HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2019-01-01から1年間の記事一覧

【書評】経営者目線で考える『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』

レストランで楽しい体験をしたいと思っている著者が、飲食店が元気になって、ますます活性化するためのポイントについてまとめている。 人気店の必須条件は「驚き」それを継続するには、素材や料理のためのリサーチが必要だと言う。なぜなら、お客さんは何が…

【書評】お金より大事なものは『夢を叶える「打ち出の小槌」』

本書はもともと2009年に出版されたものだが、10年の時をこえて今回新たに生まれ変わった。それは、現在でも本書を上手く活用できていない人がまだまだ多いということにもなるのだろう。 本書のタイトルにもなっている「打ち出の小槌」著者は、打ち出の小槌は…

【書評】もし目的も無いのに漠然と起業を考えているのなら 『起業を考えたら必ず読む本』

SNSで起業することをすすめる記事をよく見かける。書店でも起業関係の書物が増えていると実感する。「会社を設立して10年後に残っている会社は1割」と言われている中で、なぜ起業を選ぶのだろうか? 個の時代と囃し立てられ、著名人の「早く起業しろ」の声…

【書評】Google元人事が教える、遊びながら働く方法『PLAYWORK』

筆者は、Googleでアジア・パシフィック地域における人材開発、グローバル人材の育成戦略策定に携わった人物。そして、日本を愛しており、禅の思想を持ち合わせたとても素敵な方である。(講演でも、流暢な日本語でお話される) Googleの生み出す革新的なサー…

【書評】恥ずかしくない英語を身につけたいよね『ネイティブにほめられる英語』

Let's eat Grandma!(おばあちゃんを食べよう) Let's eat, Grandma!(おばあちゃん、食べよう) コンマの位置などは、パンクチュエーションという。 この本のコンセプトは、学校で習わない正しい英語を身に着けようだ。 当然のことながら、どの言語のネイティ…

【書評】稼ぐ漢はとにかく勉強する。それが法に触れるかどうかは別として『金融ダークサイド 元経済やくざが明かすマネーと暴力の新世界』

「バレル5ドルで、毎月2500万の儲けや」 著者は株取引にのめりこみ大学を中退、ヤクザの資金をも運用していたが、バブル崩壊と同時に大借金を背負う。 精神的に追い詰められる著者と仲間たちだが、詰め寄る債権者に「取り返すから、お金を貸してください」と…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/10/27-11/2】

1位 bookrev.horiemon.com 時間革命 1秒もムダに生きるな 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2019/09/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2位 bookrev.horiemon.com 漫画 君たちはどう生きるか 作者: 吉野源三郎,羽賀翔一…

【ランキング】今月読まれた書評【2019年10月度】

1位 bookrev.horiemon.com ジョーカー[新装版] (ShoPro Books) 作者: ブライアン・アザレロ,リー・ベルメホ,高木亮 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション 発売日: 2018/12/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 2位 book…

【書評】「自分は何者であるか」その答えはここにある『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』

冒頭から私事ではあるが、本著と出会った私は今、未来への希望に満ち満ちている。人生を変える一冊と言うと非常にありふれた表現ではあるが、少なくとも私にとってはそうであった。 本著では自身の才能に気付くこと、そしてその才能に基づいて生きることの重…

【書評】プレゼンは日常生活の一部『堀江貴文のゼロをイチにするすごいプレゼン』

本書は、数多くのプレゼンを経験してきた著者だからこそわかる、プレゼンの極意について書かれている。 プレゼンは、ビジネスシーンなど改まった場で行われるものだとイメージしがちだが、実際には日常の一部で行われ、生きていく上でとても重要なスキルであ…

【書評】"いい女"を観察する贅沢な時間をあなたへ『シガレット&チェリー』

匂うような色気のある"いい女"。全ての男をクールにあしらう"いい女"。黒髪ロングでタバコを吸う"いい女"。そんな"いい女"を観察できる贅沢な漫画が本作だ。 "いい女"の前では全てのストーリは陳腐になるが、一応ストーリも紹介しよう。タイトル通りタバコを…

【書評】近代化とは人類の価値観を一つにすることである『社会学用語図鑑 ―人物と用語でたどる社会学の全体像』

社会学とは19世紀に生まれた言葉であり、文化、人間、地域社会、産業活動についての学問である。例えば、奴隷制、資本主義などはどういう構造なのかなど近現代の社会について学ぶ学問である。 そして本書は75の社会学者、そして300もの社会学用語を1-2ページ…

【書評】高城健康法初心者の方へ『333ウルトラデトックス』

高城剛氏が提唱する健康法のデトックスに特化した一冊。少額から手を出しやすい商品を使った方法からスリランカへ飛んで行う方法まで幅広く紹介されています。具体的な方法が細かに書いてありますので、デトックス入門には最適。 まず、この本に従って食事の…

【書評】この世はハッタリ、ハッタリ、ハッタリ 『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用力」を集める方法』

自分がドラマの主人公になったみたいに頭の中で音楽は流れているかい。サビが止まらないような毎日を送れているかい。もし、そうでないならつまらないことはやめて楽しいことだけに没頭しよう。最初は共感を得られないかもしれないけど、それでいいのさ。逆…

【ランキング】今週読まれた書評【10/20-26】

1位 bookrev.horiemon.com 俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 作者: 坂本孝 出版社/メーカー: 商業界 発売日: 2013/04/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (14件) を見る 2位 bookrev.horiemon.com…

【書評】君はダムを知っているか『ダムの科学: 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る』

普段あまり意識することはないけれど、いつも働き続けてくれているダム。台風や地震などの災害時には存在感が増して話題に上ることも増えるようになるけれど、みんなダムのことを知らないのではないか?。 本書を読めばダムについての歴史やダムが果たしてい…

