自分のことだけ考えて生きていますか。他人の顔色を窺ってストレスを溜め込んでいませんか。本書は他人を気にした人生を送ることの無意味さを説き、一人でも多くの人が幸せに過ごせるように語りかけている。
重要なことは自分が何をするのか、それによって何が変わるのかだ。自分の為すべきことに信念があるのであば、他人の悪口は気にしなくていい。その信念が客観的に正しいのか間違っているのかどうかも重要ではない。大事なのは、まずは自分中心に考えることだ。
理解されたいなんて思わない。周囲との軋轢を避けたところで誰かが褒めてくれるわけではないし、精神衛生上も悪い。私も他人の顔色を窺って行動することが少なからずある。そしてその時間が終わった時に物凄いストレスを感じている自分に気づく。そんな気持ちになるぐらいだったら仲良しごっこなんてやめて、さあ炎上しようか。
著者の堀江貴文氏はこれまでも『本音で生きる』、『好きなことだけで生きていく』など他人を気にせずに行動することの大切さを伝える本を多く書いている。本書はその中でもメンタルを変えることに特化した内容だ。
私自身、メンタルが強い方ではないためこの本の言葉が身に染みて時々読み返す。無駄な気遣いなどせず、自分のことだけ考えて生きていこう。他人の期待を満たすために生きているうちは、自分の人生を謳歌することができない。
(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: 新書
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