HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】『「一生」の自信を「一瞬」でつくる本 「自信がない」』

何かをやりたいと思ってもつい否定しまう。言い訳してしまう。行動する事をやめてしまう。それは「自信がないから」。自信がないのは「洗脳」であると。その洗脳を解き自信が身につく著書である。 小さな失敗やミスが、冷静に考えれば大したことがなくてもあ…

【書評】『「一生」の自信を「一瞬」でつくる本 「自信がない」』

何かをやりたいと思ってもつい否定しまう。言い訳してしまう。行動する事をやめてしまう。それは「自信がないから」。自信がないのは「洗脳」であると。その洗脳を解き自信が身につく著書である。 小さな失敗やミスが、冷静に考えれば大したことがなくてもあ…

【書評】『ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門』

皆さんは、ラテラルシンキングという思考法をご存知ですか?ラテラルシンキングとは、一言で言うと「どんな前提条件にも支配されない自由な思考法」です。ロジカルシンキングが、垂直思考と呼ばれるのに対し、この思考法は水平思考と呼ばれています。 と、文…

【書評】幸せは自分の中にある『出逢いの法則』

本書評ブログは5周年を迎え、その間、最も多く読まれた書評は恋愛系だという。そのため、過去に紹介した『科学的に幸せになれる脳磨き』の著者夫妻の仲睦まじい姿を見ている人々から、どうしたら長期にわたり幸せに満ちたパートナーシップを築けるのかとの問…

【書評】幸せは自分の中にある『出逢いの法則』

本書評ブログは5周年を迎え、その間、最も多く読まれた書評は恋愛系だという。そのため、過去に紹介した『科学的に幸せになれる脳磨き』の著者夫妻の仲睦まじい姿を見ている人々から、どうしたら長期にわたり幸せに満ちたパートナーシップを築けるのかとの問…

【書評】社会全体が成長する保育施設づくり『保育施設の未来地図―選ばれる園創りとスマート保育園・幼稚園・こども園構想』

論者は保育施設と聞くとマニュアルなイメージを持っていた。どうやら昨今の保育施設は違うらしい。もちろんAIが代わることのできない職業上位に入る保育士をロボット化することではない。果たして保育にテクノロジーを使うとは?保育にテクノロジーを活用す…

【書評】人に与えられたものは「今」しかない。『ステートファースト 幸せな成功者になれる「頑張り方」革命』

ステートとは、「感情状態」のこと。つまり、「今どんな感じっすか?」ということだ。日本人の特性として、「生真面目」というものがある。それは得てして、「苦しんだ先にこそ成功がある」とか、「成功の為には、犠牲や我慢が伴って当然」といった類いの、…

【書評】太平洋戦時中に米国が行った日本人研究の書『菊と刀』

太平洋戦争で日本と戦うことになった米国は、当時の戦時情報局によって日本研究を実施。日本人の行動・歴史・文化の分析からその背後にある独特な思考や気質の解明を試み、その特徴を菊と刀であると考察しました。 この2つに集約された根本的な部分は「恩や…

【書評】きみは幸せか〜い?今をあじわって、生きているかい?自分をなくしてまでやらなきゃいけないことなんてひとつもない。ただ自分らしくあるために生きている!!『きみはすばらしい〜いまのアリとキリギリス〜』

毎日好きなバイオリンを弾き、楽しいことをしているキリギリスは、生きていけないのか?本作はそんな問いから、寓話『アリとキリギリス』のストーリーを現代風に解釈し、絵本作家のぶみ氏の絵に武田双雲氏の書が散りばめられたとてもユニークな絵本である。…

【書評】ある日突然、あなたは女のいない男たちになる『女のいない男たち』

カンヌ国際映画祭で話題となった「ドライブ・マイ・カー」を見て、原作のこの本を読んでみた。初めての村上春樹。しびれた。 6作の短編小説から構成される本作は、それぞれに女のいない男たちが登場する。離婚や死別、関係の終了など、残された男たちの喪失…