【書評】人は後悔を生み続ける。大切なのは後悔のままにさせないこと。『漫画 君たちはどう生きるか 』

後悔を後悔のまま抱え生き続けるのか、その後悔の重荷を下ろし生きて行くのか。少年の裏切りと言う後悔をきっかけに物語は進む。少年はコペル君と呼ばれている。叔父さんに付けられた名前だ。常識を妄信してはいけない、考え続けなければならないと、叔父さ…

【書評】本気でプログラマーになりたいあなたへ『独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで』

プログラミング言語の1つ、『Python』を題材として、独学でプログラマーになるために必要なことが書かれている本です。注意しなければいけないのは、何も知らない初心者がプログラミング始めてみようと思って手を出す本ではないというところ。Progateやドッ…

【書評】運は行動次第で変えられる。幸運を掴み取ろう。『運は操れる』

例えば電車に乗り遅れた時、渋滞に巻き込まれた時やギャンブルに負けた時等、日々の生活の中で運が悪いなと思ったことは誰しもがあるだろう。だが、運は自らの力ではどうしようもないものではない。著者は①不安に強くなること、②試行回数を増やすこと、③気づ…

【書評】川の流れに逆らわない『時間革命~1秒もムダに生きるな~』

本書は、著者が何よりも大切にしている「時間」だけをテーマにした初の著書であり、最高の今を生きるための方法について書かれている。 著者は、時間の質を上げることをずっと考えてきたそうだ。それは、時間は人生そのものであり、時間の質を高めることが、…

【書評】慢性的な痛みや困った人間関係、実はそれそのものが「解決」です。自分にとって違和的な存在を味方につけるための入門書『痛みと身体の心理学』

自分にとって苦手なもの、嫌いなものは勿論避けるもよし、取り除くもよし。しかし何度も繰り返される身体症状や対人関係のトラブルは、その人自身に気づきをもたらすための大切な「プロセス」である。現代物理学を修めた後ユング派の分析家となったA.ミンデ…

【書評】次の10年を見据える基礎知識 『5Gビジネス 』

◆世代の狭間を生きる僕らの基礎知識YouTube大学でも中田のあっちゃんが分かり易く取り上げていた本書を読むことは、次の10年を想像する未来の設計図と言えるでしょう。5Gってどういう意味?4Gと3Gの違いもよく分かってないんだけど…という方、とりあえずググ…

【書評】2勝10敗の経営理論『俺のイタリアン、俺のフレンチ』

まず初めにこの本の著者である坂本孝氏はブックオフの創業者であり、俺のイタリアン、俺のフレンチを展開する俺の株式会社の創業者でもある。輝かしい実績と名声を手にする経営者だが、ブックオフ設立以前の戦績は、0勝10敗である。10敗した経験を踏まえて、…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/10/13-19】

1位 bookrev.horiemon.com 北欧式 眠くならない数学の本 作者: クリスティンダール,スヴェンノードクヴィスト,Kristin Dahl,Sven Nordqvist,枇谷玲子 出版社/メーカー: 三省堂 発売日: 2018/06/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 2位 b…

【書評】子を思う母親の力を見よ『えっくんと自閉症―ABAアメリカ早期療育の記録』

「日本ではダメだ」 残念ながら多くの医療が日本ではとても遅れている。 HIUの方ならご存じであろうが、実は何十年も遅れている分野が少なくない。 多くの人はそのことすら知らず、世界標準から大きくズレた治療や検査を受け続けている。 自閉症もその一つ。…

【書評】司馬遼太郎が描く牛若丸『義経』

判官贔屓という言葉があるくらい、源義経を大好きな日本人。美形な好男子のイメージがあるが、司馬遼太郎の描く義経はもっと人間味がある。 以下、印象的な場面。 ●頼朝との対面義経を見定める頼朝と、緊張しながら謁見する義経。最初は認めあっていた2人な…

【書評】「なにやってんだろ」。付き合ってもないけど、切ないけど、身体を重ねる二人。14歳の葛藤。『うみべの女の子』

久々に自分好みの作品をみつけてしまった。心の整理のつかない思春期の「なにやってんだろ」を味わえる超名作。心の整理がつかないまま14歳の二人は身体を重ね、物足りなさ、これじゃない感を味わい、でもまたしてしまうそんな葛藤を味わえる。 主人公の小梅…

【書評】失った「ナスビさんチョッキ」は、どのようにして取り戻せたのか?『捨て本』

本書では、著者自身の半生を振り返り、著者の「捨てる論」について書かれている。また「常識や理屈に縛られ、思考停止した生き方をしている人が、どうすれば自由に生きられるのか」これは、著者が近年探求し、今まで発売されてきた多くの著書で伝えてきたメ…

【書評】三井不動産に教わる場づくりエンゲージメント『場の力 変化を起こすためのヒント』

今でこそ、当たり前になった、コワーキングスペースやクラウドワーキングにサテライトオフィス。2016年時点で事例紹介をしている、さすが業界最大手不動産会社の中の人たちが書いた1冊。 社内向けメールマガジンだったということもあり(とんでもなくハイク…

【書評】感情を仕事に持ち込むべき理由『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』

講演会を聞きながら感じた塩田氏の印象はこうだ。『あぁ、ついにニュータイプの経営者がきた』 新人時代に教わらなかっただろうか?もしくは、先輩や上司にこう言われなかっただろうか? 論理的に説明しろ、で、根拠は何?感情的になるな、お前の思いは横に…