人文・評論
魚料理は美味しい。ホッケやししゃもにエイヒレにお造り・・・、仕事終わりの会社の仲間との一杯や友人との思い出話をその美味しさで彩ってくれる。この作品はそんな美味しい魚料理を人魚姫が食べる話だ。 魚にとって人間は自分たちの生活を脅かす天敵だ、あ…
本書は幕末から明治、大正、昭和と生き抜いた起業家の著者が「人間とは論語で人格を磨く」、「算盤で資本主義で利益を追求」この2つを追求が大切と説いた書籍である。 人が世の中を渡っていくためには、成り行きを広く眺めつつ、気長にチャンスが来るのを待…
シャネルといえば、自力でシャネル帝国を築き、さらに女性の社会進出が難しかったその時代に「女性の生き方に革命を起こした人」とも言われている。莫大な富と名声を手にし「シャネル自身の生き方」についても当時から注目を集め、シャネルに関する書籍は多…
本書は、拒絶や失敗を乗り越えるというテーマで書かれています。 ここでは、拒絶や失敗の数を減らすことではなく、それらへの対応や解釈について述べられています。 本書ではカーネル・サンダースやシルベスター・スタローンを成功者として挙げ、彼らと他人…
この絵本を読んだのは小学生のころ、国語の教科書に掲載されていた。それ以来目にすることはなかったのだが、どうにも記憶の隅に残っていたので取り寄せてみた。本作品はマーケティングの絵本だ。 主人公のアナトールはねずみの一家の大黒柱だ、妻の他に6匹…
本書は現代の日本の状況を解き、自分たちはどのようにして社会にコミットしていけば最善なのかを語られた書籍である。 とくにこれから重要になってくるのが、「百姓的な」生き方だ。どういうことかというと、100の生業を成すことを目指したほうがいいのであ…
平たく言えば習慣的な読書がいかに大切かを説いている本だと思っている。特に共感するのは環境についての考え方だ。読書を、ひいては学ぶためには環境が大切なのだ。著者の“知的空間”に対しての拘りはすごい。学生で空間に手が出せない人は、理想的な知的空…
家から自転車で20分、田んぼを抜け自転車をガードレール付近に停め、雑木林の中の秘密基地に午後2時に集合する。基地という言葉ほど立派なものではなく、倒れた木で骨組みを作りその上に枯れた蔓をたくさん被せ屋根を作る程度のものだ。当時そこに機能性を求…
本書はマンガ『島耕作』シリーズの中から、人間関係を中心に、仕事を進める上で大切な100の名言が収録されています。 出世競争、左遷、上司からの理不尽な叱責、同期の裏切り……様々な問題が勃発するサラリーマンの世界。 仕事ができたわけでもない、エリート…
多くのビジネスがネットワークへ移行している現在、組織に所属することが必ずしも安泰ではなくなってきている。学校を卒業し、一社で継続して働くことがリスクにもなりうる。 大企業という肩書きがあってこそできた仕事も、会社を辞めた途端に相手にされなく…
本書は著者が修士論文を書くため、実際にキャバクラで働いて、どういった商売のシステムなのかを探ぐり、人間の心理、社会学を交えて記録されている。 客はキャバ嬢を「普通の女の子」として扱いたがる。そして、店の外で会おうとする。だから、長期的な関係…
1961年、第35代米国大統領に就任したジョン・F・ケネディは、日本人記者団からこんな質問を受けた。「あなたが、日本で最も尊敬する政治家はだれですか」ケネディはこう答えた。「上杉鷹山(ようざん)です」この上杉鷹山という人物、聞き覚えがない方も多い…
女の子。 大好きな人と恋愛をして、結婚する。そして、可愛い赤ちゃんを産んで、家族の皆が笑顔の絶えない家庭を持ちたい。 女の子たちのささやかな願いの一つだと思います。 そんな女の子たちに著者は質問をします。 結婚相手がぶっ壊れて、暴力を振るうよ…
「群れ」の中で生活することで知らず知らずのうちにストレスをためてしまう現代人に、精神科医の著者は「ひとりの時間を持つ」つまり「ソロタイム」を持つことをおすすめしている。 「ひとり」というと、どうしても「lonely」という言葉が意味するような「寂…
日常の様々な場面においての作法。 抽象的なことは知っていても、具体的なことについては理解していない人も多いだろう。しかし「知ったかぶり」というのは、もちろん避けたいものだ。 本書では、・鮨屋へ行ったとき・そばを食べるとき・てんぷら屋に行くと…
2017年12月28-30日。この3日間に開かれた天才万博ではホームレスが1500人を集客した。これはそんなホームレスの自叙伝である。 ホームレス小谷とは元芸人で、自分の1日を50円で売って生きている。50円と言うのがポイントで50円で仕事をした後に、50円は悪い…
日常の様々な場面においての作法。 抽象的なことは知っていても、具体的なことについては理解していない人も多いだろう。しかし「知ったかぶり」というのは、もちろん避けたいものだ。 本書では、・鮨屋へ行ったとき・そばを食べるとき・てんぷら屋に行くと…
男の人ってどんな人と付き合いたいの? モデルみたいな子が良いの?グラビアアイドルみたいな子が良いの?男性はどんな人を愛するのか……… 男性はメリットがないと恋愛をしません。それは社会的な生き物であり、恋愛が自分の社会で自己実現にプラスになると思…
毎日の食事は自分の命を作るものだ。健康でいられるかどうかは、日々の食習慣が影響していることは誰もが知っていることだ。しかし、人により「気遣っていられない」「いちいち関心を持っていられない」と満腹感を満たすためだけに食事をする人もいる。 その…
相手のために、良かれと思って行った気づかいでも、そこには一流の気づかいと二流の気づかいがある。単に気づかいさえすればいいということではない。あなたはどちらの気づかいをしているのだろうか。 そもそも気づかいは、相手にお世辞を使うことではない。…
衰退していた日本のバッグ業界に、革命を起こし、現在も成長を続けているイタリアのバッグ製造業「オロビアンコ」は、なぜこれほどまでに成功したのだろうか。 まず、オロビアンコの顔でもあるジャコモ・マリオ・ヴァレンティーニ氏は、創業者であり、オーナ…
「源氏名はどうしようかしら?」 「源氏名?」「お店での名前よ。ニックネームみたいなものね」 私はちょっと考えてから答えた。「あまり……アマリにします。余りものの”アマリ”」 著者、葉山アマリさんの名前の由来です。 “余りもの”とは一体、何のことなの…
読書には3種類ある。情報のための読書、理解のための読書、娯楽のための読書である。本書は理解のための読書の技法を体系的にまとめた唯一の本である。 情報のための読書とは雑誌、広告なども含む知識をただ得るための読書。本書で扱うのは読み手と書き手と…
戦前、日本において教育書、教養書として学生必読と言われていた本はいくつかある。『三太郎の日記』、『善の研究』、『出家とその弟子』。そして今回紹介する『君たちはどう生きるか』であり、今回本作は初めて漫画化された。 本作品は主人公のコペル君とお…