HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】夢や願望だけでは応援はされない『共感SNS』

「私は、ダサい界のトップになる」 SNSで共感されたり、つながりたくない人はいないのではないだろうか? 多くの人は、大義名分や社会性の旗をふるとついてきてもらえると思ってしまうが、それは大きな間違いだ。 ファンは自分の投稿の理由や想いに共感して…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/7/21-27】

1位 bookrev.horiemon.com 2位 bookrev.horiemon.com 3位 bookrev.horiemon.com 4位 bookrev.horiemon.com 5位 bookrev.horiemon.com 6位 bookrev.horiemon.com 7位 bookrev.horiemon.com 8位bookrev.horiemon.com 9位 bookrev.horiemon.com 10位 bookrev.ho…

【書評】やらなかった後悔で満たされないために 『自分のことだけ考える。無駄なものにふりまわされないメンタル術』

自分のことだけ考えて生きていますか。他人の顔色を窺ってストレスを溜め込んでいませんか。本書は他人を気にした人生を送ることの無意味さを説き、一人でも多くの人が幸せに過ごせるように語りかけている。 重要なことは自分が何をするのか、それによって何…

【書評】部下と一緒に飲み屋で愚痴っていいのは係長まで『はじめての課長の教科書』

本書は世界初の中間管理職の入門書だ。世界中で従業員のための本、経営者のための本の良書はよくあるが、日本の組織では中間管理職が非常に重要となる。 課長はなぜ最も大変で、重要となるか?。まず1つ目は優秀でない部下の世話をする唯一のポジションだか…

【書評】株って簡単だし、楽しいじゃん! 『めざせ「億り人」! マンガでわかる最強の株入門』

仕事をクビになった女の子が株に興味を持ち、億を稼ぐトレーダーになることを目指して頑張る物語。マンガの合間に株取引の説明が入り図解も多く、理解しやすい構成となっている。著者の安垣理氏は自身の20年以上の株式投資の経験から本書以外にも入門書を多…

【書評】あなたも頼ってみる?『「おっさんレンタル」日記 』 

「おっさんの地位向上!」のために僕はおっさんレンタルを始めた。きっかけは電車内で聞こえた女子高生のありふれた会話だった。「おっさんてすぐ説教するし、嫌なんだけど。見た目もイケてないし。」よくよく聞くと話しているのは学校の先生のことのようだ…

【書評】100年前のユーラシア大陸横断旅行『明治の建築家 伊藤忠太 オスマン帝国をゆく』

築地本願寺や湯島聖堂を設計した建築家、伊藤忠太が3年かけて日本建築のルーツを探る旅に出ます。筆まめだった忠太が記した100冊にもなる手帳を元に現在トルコの大学で教鞭をとる著者がトルコの文献と照らし合わせて解説します。建築意匠の細かい洞察から現…

【書評】アニメ化もされた!!ツイッターでバズる漫画!!貴族出の少女士官と殺戮兵器に人体改造された男が、”戦災”という病からこの国を救っていく--!!!『Pumpkin Scissors』

本作は戦争終結後の戦災復興がメインのテーマで、「戦争が終わったからといって人々の苦しみ悲しみが即座に無くなる訳ではない」という戦争後の国の混乱について取り上げている作品です。 主人公のランデル・オーランドは脳改造されているため、ランタンに蒼…

【書評】ビジネススキルはスポーツと同じ、日々練習することで鍛えることができる『たった一人で勝つ方法 稼げるフリーランスの仕事術~人間関係編~』

本書は前作『たった一人で勝つ方法 稼げるフリーランスの仕事術~仕事編・メンタル編~』の続編であり、人間関係に特化したものである。 著者は営業マン、営業コンサルタントとして約20年以上の経験があるそうだが、そのうち7年もの間は、ダメ営業マンだった…

【書評】悩みっぱなしの方へ 『あなた何様?』

私たちはなぜ悩んでいるのか。人間だからでしょうか。という哲学的な問いは置いといて本書は“世界一ふざけた心理学”がサブタイトルであり大変読みやすくなっています。 本書は悩みを“免罪符”と捉えています。悩んでいる状態のおかげで何かをしなくて良いから…

【書評】やりがいと楽しさに唾を吐き、夢と希望は便所に流す『お前なんかもう死んでいる』

「ちょっとずつ給料が上がっていく計算して、ちょっとずつ階段を昇るような人生を歩いているヤツなんかいい気味だって思いますよね。」これは本書の“はじめに”の一文である。 猿岩石人気が終わり仕事は消え、7~8年月収は一桁、給料は0。家に引きこもりノイ…

【書評】今週読まれた書評【2019/7/14-21】

1位 bookrev.horiemon.com 稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書) 作者: 木下斉 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2015/05/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (12件) を見る 2位 bookrev.horiemon.com 3位 bookrev.horiemon…

【書評】会社潰したくないなー、誰か潰さない方法を教えてくれよ! 『あの会社はこうして潰れた』

本書は事例をもとに、企業が潰れる要因とその予兆についての傾向やポイントについて言及している。単に利益が確保できなくなるという観点だけでなく、いかにして信用が無くなっていくのかという流れも記載されているので読み取ってもらいたい。 企業が潰れる…

【書評】理不尽、不平等というサラリーマンのルールの中で 『課長島耕作』

あなたは“サラリーマン金太郎”と“島耕作”どちらが好きだろうか。私は“島耕作”派である。なぜ“島耕作”が好きなのかと考えると、その圧倒的リアル感ではないだろうか。 作者の弘兼憲史さんは3年間松下電器産業(現:パナソニック)で働き退職して漫画家になっ…