【書評】賢人になるために歴史に学ぶ。『The World(ザ・ワールド) 世界のしくみ』

みなさんはニュースだけを見て、表面的に知った気になっていませんか?この本は、現在叫ばれているグローバルな問題(ウクライナ情勢、温暖化、移民)を薄く、そして広く取り上げ、歴史からおさらいしようという本です。賢人は歴史に学ぶを地でいくような内…

【書評】この本の半分は優しさでできています。『きまじめでやさしい弱者のための「独立・起業」読本』

冗談ではなく、この本は本当に半分優しさでできた本なのだ。起業したいけど、色々なことが気になって躊躇している人、社会的にマイノリティという立場にあって起業のハードルが高くなっている人。そんな人を勇気づけるために、本当に一冊の半分を割いている…

【書評】これまでまったくお金と向き合ってこなかったことに気がつきました。『50代から老後の2000万円を貯める方法』

一時期ニュース等で騒がれた「老後2000万円問題」。そんな金額をどうやって貯めればいいの?特に50代以上の方々は、ビビった〜という人も相当いらっしゃったのでは?人生の後半戦に於いてでも尚、普通のサラリーマンだからこそ手堅く“老後の安心”を買える方…

【書評】いじめはヒトが備える社会的排除行動『ヒトはいじめをやめられない』

21世紀にもなって戦争を始めた国がある。歴史は繰り返すというが人間は本当に愚かだとつくづく思う。どこかの本で「ヒトはジーパンとアップルウォッチをした原始人である。」と表現していたがその通りだと思う。 ヒトは生存確率を高めるために群れながら生き…

【書評】いじめはヒトが備える社会的排除行動『ヒトはいじめをやめられない』

21世紀にもなって戦争を始めた国がある。歴史は繰り返すというが人間は本当に愚かだとつくづく思う。どこかの本で「ヒトはジーパンとアップルウォッチをした原始人である。」と表現していたがその通りだと思う。 ヒトは生存確率を高めるために群れながら生き…

【書評】「ハートの強さ」とは『心を鍛える』

人間関係は星座みたいだと思ったことがある。近い星も大事だけれど、様々な距離の星がなければ星座はできない。そして、それぞれの距離にそれぞれの良さがある。著者の二人は、最適な距離を保ちながら光る二つの星のようだ。 本書では、20代の頃からIT事業で…

【書評】人を悪者にしても自分は幸せになれない『ホリエモンとオタキングが語るこれからの動画の勝ち筋』

本書は、オンラインサロン堀江貴文イノベーション大学校(HIU)で行われた対談の内容を元に作られている。そのため、HIUメンバーでなければ知り得ない情報が詰まったとても貴重なものだ。 評者は、主宰者である堀江貴文氏と様々な著名人や各分野で活躍する専…

【書評】必読のレア対談!!『ホリエモンとオタキングが語るこれからの動画の勝ち筋』

すでに数百万の動画再生数を誇るホリエモンが、オタキングこと岡田氏に動画についてさまざまな質問をぶつけるレアな対談。 飛び抜けて博識の二人が繰り広げる動画の話は広く深く高度で、自身の動画歴の長い岡田氏の回答も鋭利。資産としての動画の価値、関西…

【書評】東京の路上で寝るなら都庁下一択ですよ。『ルポ路上生活』

「言葉が悪いけど昔のホームレスというのは乞食でしょう。今のホームレスはただ家がないというだけなんだけど、昔の考え方で止まっている人が多いんだよね。このおじさんなんて成城石井で買い物してるんだから」衝撃。だが、この記述にしたって、その衝撃の…

【書評】茶道から余裕のある生き方を知る!『「お茶」を学ぶ人だけが知っている 凛として美しい内面の磨き方』

『教養としての茶道』の著者による新著である。前作が概論であるならば、本著は詳論である。茶道を知らない人でも茶室という名前は聞いたことがあるだろう。茶室はこじんまりとした空間である。その小さな空間を通じて得られるあり方を普遍化する方法を教え…

