列するファーストドア、そしてVIP用のセカンドドア。本書で紹介するのは、それ以外の『サードドア』だ。誰もが気づいていない『サードドア』だが、ビル・ゲイツ氏もスティー…

【書評】ディズニー作品は、人生の縮図『ライオン・キング』

本作品は、25年前にアニメーションとして登場したが、今回は実写もアニメーションも超えた「超実写版」として映画の世界で生まれ変わった。景色やキャラクターなど、全編CGのため、現在のその技術を確認することも面白さの一つである。 評者にとって『ライ…

【書評】最高にコストパフォーマンスの高い遊びとは?『大人はもっと遊びなさい~仕事と人生を変えるオフタイムの過ごし方~』

都心で真面目に働く大人たちは、毎日がとても忙しく、あまり遊んだことがなめ、遊び方さえわからないそうだ。本書では、いかに「遊び」人生を楽しむか。時間を忘れてのめり込むための「成毛流の遊び方」がまとめられている。 遊ぶことには、たくさんのメリッ…

【書評】派手なステージ衣装は、心の寂しさの裏返し『ロケットマン』

本作品は、イギリスのミュージシャン、エルトン・ジョン氏の人生について、実話をもとに描かれたストーリーである。また、大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディー』の監督の交代劇で注目され話題となったデクスター・フレッチャー氏が監督を務めた。 エルト…

【書評】USJは、世界最高のエンターテイメントを集めたセレクトショップ『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』

USJはハリウッド映画のテーマパークとしてオープンし、当初は世界中のどのテーマパークよりも早く、来場者数1000万人を突破したそうだ。評者も、映画好きのため映画の世界を実体験したいと思い、オープン当初に足を運んだ。 しかし、オープン翌年に起こった…