【書評】会社潰したくないなー、誰か潰さない方法を教えてくれよ! 『あの会社はこうして潰れた』

本書は事例をもとに、企業が潰れる要因とその予兆についての傾向やポイントについて言及している。単に利益が確保できなくなるという観点だけでなく、いかにして信用が無くなっていくのかという流れも記載されているので読み取ってもらいたい。 企業が潰れる…

【書評】競争から降りなければ何も始めることができない。『嫌われる勇気』

様々な成功法則の本を読んできた。読んだことがある人なら共通項があることに気づくと思うがその根底は「利他」ではないだろうか。どれだけ相手のニーズをつかみそれを満たせるのか。どれだけ相手を喜ばせるか。どれだけgive(与える)できるか。 問題はなぜ…

【書評】長年自分を磨き続けてきた人の輝きや、挑戦し続ける人生のカッコよさを体現する人に出会えることは、幸運なこと『苦しかったときの話をしようか~ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」~』

本書は、就活を迎える著者の長女に向けて、社会人としてのキャリアをどう成功させていくのか、また人生を輝かせて自分らしく生きるための本質的な原則について書かれたものである。 著者はP&Gに入社後「パンテーン」や「ヴィダルサスーン」のブランドマネー…

【書評】人間は他人と合せようとして、自分の3/4を失う『まんが 幸福について 』

「もっと自分自身に意識を傾けなさい、キミにとっての幸福はそこにある」 わたくし続木は、突然「幸せな大人になるための研究家」になりたくなって、この本を読んでみたんです。 マンガですけど。 で、人が「幸福になるための条件」が解ったんです。 それは…

【書評】生産性のまとめ本、ちょう勉強になる。『最速で課題を解決する 逆算思考 』

『逆算思考』つまり、まずはゴールを定め、ゴールまでを最短距離で進むこと。本書は仕事の生産性を高めるための技術がまとまった非常に勉強になる一冊だ。 ある日仕事が降ってきたとする。①すぐに着手する。②ゴールを考える。③やるかどうか考える。あなたは…

【書評】女性を触るとき『触れることの科学』

男性の読者の皆様は女性にどう触れていますか?触れる際に何か気を付けていることはありますか?このことを考えるには“皮膚”という触覚器を考えなければいけません。 触覚が優れている点は、優しく(適切な速度でのみ)撫でられるのを好む傾向を持つこと、そ…

【ランキング】今週読まれた書評【2019/7/7-13】

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【書評】『人生に必要な荷物いらない荷物』

人生を時計で表し午前と午後で分けてみる。そうすると午前中に必要だったものが、午後の夕刻には取るに足らないものとなっているかも知れない。読者が午前中を何に例えるかは分からない。以前いた職場のルール、子供のころ覚えた常識、学生の時に身に着けた…

【書評】食は命なり、食には未来を切り拓く力がある『三国志メシ(1)』

主人公の「三国志」好きが高じて入った中華料理の道。家族で店を営み早10年。料理の腕前もよく、三国志マニアが集まる中華料理店として続けてきたが、10年という時とともに何か大切なものを忘れてしまっていた。 中華料理の世界に入った当時は、三国志に登場…

【書評】エロ大国・中国『性と欲望の中国』

2005年の性生活満足度は世界ワースト1位(2位は日本)、わずか22%だった中国は2018年度の調査で57%にまで上昇する。 ちなみに、あのTENGAが行った2018年度の調査では日本は最下位だ。 中国国内をちょっとのぞいてみよう。 お金を持つと思い浮かべるのは不倫…

【書評】企画・開発を行う全ての人に読んでほしい『世界一やさしい プロジェクトマネジメントのトリセツ』

PMBOK、PMP、P2Mプロジェクトマネジメントに関する資格が少しづつ流行ってきている気がしなくも無い。本書はプロジェクトマネジメントについてさらっと一通り学べる本だ。 内容よりまずはターゲットから行こう。プロジェクトマネジメントは管理職はもちろん…

【ランキング】今週の書評ランキング【2019/6/30-7/6】

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【書評】これ一冊でソクラテスとニーチェがなぜ凄いかを語ることができるようになる『正義の教室 善く生きるための哲学入門』

本書らタイトル通り一冊を通して正義とは何かについて学ぶ本だ。"平等"であることが正義か、"自由"であることが正義かそれとも"宗教"であることが正義かこれは人類が数千年かけて議論してきた普遍的テーマである。 本書では平等を尊重する"功利主義"すなわち…

【書評】面倒な人間が増えたいま『いまこそアダム・スミスの話をしよう』

書店に行くと「好きなことで食べていく、会社〇隷解放宣言」などのタイトルの本が多く出版されていると感じる。また、自分探し系や幸せ系の書物も多い。 仕事は社会の必要によって生まれるものであるため、社会が変化すれば当然、仕事も変化する。現代では特…

【書評】桃園で子豚のフライ丸ごと食っちゃおっかなぁ〜『三国志メシ』

三国志の食事を再現するイベントを季節でやれば、意外と風流ではないであろうか? 心配は要らない。 三国志時代のレシピは全て文献で残ってるし、なんなら巻末にも書いてある。 昔だから難しい調理もやってない。 洗練された投資家で文筆家の加藤ひろゆきさ…

【書評】バカは死ね!自由主義が行き着く先はそこなのか?『正義の教室』

「は?倫理的?自分的に、ってことでしょ!」 そう、物事は立ち位置で随分と見方が変わってくる。 キリスト教的に同性愛者は認められないが、とあるテロリストは独立を望む人間からは英雄だ。 この本に出てきた問いは私には簡単だった。 「他人は知らないが…