【書評】発音を知らない英語は聞き取ることができないという事実に納得!英語を学ぶ前に読んで頂きたい。『英語耳』

世の中には星の数ほど英語勉強法があり、仕事・留学・趣味などで学んでいる人が多いと思います。読み書きならば翻訳ソフト等で最悪なんとかなりますが、リスニングやスピーキングとなるとハードルが高いと思います。 そんな中、リスニングに対する考えが根本…

【書評】HIUの月例会って?『ホリエモンとオタキングが語るこれからの動画の勝ち筋』

本書では、堀江 貴文氏が「〇〇についてどう思いますか?」と尋ね、岡田 斗司夫氏が回答する形が多く見受けられる。これからの動画の勝ち筋について岡田氏の分析を1つ紹介する。 これからの動画は、感情をマッサージするような尺の長い動画(ドラマ)とパン…

【書評】ある書店が閉店するまでのノンフィクション『傷だらけの店長〜それでもやらねばならない〜』

書店数の推移、2000年には約21000だったのが2020年には約11000と約半分に減った。その中の1つに本書の書店も含まれている。時代の波に逆らえず、愚直に本を愛した店長が最後まで抗った物語。忙しかった時期もあったが、近くに大型書店が出来て徐々に客足が…

【書評】簡単に壊れてしまうヒト『快感回路』

だいたい本を読むときは好奇心を発生させるためか仕事で壁にぶち当たるときである。仕事で壁にぶち当たる度に周りから「流せるようになると良いね。」とアドバイスをもらうが一向に流せることができない。自分でも思う。哀れである。 快感経路とは人を依存…

【書評】無意識の世界『ユングの心理学』

自分でも気付いていない、未知の自分。それは時に夢として反映される事がある。無意識は身体的と心理的の2つある。身体的なものは心臓が脈を打ったり、脳が指令して体温を調整をしたり、不随意的なものである。これは想像しやすいと思うが、心理的な無意識…

【書評】自分で自分のご機嫌をとる『うまくいく人が仕事以外でやっていること99』

「見ることのできる人は多いが、観察できる人はめったにいない」本書はこの言葉から始まる。これは著者が小学生の時の理科の教科書に書いてあったものだそうだ。どんなものの中にも自分の心の目で美を見出し、そしてその美を他人と分かち合うことにより、互…

【書評】無駄な買い物をしないための思考プロセス。『高卒自衛官が実現した 40代で資産2億円をつくる方法』

著者は、高校卒業後に海上自衛隊に入隊した。何故自衛隊を就職先に選んだのかと言えば、衣食住がついてしっかり貯金が出来る。それと、仕事を通して様々な国を訪れたいという想いがあったからだった。しかし、海上自衛隊の勤務は規則に縛られた環境下に置か…

【書評】社会人必須の教科書『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』

社会人になって数年が経つが何冊本を買おうとも読み直す本は決まってくる。マーケティングやサラリーマンの処世術については森岡さんなのだ。チームに施策が浸透しない、見当違いな人事評価、誰も決断しない会議などサラリーマン病にかかったときにこの本に…

【書評】日本人が苦手な宗教と哲学が体系的に学べる教科書の紹介です。 『宗教と哲学全史』

みなさま宗教と哲学知識に関して自信はありますか?私も含めて日本人にとってこの分野は苦手とする部分だと思います。人類最大の謎である「人はどこから来てどこへ行くのか?」「世界はどうしてできたか?」に対し、過去の偉人たちはどう考えてきたのか?を…

【書評】20世紀最大の発明は鉄の箱『コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった 』

20世紀最大の発明は?と聞かれて、何を思い浮かべますか?携帯電話・PC・ジェット機など色々ありますね。しかし、「コンテナ」と答える人は皆無ではないでしょうか?ここでいうコンテナとは海上輸送用コンテナであり、シンプルに言うと約4トンの鉄の箱。これ…